Wデート中だったカップル。
幸せな時間になるはずだった元旦ー。
乗っ取られた2人の彼女が、彼氏たちを困惑させる…!
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「憑依…?何言ってるんだ?」
健吾が言うと、
真菜が微笑みながら答えた。
「--わたしたち、この男の人たちに
身体乗っ取られちゃったの!」
真菜も、隣にいる陽奈も、
イヤらしい笑みを浮かべている。
「ね~!」
真菜が陽奈の方を向いて言うと、陽奈も「ね~!」と
嬉しそうに返事をする。
「--お、おい…冗談だろ!」
雷太が叫ぶ。
すると陽奈が、倒れている赤髪の男の身体を足であおむけにすると、
そのポケットから”憑依Kiss”と書かれた容器を取り出した。
「じゃ~ん!これが憑依薬~!」
「どう?これで信じてくれた?」
陽奈と真菜が笑いながら言う。
「わたしたちの身体は俺たちの思いのまま!
うひゃひゃひゃひゃひゃ!」
真菜が狂った笑みを浮かべながら言うと、
陽奈も「うひゃうひゃひゃ!」と笑い始めた。
笑い終えると、真菜もニヤニヤしながら
うつ伏せで倒れている茶髪の男を足で転がして
仰向けにさせた。
長い髪を抑えながら、黒タイツに包まれた足が、
茶髪男を乱暴に扱っている。
「--真菜!真菜!」
真菜の彼氏である健吾が叫ぶ。
しかし、真菜は健吾をゴミのような目で見つめると
微笑んだ。
「--今から、証明してあげる」
真菜が陽奈の方を向いて、にやっとすると、
倒れている茶髪男のズボンをおろし、さらには下着もおろし、
倒れている男のそれを真菜が咥えはじめた。
「んふふ~今暖めてあげるね~?
おれのからだ…ふふふ!」
見知らぬ男のアレを咥える真菜を見て
健吾は凍りついた。
「ま…真菜…!」
「~~うへへへへ!
自分のソレを咥えるなんて変態だなぁ~!」
陽奈が手を叩きながら笑うと、
陽奈も「ちょっと気持ちわりぃけど、やるか!」と笑う。
中身は男である自分たちにとって
あれを咥える、というのは、心地よいものではないし、
むしろちょっと気持ち悪い。
しかしー
目の前にいる彼氏たちに精神的ダメージを与えるためには
手っ取り早い方法だった。
「---テメェ!」
雷太が叫ぶ。
雷太が陽奈の胸倉をつかむと、
陽奈は不気味に微笑んだ。
「殴れば?」
挑発的に言う陽奈。
ツインテールが風に吹かれて揺れるー。
「--…くっ…テ…テメェ・・!」
雷太は悔しそうに声を出す。
真菜と陽奈がこんなことをするはずがない。
と、なれば2人は本当に倒れている男たちに憑依されている。
「---ほら、殴れよ!
自分の女に手をあげる彼氏!!
いやぁ、最高だね!」
陽奈がニヤニヤしながら言う。
「ま、傷つくのは”わたし”だねどネ?
うふふふふふふ…!」
陽奈の胸倉をつかんだまま
雷太は怒りに震えている。
「んふふふ~
健吾~!わたし、この人のミルク飲んじゃう~!」
真菜が茶髪男の大きくなってきたそれを
何度も何度も口に入れながら笑っている。
「や…やめろ…!」
健吾も怒りに震えていた。
しかし、真菜をどう止めていいのか分からず、
困惑していた。
「--なぐれ!なぐれ!殴れ!な・ぐ・れ!」
胸倉をつかまれたままの陽奈が
嬉しそうに喧嘩腰で叫ぶ。
陽奈の狂った表情を見つめると
雷太は「うあああああああ!」と叫んで、
陽奈から手を放した。
「---へっ!ば~か!」
陽奈はそう言うと、
雷太に唾を吐きかけた。
そして、雷太の急所を蹴り飛ばすと、
苦しみながら倒れた雷太の上に乗って微笑んだ。
「そんなにわたしのことが好きなんだ?」
陽奈が笑う。
「くそ…やめろ!!陽奈を返せ!」
雷太は、あおむけに倒れた状態で
陽奈に乗られながらも、負けじと叫んだ。
「--じゃ、わたしのこと嫌いにさせてあげる!」
そう言うと、陽奈はスマホを取り出して
にやりと笑みを浮かべた…。
「--真菜!やめろ!」
健吾は、茶髪男のそれを咥えて、
口元を白く汚しながら微笑む真菜を見て叫ぶ。
「んふ~!ごちそうさま~!」
笑いながら口を拭く真菜。
「--ま、、真菜…」
健吾は悲しそうに真菜の方を見つめる。
真菜は馬鹿にしたような笑みを浮かべて、
自分の黒タイツを指でなぞりながら健吾に言う。
「わたしのこと、そ~んなに大切なんだ~?
じゃあさ、お別れに、わたしの太もも、
舐めさせてあげる…!」
真菜がそう言いながら健吾に
近づいてきて、健吾の耳元でささやいた。
「ほら、舐めたいでしょ?わたしの太もも」
甘い声で誘惑する真菜。
健吾は
「お…お前は真菜じゃない…」と冷や汗をかきながら呟く。
「うふふ…舐めたいの?舐めたくないの?どっち…?」
真菜がさらに誘惑するような声を出す。
健吾は、中身が真菜じゃないと分かっていながら興奮してしまう
自分に腹を立てながらも、答えた。
「…お、、、俺が好きなのは、、、真菜だけだ!」
健吾の言葉に、真菜は口調を豹変した。
「なめてぇだろ?彼女の太もも。素直になれよ?」
低い声で脅すように言う真菜。
「--う…うぅぅ」
健吾は悔しそうに身体を震わせた。
そして…「くそぉぉぉぉぉ!」」と叫びながら
健吾は真菜の太ももを舐めはじめた。
真菜は勝ち誇った表情で自分の太ももを舐める健吾を見つめた。
「--やめろぉぉぉぉぉ!」
雷太の悲鳴が響き渡る。
彼女の陽奈は、雷太のアソコを靴で踏みにじりながら
その様子を動画に撮影していた。
「~~ほ~ら!彼氏にこ~んな酷いことをしてる!
どうわたしのこと嫌いになった?なった~?」
悲鳴をあげる雷太を見ながら
小動物をいたぶるかのような笑みを浮かべている陽奈。
無邪気な陽奈の面影はそこにはなく、
ドSな雰囲気に溢れる女の姿がそこにはあった。
「うわあああああ!」
雷太が痛みに耐えながら泣き叫ぶ。
「うひひひひっ!いい声で泣くじゃん~!」
陽奈が笑いながら、スマホでその様子を撮影していると、
横から「そろそろやろうぜ」と言う声が聞こえた。
陽奈が、雷太を踏みにじるのをやめて、
真菜の方を見て笑う「そうだな」と呟くと、
2人は自分の彼氏から離れて、距離をとった。
太陽が登ってくる中、二人は不気味に微笑む。
「--わたしたちの身体、返してほしい?」
真菜がいつもとは違う、人を小馬鹿にした口調で笑う。
健吾も雷太も怒りの形相で二人を見つめた。
「こ~~~わ~~~い~~~!」
陽奈が甘えたような声で2人を見つめる。
「くそっ!」
雷太が拳を握りしめて、二人を睨む。
健吾も口には出さなかったが
気持ちは同じだった。
人の彼女をこんな風にしやがって!と、
怒りがふつふつと湧き上がってくる。
「---今から出すクイズに3問正解できたら
わたしたちの身体、解放してあげる」
真菜が笑いながら口元の白い液体を舐めながら言うー。
「---テメェら、ふざけやが…」
怒鳴り声をあげる雷太を
隣に居る健吾が抑えた。
そして、真菜の方を見て言う。
「そのクイズとやらに正解できたら、
本当に2人を解放するのか?」
健吾が言うと、
真菜はにやりと笑った。
「当たり前だろ?」
そう言うと、自分の身体…茶髪の男の身体を
踏みつけながら微笑む真菜。
「--このままにしといたら俺たちの身体が
死んじまう。
だから、クイズに正解したら、こいつらの身体は
返してやるぜ」
真菜は自分の身体をベタベタ触りながら笑っていた。
「---分かった」
健吾はブチ切れそうになりながらも抑えて、
そう返事をした。
「--健吾、お前、何考えてやがる」
怒り心頭の雷太が言う。
だが、健吾は悔しそうな表情をしながらも
雷太に対して
「あいつらの機嫌を損ねると、真菜と陽奈ちゃんの身体で
何されるかわかったもんじゃない。
しばらく様子を見るんだ」と健吾は冷静に答えた。
「---」
雷太は歯ぎしりしながら頷いた。
「--先にあんたたちが3問正解したらわたしたちは解放!
あんたたちが先に3問不正解したら…」
陽奈はそこまで言うと、
自分の胸を両手で揉み始めた。
「わたしたちの身体は俺たちのものだ~~!
へへへへへへへっ!へへへへへへへっ!!!!」
「貴様ぁぁ~~~!」
好き勝手される陽奈を見ながら、
雷太は顔を真っ赤にして震えるー。
「--第1問~!」
真菜が嬉しそうに宣言した。
「わたしたちの下着の色はな~んだっ!?えへへ」
陽奈が胸のあたりを指でなぞりながら微笑む。
「なんだと…!」
「ふざけた問題だしやがって!」
健吾と雷太は怒りの形相で、二人を睨む。
だがー
理知的な健吾はすぐに真剣に考え始めた。
真菜とエッチしたことは数は少ないがある。
その時の下着の色は、何だったかー?
健吾は、
”くそ、どうしてこんなこと真剣に考えているんだ”と
思いながらも、
前のエッチの時は、確かピンクだったと思い浮かべる。
「---」
一方の雷太は、エッチなんかしたことねぇぞ、と思いながらも
陽奈の好きな色を考える。
必死に考えている二人を見ながら
2人の彼女は腕を組んで、バカにしたような視線を
2人に送っていた。
「ーーーピンクだ」
健吾が言うと、雷太が健吾の方を見ながら「--み、緑だ!」と叫ぶ。
「緑!?」
健吾が一瞬表情を歪めながらも、
雷太がそう言うのなら仕方がない、と思いつつ
2人の彼女の方を見た。
「正解は~~~?」
笑いながら自分の服を触る真菜。
真菜はマフラーやコートを脱ぎ捨てると、
下着を見せつけながら微笑む。
「あ~~紫だ~~♡
えへへ!健吾、ざんね~ん!」
寒そうにしながら真菜が下着を出して笑っている。
「---私は白でした~!うへへへへ!」
陽奈も笑いながら下着を見せている。
「くそっ!俺の陽奈にそんなことさせやがって!!」
雷太が怒鳴り声をあげる。
もう、怒りが爆発寸前だった。
「--わたしたちのことな~んにも知らないんだね!」
真菜が笑いながら陽奈に言うと、
2人口をそろえて「ね~!」と言って笑いだした。
「--ふふふふ♡ 不正解の罰ゲーム~!」
そう言うと、真菜は陽奈に抱き着いて、
女2人でディープなキスをしはじめた。
「ンんふふふふふふ♡真菜ちゃ~ん」
「えへへっ陽奈ちゃんのくちびる~~♡ くへへへへ」
2人は唇や胸をこすり合わせながら
イヤらしい声と音を立てて、快感に身を委ねている。
「くそがっ!」
雷太が叫ぶ。
健吾は冷静に「早く第2問を出せ!」と叫ぶ。
その言葉を無視して抱き合う2人ー
「---くくくっ…
この身体も心ももう俺たちのものだー」
真菜は陽奈とキスをしながら
小さな声でそう呟いたー。
③へ続く
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コメント
奪われてしまった二人の運命は…?
次回が最終回デス~!
コメント
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憑依者同士で百合百合なコトしちゃうシチュは好物でございます!
雷太がまだエッチさせてもらってないのには苦笑
まだエッチもしてない彼女の肉体を、クズ男に奪われて好き放題されてるのか~、これはかわいそーです(棒)
果たして彼女たちは救われるのか、次回が楽しみです。
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> 憑依者同士で百合百合なコトしちゃうシチュは好物でございます!
> 雷太がまだエッチさせてもらってないのには苦笑
> まだエッチもしてない彼女の肉体を、クズ男に奪われて好き放題されてるのか~、これはかわいそーです(棒)
> 果たして彼女たちは救われるのか、次回が楽しみです。
ありがとうございます~
次回もお楽しみください~☆
雷太君は…そうですネ~笑