<洗脳>やつはしハーレム

ある街で、奇妙なことが起きていた。
それは”女性の豹変”

原因不明の豹変ー
それには、”やつはし”なる人物が絡んでいるのだと言うー

※フォロワー様のやつはし様(@0uQYTLKkngNbzBp)が
 ゲスト出演する小説です。
(やつはし様をご存知なくても、お楽しみ頂けます)

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「--ねぇねぇ、やつはしって知ってる?」
女子大生がファミレスで友達と、
デザートを食べながら談笑している。

「やつはしくん?あぁ、うん、知ってるよ。
 どうかしたの?」
もう一人の女子大生が答えると、
気の強そうな女子大生は答えたー

「あいつ、キモくない?」
気の強い女子大生・加代子(かよこ)が言うと、
もう一人の大人しそうな女子大生・双葉(ふたば)は言う。

「え~、そうかな~?
 別にそんな風には思わないけどな~。
 ちょっと、お調子者な気がするけど」

双葉が言うと、
加代子が首を振る。

「ふふん、アンタ、知らないのね。
 アイツ、大学生にもなって童貞なんだって。
 キモくない?」

加代子の言葉に
双葉は目を点にした。

「え~~いいじゃん別に~。
 やつはし君のこと、特に何とも思ってないけど、
 今、童貞の大学生なんていっぱいいるよ!
 私も処女だし」

双葉が言うと、
加代子は「いないよ~童貞なんてそんなに~」と反論したが
双葉はさらに「いるって~いるいる~!」と反論した。

そんな、いつもの日常。

しかしー
加代子と双葉は気づいていなかったー。

ファミレスの仕切りの向こう側のテーブルで、
ちょうど、”やつはし”が友人と食事中だったことに。

「---どうした?やつはし?」
やつはしの友人が、やつはしが手に持ったコップを
震わせてー
いや、身体を震わせているのに気付いた。

やつはしは激怒したー
必ず、かの 邪智暴虐 ( じゃちぼうぎゃく ) の女を
支配しなければならぬと決意した。
やつはしには恋愛がわからぬ。

「・・・・・・」
やつはしのただならぬ雰囲気を察して、
友人も黙り込むのだった。

やつはしは、おもしろおかしくて、
話していると飽きない人物だ。
少なくとも、この友達はそう思っている。

しかしながら、やつはしには、彼女が居ないー
そのことに関しては”禁句(タブー)”なのだ。

やつはしは、怒りに震えていた。
そしてー
あるものを手にー
笑みを浮かべたー

特殊な超音波を発生させる装置ー。

やつはしが、とある人物から
譲り受けたモノー。
この装置で発した超音波で、
人を洗脳することができる、
というものだった。

予め、どんな風に洗脳したいかを設定しておき、
設定を終えたら、洗脳したい人物を頭の中で
思い浮かべながら、装置を起動するー

それだけで、人を洗脳できる夢のような装置なのだ。

本当かどうかはわからないし、
半信半疑だったが、
加代子の笑い声を聞いて、やつはしは決心した。

この装置を使ってやるとー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

大学構内で、昼食を食べながら談笑している
加代子と双葉。

そのときー
加代子の頭に、突然猛烈な”衝撃”が走った。

「--うっ!?」
思わず頭を押さえる加代子。
急な頭痛。
いや、違うー。
なんだか、とても得体の知れない感覚ー

今までに経験したことのないような。

「--だ、大丈夫?」
双葉が不思議そうに尋ねると、
加代子は「あ、う、うん、大丈夫・・・」と苦しそうに
しながら答えた。

ふと、加代子が周囲に目をやると、
そこに、やつはしが居たー。

「あいつ、キモくない」

などと昨日は言っていた
加代子。
しかし、今日は、違った。

「--な、、なんか」
加代子が戸惑いながら口を開く。
双葉が「え?」と返事をすると、
加代子は言った。

「--ご、、、ごめん…
 ちょ、ちょっと」

そう言うと、加代子は慌てた様子で
やつはしの方に走って行った。

そしてー
やつはしの方を見て、
顔を赤らめながら嬉しそうな表情をしていた。

彼女はー
洗脳されてしまった。

今ではやつはしのことが好きで好きでたまらない。
好きすぎて、狂ってしまいそうなほどに。

「---加代子…?」
一人取り残された双葉は、
顔を赤らめながら嬉しそうにやつはしと話をしている
加代子を見て、不思議そうに首をかしげた。

その日からー
大学ではおかしなことが起きた。

やたらと、”やつはし”を褒める人間が
増えたのだ。
何故かはわからないが、女子学生の間で、
空前のやつはしブームが起きたのだった。

1週間後、
双葉は久しぶりに加代子と会った。

いつもあれだけ仲良くしていたのに、
LINEを送っても音信不通の状態が続いていたのだ。

「---加代子?最近どうしたの?」
双葉が言うと、加代子は微笑んだ。

しかも、いつもロングヘアーだった加代子が
バッサリと髪を短くしている。

「--か、加代子、なんかイメージ変わったね?」
双葉がなんとなく一歩引いた笑みを浮かべながら言うと、
加代子は笑いながら言う。

「だって、やつはし様のご命令だもん!」
加代子がさらっと言った言葉に
双葉は強い違和感を覚えた。

「--やつはし…様?」
双葉が疑問を口にしたその時、
加代子のスマホが鳴り響き、
加代子は「あ、やつはし様~!」と
嬉しそうに顔を赤らめて、
やつはしからのメッセージを見つめるのだった。

「--ちょ、ちょっと待ってよ加代子!」
やつはしのもとに向かおうとする加代子の腕をつかみ、
呼びとめる双葉。

「--や、やつはし君と、何かあったの?」
友達として、心配だった。

ついこの間まで、やつはしに対して
辛辣なことを言っていた人間が、急にこんなに
変わってしまうものなのだろうか。

「-なにって?
 昨日、ご主人様にエッチしてもらったの!」

加代子は嬉しそうに言う。

「--え…え?なにを言ってるの…?」
双葉は思わず言葉に詰まってしまう。

戸惑っていると、
加代子が怒りっぽい口調で言った。

「あのさ、そろそろいかないと
 ご主人様に怒られちゃうんだけど?
 離してくれる?」

そう言って、双葉の手を乱暴に振り払う加代子。
双葉は唖然として走り去っていく加代子の姿を
見つめることしかできなかった・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。
加代子は放心状態で抜け殻のようになっていた。

昨日とは大違いの雰囲気に
双葉は戸惑うしかなかった。

「---ど、、どうしたの?」
そう話しかけると、
口をポカーンと開いたまま、
加代子が振り返る。

「--振られちゃった…」
目から涙をこぼす加代子。

「--”童貞を馬鹿にした罰”だってー
 変わりはいくらでもいるんだって…」

涙をボタボタとこぼす加代子。

そして、加代子は
”生きる目標、無くなっちゃった”とつぶやいた。

双葉が慰めようとしたが、
加代子は、廃人のようになってしまっていた。

「ど…どうしちゃったの…?」

狼狽える双葉。

しかし、加代子は、そのまま
虚ろな目でどこかに歩いて行ってしまった。

やつはしはー、
童貞を馬鹿にした彼女を洗脳して
遊んで、そして捨てたー。
洗脳により、やつはし一筋になっていた加代子。

そんな加代子が、やつはしに捨てられたということは、
もはや、この世から追放されたようなものなのだ。

「---!?」
双葉がふと、気づくと、
周囲の女子大生たちが、
「やつはしくんのところにいこ~!」
「うん、やつはしくん、すっごくイケメン!」
「わたし、明後日やつはしくんとエッチするの!」
と、嬉しそうに談笑している。

「--ね、ねぇ…!」
双葉はその女子大生たちに声をかけた。

「--み、、みんな急にやつはしくん、やつはしくんって
 なんだか変だよ…?何かあったの?」
双葉が疑問を口にしたが、
その言葉に、他の女子大生たちは、双葉を睨みつけた。

「-当たり前でしょ?やつはしくんは、
 わたしたちの全てじゃない」

そう言うと、女子大生たちは、
やつはしのもとに向かうのだったー。

日に、日に、大学の様子は変わっていくー。
女子たちは、まるでやつはしを神のようにあがめた。

やつはしとヤリまくる女子たち。
しかも、やつはしとのエッチは”順番待ち”にまで
なっており、
やつはしとエッチできなかったり、
会えなかったりする女子たちは、
鏡にやつはしの写真を貼りつけて、
鏡に抱き着いてキスをしたり、
やつはしのことを想像しながら、バイブで一人エッチをしたり、
大学中が、やつはし一色になっていた。

「どうなってるの…?」
双葉は明らかにおかしいと感じて、
一度やつはしに話を聞きにいこうと思っていた。

しかしー
そういえば、最近、やつはしの姿を見ていない。

「--やつはしくん、どこにいるんだろう?」
双葉は首をかしげながらも、やつはしを見つけるため、
”やつはしくんと会いにいくんだ~”と嬉しそうにしている
女子の後をつけていくことにした。

「--みんなそろいもそろってやつはし君に
 夢中なんて、ゼッタイおかしい…!」

双葉はそう思いながら、
尾行を続けー、
やつはしのいる場所に辿り着いた。

そこは、とあるバーだった。

「--ここに、やつはし君が…?」

双葉はそう思いながら、バーの扉をあけた。

するとー
貸し切り状態のバーで、
メイド姿をした女子二人が、やつはしに料理を運んでおり、
ネコ耳をかぶった女子が、やつはしの周囲でにゃんにゃんと
騒いでいる。

大学のミスコンでグランプリに輝いた女子が
やつはしと抱き合いながらキスをしており、
準グランプリの子が、やつはしの身体を
優しくなでていた。

「な…何これ・・・!」
あまりの光景に、双葉は唖然とする。

中心に王の如く君臨していたやつはしは、
とても嬉しそうだー

そして…

「---あれ?」
やつはしの近くにいた女子が不思議そうに声をあげた。

「--まだやつはしくんの魅力に気づいていないの?」

と。

当たり前のことを聞くかのようにー。

周囲の女子たちに促されて
やつはしは、特殊な超音波を発生させる装置を手にした

そしてー

「うっ…!!」
双葉の頭に電撃のような衝撃が走った。

思わず頭を押さえる双葉ー

頭の中に色々なイメージが浮かんでは、
消えていく。

やつはし
やつはし

やつはしやつはしやつはし

やつはしくん
だいすきーー

わたしはやつはしさまのどれい
やつはしさまやつはしさま

あああああ

あああああああああああああ♡

双葉は、飢えた表情で
やつはしに近づくと、
やつはしの唇に熱いキスをお見舞いした。

「---あぁああ・・・♡ あぁあ♡」
双葉は、生まれてから味わったことのないような
”大きな幸せ”を感じていた。

やつはしの腕に、抱かれながらー

この大学はー
もう、彼のハーレムだ。

やつはしによる、やつはしのためのハーレム。
もう、誰にも邪魔をされないー。

やつはしは、満足気にほほ笑んだ。

おわり

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コメント

フォロワー様のやつはし様のゲスト出演作品でした!
やつはし様に悪口を言うキャラクターが居る展開も
快く快諾して下さって、感謝デス!

私は童貞や処女に偏見は持っていませんので
ご安心下さいネ!
個人の自由デス☆

お読み下さりありがとうございました~!

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