やりたい放題の妻と離婚したい夫。
しかし、離婚を許さない養父ー、
妻の父が、妻に憑依した。
憑依された妻との奇妙な共同生活の行方はー?
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「な…何をしてるんだ!?」
メイド服姿の瑞穂を見て、幸助は叫ぶ。
「~~~ふふ、あなた♡ おつかれさま!」
瑞穂が近寄ってきて、
そのまま寝室へと幸助を連れて行く。
「---幸助~!」
笑いながら瑞穂は、幸助をベットに押し倒すと、
そのまま上から覆いかぶさった。
「しごと頑張ったご褒美~!」
ネコ耳をつけたメイド服姿の瑞穂が
「にゃんにゃん~!」と言いながら、
幸助にキスをした。
「う…うあああっ、、やめ…!こころのじゅんびが…!」
幸助が叫ぶ。
しかし、瑞穂はお構いなしに幸助の舌に
自分の舌を絡めた。
「んふふふぅ~♡
わたしも興奮しちゃう~!」
瑞穂が顔を真っ赤にしながら微笑んでいる。
その綺麗な指で、幸助の身体をなぞると、
甘い声を漏らしながらズボンを下ろし始めた。
「お…お義父さん…!とお義父さん…!
タイム…
やばいですって!」
幸助が叫ぶ。
しかし、瑞穂は笑った。
「んふふふふ~♡
夫婦の営み、必要でしょ~?」
「ま、、待ってくれ!おい!」
幸助が叫ぶのもむなしく、幸助のズボンは降ろされて、
さらにはパンツまで降ろされてしまう。
「--は~~~!一度やってみたかったんだ~!」
瑞穂が幸助の大きくなったそれを見て微笑む。
「--やめろ~~~!この変態親父~!」
幸助が叫んだ直後、瑞穂は躊躇なく幸助のそれを
口で咥えて、甘い声を出し始めた。
「ひいいあああああああああ~~~!」
最近、このようなことがなかった幸助は、
1分持たず、白い液体を、瑞穂の中にぶち込んでしまった…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日。
「おっはよ~!」
起床してキッチンに行くと、
裸エプロンの瑞穂が居た。
「ぶふっ!?」
幸助は思わず噴き出した。
「どう?似合う~?」
瑞穂が笑いながら言う。
爪楊枝で自分の歯の掃除をしながら
弁当を作っている瑞穂。
おっさん臭さと、
瑞穂の色っぽさがまじりあって
なんとも言えない、色っぽさに溢れている。
「--あ、、あんた…」
幸助は唖然として言う。
「---自分が、一番楽しんでいないか?」
幸助がそう言うと、瑞穂は振り返ってウインクした。
「うん☆とっても楽しい!」
幸助は、そんな瑞穂の姿に唖然として、
顔を赤らめた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仕事中も幸助の頭の中には
瑞穂のことばかりが浮かんでいた。
今までは正直、帰りたくないと思っていた。
帰れば瑞穂から邪魔者扱いされて、
何の感謝もされず、
冷凍食品のちくわが1つ、おつまみとして
出されるだけだった。
もちろん、調理されているわけではなく、
”自然解凍で食え”と汚い字でメモ書き
されているだけだった。
それがーー今ではー
「おかえり~~おと~さん!」
セーラー服姿の瑞穂が、幸助を出迎えた。
「ぶふ~~~~っ!」
近くの自販機で購入したコーヒーを口から噴きだすと、
制服姿の瑞穂を見た。
「お、、、おおおおおおおい!
20中盤にもなって…何してんだ??
じゃない、何させてるんですか!」
幸助が叫ぶと、
瑞穂はくるっと回ってスカートをふわっとさせた。
よく見たら髪型もツインテールになっている。
「おとうさん!おかえりのエッチしよっ♪」
幸助の理性がはじけ飛んだ。
「…あぁ、しよう」
幸助は”父”としてそう答えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3日目ー
朝からエッチをした幸助は、
会社でも瑞穂のことしか考えられなくなっていたー。
帰宅後、瑞穂はチャイナドレスを着ていて
大胆に太ももを露出させて誘惑してきたー
当然、ヤッた。
4日目ー
その日も、朝からエッチをした。
帰宅すると瑞穂は、スクール水着姿で
ラジオ体操をしていた。
なぜラジオ体操なのか知らないが、
お義父さんの趣味だろう、と考えつつ
また、瑞穂とヤッた。
5日目ー
帰宅すると、瑞穂は鞭を持って
SM嬢のような格好をして微笑んでいた。
「--わたしに跪きなさい!」
甘い声で囁く瑞穂。
幸助は「はは~!女王様!」と叫んで跪き、
そのまま鞭で叩かれ続ける危ない夜を過ごした。
6日目ー
昨日の怪我を”治療”してもらい、
のんびりと土曜日を過ごした。
昼間、瑞穂は競馬をやりながら
まるでおっさんかのように大声で叫んでいたが、
それでも、平和な日常だった。
本当の瑞穂は、幸助が部屋から出てくるだけで
舌打ちをしたからだ。
新婚の夫婦のように仲良くしたり…
まるで、夢のような時間を過ごした。
スカート姿であぐらをかいていたり、
おっさんのように汚らしく歯を磨いたり、
しょっちゅうむせていたり、
ビール飲みながら素手でポテトチップスを食べたりしていて
中身はおっさんなんだなぁ、と思いながらも、
幸助は瑞穂のことを
改めて好きになっていた。
夜ー。
瑞穂にひざまくらをしてもらいながら、
幸助は、幸せをかみしめていた。
ショートパンツ姿の瑞穂の膝まくら…。
性格は最悪だったが、瑞穂は可愛らしいし、
一緒になるまではとても優しい女性だった。
結婚することで変わってしまったのか、
それとも本性が出てきたのかは分からない。
けれどもー。
優しかった瑞穂は、もういない。
「-----」
幸助は無意識のうちに、涙を流していた。
「・・・・・」
瑞穂はそんな幸助を見ながら呟く。
「きみも辛かったのだな」
優しく呟くい瑞穂の太ももの上で、
幸助は、今までの辛かった思いを
全て吐き出した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7日目。
「ーーーー娘と君の離婚を許可する」
腕を組みながら瑞穂が言った。
「---は?」
幸助があっけに取られて返事をする。
「は?とは何だ…?
君と瑞穂の離婚を許可すると言ったのだ」
瑞穂がため息をつきながら首を振った。
「ここ1週間の君の様子を見ていて分かった。
娘は、君に相当な仕打ちをしたのだろう」
そう言うと、瑞穂は突然膝を折った。
そして、顔を床に突きつけて叫ぶ。
「娘が、失礼した。申し訳ない」
土下座をして叫ぶ瑞穂。
「--ちょ…ちょっと!
お義父さん!やめてください!」
幸助が叫ぶと、
瑞穂はさらに叫ぶ。
「いや…俺は娘の事が可愛いあまりに
君がこんなに苦しんでいたとは知らなんだ。
この隆三郎…一生の不覚!」
そう叫ぶと、申し訳ない!と大声で叫んだ。
そして、瑞穂の直筆のサインが入った
離婚届を叩きつけた。
「筆跡は真似することができる」
そう呟くと、離婚届を叩きつけて、
瑞穂は背を向けた。
「お…お義父さん…!」
幸助が叫ぶと、瑞穂は振り向かずに呟いた。
「もう俺はお義父さんではない。
それと…慰謝料の類は一切いらない。
瑞穂には言って聞かせる」
そう言うと、瑞穂はそのまま玄関の方に向かった。
「---」
唖然としている幸助。
これで、終わりだ。
瑞穂とは、離婚できるー
俺と、離婚してくれー
その叫びは、届いたのだ。
「--お義父さん!」
幸助は叫んだ。
「---」
瑞穂が立ち止まる。
「言ったろ?俺はもう、お義父さんじゃない、と」
振り向いて、言い聞かせるように言った
瑞穂に向かって叫ぶ。
「---お、、俺は…俺は…離婚したくない!」
幸助が叫ぶ
「---!?」
瑞穂が「?」という表情を浮かべる。
「お、、俺、、もう一度やり直したい」
幸助がそう言うと、
瑞穂は「いや、でもな、君が苦しむことにーー」
「---あなたと!」
幸助が瑞穂の言葉をさえぎって叫んだ。
「あなたと…!
今、目の前にいる瑞穂と!!!」
幸助が叫ぶ。
自分でも何を言っているか分からない。
けれどー
叫んでしまった。
幸助は、
父親に憑依されている瑞穂を好きになってしまった。
「---な、、、何を言って…?」
戸惑う瑞穂に、
幸助は有無を言わさずキスをした。
「---!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1週間後ー
幸助は仕事を終えて、
嬉しそうに家へと帰る。
家には、献身的な妻が居る。
そんな妻に、幸助も最大限の愛を注いだ。
「----ただいま~!」
幸助が玄関の扉を開くと、
爪楊枝で歯の掃除をしていた瑞穂が
嬉しそうに玄関に向かう。
「--お・か・え・り♡」
網タイツ姿の瑞穂が色っぽく囁くと、
「---あぁ、ただいま」
と幸助はそのまま瑞穂を抱きしめて
2人だけの部屋へと入って行った。
お義父さんが妻になるなんて…
そう思いながらも、幸助は幸せだったー
おわり
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コメント
離婚するつもりがこんな結末に…笑
本人たちも幸せそうなので、ハッピーエンドですネ!
え?何か忘れている?
何でしたっけ~?笑
コメント
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ハッピーエンドですねー、いいはなしだなー(棒)
それにしても、このお義父さんノリノリである
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> ハッピーエンドですねー、いいはなしだなー(棒)
> それにしても、このお義父さんノリノリである
ありがとうございます。
いいはなしですね~(棒)
お義父さん楽しくなっちゃったのだと思います☆