クリスマスイブの日がやってきたー。
彼女の香奈と、楽しみにしていたクリスマス。
けれど、香奈はオーンの幹部に憑依されたまま。
道生は、香奈との約束を果たすため、
イルミネーション輝く中、香奈との戦いに臨むー。
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道生が警察に逮捕されてから数日。
クリスマス・イブの日がやってきた。
世間は浮かれている。
「---下らない」
オーンの幹部に憑依されている香奈は、
足を組んだまま、オーンのアジトで一人、ワインを飲み干していた。
覆面ライダーは、警察に逮捕されて、
もう出てくることはできない。
政治家たちに圧力をかけ、まもなく道生は
死刑になるー。
「もう、アイツとは会うこともないわ」
香奈は吐き捨てるように言うと、
ワイングラスを置いて立ち上がった。
モニターの一つを、香奈は見つめる。
人間監視用のモニター。
そこには、楽しそうにクリスマスを楽しむカップルたちの
姿が映し出されている。
「そ、そうだけどさ…!ホラ、俺、彼女のいる
クリスマスって人生初めてだから!楽しみで」
ふと、半年前の道生の言葉が脳裏によぎる。
「---もう、アイツには会うことなんてないから」
道生は、オーンの策略により、死刑になる。
もう、会うことはないだろう。
「-----!!」
香奈は、ふいに自分の頬から涙がこぼれてきたことに気付く。
「---な、なにこれ・・・」
香奈が唖然として、その涙を手でふき取り、呟く。
「--ふ、ふざけんな!オーンに逆らったアイツは、
死んで当然なのよ!
なんで、なんで、涙が出てくるのよ!」
香奈はイライラした様子で叫んだ。
”---いよいよだ”
背後の通信機から、オーン大首領の声がした。
「大首領!」
香奈が涙を隠して、通信装置の方を見る。
”間もなく奴が釈放される。
最後の仕上げだ。
お前自らの手で、奴を葬り去れ”
大首領からの指令に、香奈が顔をゆがめる。
「釈放?何故です?」
香奈には疑問だった。
このまま、道生を死刑にすれば良いだけのことではないのか?
なぜ、釈放など…。
”詮索は無用だ。
全ては我々、オーンのために”
大首領の言葉に、香奈はその場に膝をつき、頭を下げた。
オーン大首領は、少しだけ考えてから言った。
”今回は、失敗は許さぬ。
奴を始末せずに逃げかえれば、命はないと思え”
その言葉に、香奈は今一度深々と頭を下げた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〇倉本 道生 (覆面ライダー)
覆面ライダーとして戦い続ける高校生。
〇中橋 香奈
道生の彼女だった女子高生。半年前にオーンの幹部に憑依されてしまう。
〇アリサ
道生に覆面ライダーの力を授けた謎の女性。自称・女子大生
〇高杉 麗香
道生のクラスメイト。
〇オーン大首領
謎の組織・オーンを率いる謎の人物。その素性は不明。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「まったくもう…
気が早いんだから…
でも…わたしも楽しみ!」
半年前の香奈の言葉が頭に浮かぶ―。
道生は、香奈からもらった腕時計だけを
大切に握りしめて、牢獄の中で、
気の遠くなるような時間を過ごしていた。
政府に圧力がかかっているのであれば、
もう、ここから出ることはできないだろう。
恐らく、自分は、死刑になる。
「---ごめん…香奈」
道生は、牢獄の中で、一人涙を流した。
ふいに、足音が聞こえてきた。
”ついに、死刑になるのだろうか”と道生は、
自虐的な笑みを浮かべた。
しかしー。
「出なさい」
やってきた警察官が言った。
「--え?」
道生は驚いて顔をあげる。
「--それと、これを持っていきなさい」
道生に、覆面ライダーへの変身端末と、
アリサとの通信端末が手渡される。
「あの…」
道生が不思議に思い、警察官に尋ねると、
警察官は目を逸らしたまま、
「”上”からの指示だ」と
そう呟いた。
なんだか、分からないけれど、
これが最後のチャンスかもしれない。
道生は、そのまま受け取ったものを手に、
刑務所から抜け出した。
”遅くなってごめんね”
モニターにアリサの顔が映し出された。
今日もとてもおしゃれなアリサは、
申し訳なさそうに言う。
「--え?アリサが助けてくれたのか?」
道生が走りながら言うと、アリサはうなずく。
”裏から色々と手をまわしてね。
あなたを釈放させたの。
流石のわたしでも、ちょっと時間がかかっちゃったけどね”
アリサはそう言うと、悪戯っぽく微笑んだ。
”それとー、
オーンの最重要人物たちが居る場所を突き止めたわ”
アリサが言った。
「何だって?」
道生の返事に、アリサはさらに続ける。
”西地区の遊園地。
昨日から、遊園地の運営者が、閉鎖しているんだけど、
どうやらそこに、オーンの大幹部が来るらしいの”
遊園地の突然の閉鎖。
おそらくは運営者とやらがオーンに憑依されているのだろう。
そして、オーンの大幹部と言えばーー
「香奈…」
道生がつぶやくと、アリサはうなずいた。
”座標を転送するわ”
アリサが遊園地の位置を端末に転送した。
「ありがとう!」
道生はそう言うと、遊園地に向かって走り出した。
そこにー、香奈が居る。
”それとー”
アリサが、つけ加える。
”オーンは、憑依している女性の影響を少しずつ
受けていくみたいなの。
憑依している時間が、長ければ長いほど。
もしかしたら、この特性が、攻略の鍵になるかも”
アリサが言った。
憑依している人間の影響を、オーンが受ける。
ならーー。
道生は、腕時計の光が反射した際に、
香奈が動揺した様子だったのを、思い出した。
「--そっか…」
道生は目を閉じる。
香奈は憑依されてから半年。
もしかしたらー
香奈の心を取り戻せるかもしれない。
”最後に一つ”
アリサが言う。
”オーンの大首領が、そこに姿を現すかもしれない、
という情報も入ってるわ。
くれぐれも、気を付けて”
そう言うと、通信は終了した
”オーン大首領”
道生はまだ、大首領と会ったことがない。
最終的に、オーンを滅ぼすのであれば、この大首領との
対決は避けては通れない。
「--なら、やってやるよ」
道生は覆面ライダーに変身して呟いた。
「香奈を助けて、大首領も、叩き潰してやる!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寂しげな雪が降り出していた。
冷たく、降り注ぐ雪。
運営者によって、閉鎖され、
誰も居ないのに、乗り物が賑やかな光を
放っている遊園地。
そこにー、香奈は居た。
「-----」
香奈は観覧車を見上げる。
その姿は、黒っぽい妖艶な服装の香奈は、
女子高生とは思えない出で立ちをしているー。
腰には、サーベルのようなものがかけられている。
「いや、ホラ、あの、クリスマスデートしたいなぁって」
道生の言葉が脳裏に浮かぶ。
「虫唾が走るわ」
香奈はそう呟いた。
「本当にくだらない…。
すっごくイライラする…
この手で、ぐちゃぐちゃにひねりつぶして、
ぶっ潰してやるわ…」
香奈は憎悪に満ちた目で、
そう呟き、ため息をついた。
「--香奈」
背後から、聞き覚えのある声がした。
香奈は、静かに振り返る。
「やっと来たわね」
香奈が不気味にほほ笑む。
12月24日の夜ー
ライトアップされた観覧車の下で、
道生と香奈は対峙した。
「--香奈、今日が、クリスマスだよ」
覆面ライダーの姿をしたまま、
道生は悲しそうにつぶやいた。
二人で楽しみにしていた、
カップルとしての、初めてのクリスマス。
けれど、今はー
「へぇ、だから?
デートでもしたいの??
それとも、なに?エッチでもしたいの???」
香奈が嫌悪を丸出しにして叫ぶ。
「--約束したんだ」
道生が観覧車の方を見つめて、言う。
「一緒にクリスマスを楽しもうって」
今度はまっすぐ、香奈の方を見つめた。
「ふぅ~~ん、そうなんだ~~
でもザンネン~~~!
今のわたしはね、オーンの大幹部!
オーンに絶対の忠誠を誓う女に
なっちゃったの♡
くくく…あはははははは!」
香奈は笑いながら、サーベルを手にして、
構えた。
「あんたのその顔、ウザいのよ…イライラする!
ここで、ぶっ壊してあげるわ!」
香奈に呼応して、道生も、ライダーサーベルを取り出した。
「-俺は、君を救う」
ライトアップされた光が
二人に降り注ぐ。
不気味にほほ笑む香奈。
これが、香奈とのデートだったら、
どんなに幸せだったのだろう。
でも、今、目の前に居る香奈はー
香奈であって、香奈じゃない。
「--死ね!」
香奈が走り出して、道生にサーベルを突き出してきた。
「ーー香奈!俺は、今でも君のことが大好きだ!」
道生は攻撃をかわしながら言う。
「おれは、この半年間、ずっとずっと、香奈を
救うことだけを考えてきた!」
道生がなんとか、香奈の攻撃を防ぎながら言う。
「へぇ~ばっかじゃないの!
わたしはね、あんたみたいな男に興味ないの!
この身体も、この心も、ぜ~んぶ、
オーンのためのもの!うふふふふふっ♡」
香奈が、サーベルから、闇の霧のようなものを
飛ばす。
道生はそれを避けて、ベルトから光を放つ。
この光を、香奈に当てることができれば、
香奈の体内に潜むオーンを、
追い出すことができるー。
「--きゃはははっ!」
香奈は笑いながら、もの凄い勢いでバク転して
それを回避した。
「---くそっ」
道生は思う。
香奈にそんな運動神経はなかった。
オーンに憑依されていることで、
香奈には出来得ないことまで、平然とやってのける。
「--ふふ、身軽でしょ?」
香奈が微笑みながら言う。
「-良い身体よね…
人間から見て、わたしはと~~っても可愛いし、
身軽で身体能力も十分!
うふふ・・・これからもわたしはオーンのために
ず~っとずっと使われ続けるの!」
香奈が指を鳴らす
「---!?」
突然、近くの”パイレーツ”と呼ばれる乗り物が
爆発して、その破片が道生の方に飛び散ってきた。
「ぐわぁ!」
衝撃で吹き飛ばされる道生。
道生が地面でもだえ苦しんでいると、
ハイヒールの音が聞こえてきた。
道生がすかさず上を見上げると、
香奈が歪んだ笑みで道生を見つめていたー。
「-ねぇ、-道生」
香奈は道生の腕を踏みつける。
道生の左腕にある腕時計を
狙い澄ましたかのように。
「--いつまでもわたしのあげた腕時計
大事にしちゃってさ、
ほんっとうに、女々しいよね」
香奈が友達に語りかけるかのように笑う。
時計の部分を狙い澄まして、
香奈は何度も何度も、それを踏みつける。
「これは、、宝物だから…」
道生が苦しみながら香奈の方を見て言う。
香奈は表情をゆがめた。
そして叫んだ
「うぜぇんだよ!」
香奈が腕時計をグリグリとヒールで踏みにじる。
「いつまでもl、いつまでも、わたしの前に
姿を現して!
目障りなんだよ!
消えろ!消えろ!消えろ!!!」
香奈に踏みつけられて、時計が音を立てて
割れていく。
「-ーもう、やめてくれよ…香奈」
道生が、覆面ライダーの姿のまま、涙をこぼして
香奈の方を見た。
「---うっ…ぐぅ!?」
香奈が痙攣を起こしたかのように動きを止める。
「ごほっ、がはっ、あぁ…っ…」
香奈がその場で苦しそうに蹲る。
「--か、、香奈!」
道生はすかさず起き上がって、香奈の方に駆け寄った。
「--っ、触るんじゃねぇよ!」
香奈が乱暴な口調で、道生を振り払う。
そして、
香奈が道生に再び暴行を加え始めた。
”オーンは、憑依している女性の影響を少しずつ
受けていくみたいなの。
憑依している時間が、長ければ長いほど。
もしかしたら、この特性が、攻略の鍵になるかも”
アリサの言葉を思い出す。
道生は、歯を食いしばりながら、
香奈からの暴行に耐えた。
覆面ライダーとしての力をフル活用すれば、
香奈を倒すことはできるかもしれない。
けど、道生の目指す勝利はそこじゃない。
あの時の、香奈の笑顔を再び取り戻さなくては、
道生に、勝利など、ない。
「--あははっ!」
香奈が、道生を蹴り飛ばす。
笑う香奈ー。
同じ香奈の笑顔ー
でも、今の香奈の笑顔は
優しい笑みなんかじゃない。
「---どうしたの?もうお終い?」
起き上がろうとする道生。
それを見て、香奈が指を鳴らすと、
今度は”カーペット”と呼ばれる乗り物が
爆発して、道生の身体を爆風で吹き飛ばした。
「---くそっ…」
道生がその場で苦しそうに叫ぶ。
光が、二人を照らす。
華やかな光はー
まるで、二人の引き裂かれてしまった関係を
哀れむかのように、
輝き続けている。
「---俺は、君と何度か戦って分かった」
道生が言う。
「俺に、きみは殺せないー」
道生が、ライダーサーベルを捨てながら言う。
「---!?」
香奈が表情をゆがめる。
「だってさ、どんなになっても香奈は香奈だから。
俺に君は殺せない」
その言葉に香奈は、狂ったように笑い始めた。
「あはははははっ!
あははははははは、あはははははははは~」
香奈は髪の毛を抑えながら、
身体を震わして大笑いしている。
「--ばっかじゃないの!
なら、わたしが楽にしてあげるわ」
オーンに逆らう唯一のヒーローが
彼女一人を見殺しにできないなんて。
香奈には、おかしくて仕方が無かった。
「---死になさい」
香奈がサーベルを構える。
顔は、あのときのままー
可愛らしい容姿ー
しかし、その目は、暗殺者のように、冷徹だった。
「--でも」
道生が言う」
香奈がサーベルを向けて
それを突き出すように突進してきた。
「-----!」
その刃が、道生の眼前で止まる。
道生は、香奈の目をしっかり見て言った。
「---君にも、俺は殺せない」
道生の言葉は、力強かった。
まるで、そう確信しているかのようにー。
妹が憑依されたときも、
体育館で香奈と会った時も、
香奈は、すんでのところで、攻撃をやめている。
それはー
香奈が道生を殺すことのできない証。
香奈に憑依したオーンの大幹部に、
少なからず、香奈の影響が出ている証。
「---くっ…く…」
香奈が瞳と手を震わしている。
「--俺は今でも香奈のことが
大好きだ!
たとえ、どんなになっても!
どんなことをされても!」
色とりどりの光が、二人に降り注ぐ。
「--うぜぇ!うぜぇ!うぜぇ!」
香奈がサーベルを捨てて、
道生を殴り始めた。
道生を殴り倒し、道生をヒールで
踏みつけ、何度も何度も、踏みつける。
「--クソが!いつまでも、いつまでも
わたしの邪魔をして!!」
香奈の罵倒する声が涙声になっている。
「--俺は、どんなことがあっても、香奈を信じる」
痛みに耐えながら、道生が叫ぶ。
「--うるせぇ黙れ!黙れ!
殺してやる!!!殺してやる!!」
香奈が髪を振り乱しながら、
何かを断ち切るように、必死に
道生を踏みつけ続けた。
でもーー
「--なんで…なんで…そこまで」
香奈はやがて、その場に蹲ってしまった。
「どうして…」
香奈の攻撃が止む…。
「--香奈」
道生は、苦しみながら起き上がり、香奈の方を見つめる。
「どうして…どうして逃げないの…
どうして…こんなになったわたしを…」
香奈はその場に泣き崩れてしまった。
「---…決まってるじゃないか」
道生は、香奈の方に近づいて、ボロボロの顔で
微笑んだ。
既に、覆面ライダーとしてのマスクは壊れてしまっている。
「---香奈は、俺にとって、大切な人だからー」
道生が言うと、
香奈は泣きながら答えた。
「--ごめんね…わたし…」
香奈は、道生の強い思いに答えてー、
オーンの幹部を抑え込んで、意識を取り戻していた。
自分がこの半年間、なにをしていたのか分からないー
けれど、オーンの幹部に半年も憑依され、
その境界線があいまいになっていた香奈は、
なんとなく、おぼろげに自分の置かれた状況を理解していた。
「---いいんだ」
道生は微笑む。
「---クリスマス…」
香奈が遊園地の風景を見渡しながら言う。
「そう、今日はクリスマスイブだよ。
ま、とんでもないクリスマスになっちゃったけど」
道生は笑いながらも、
香奈の中にはまだ”オーンの大幹部”が居ることを
忘れていない。
ベルトを光らせ、オーンの大幹部を香奈から追い出し、
トドメを刺さなくてはならない。
「香奈、ちょっとの間、我慢して」
道生はそう言うと、ベルトを光らせようとした。
パチ パチ パチ パチ パチ
「---?」
無人の遊園地に、拍手する音が聞こえてきた。
「--感動の再会、おめでとう」
ヒールの音と、聞き覚えのある声が聞こえた。
道生は、ハッとして、歩いてきた声の主を見つめる。
モデルのような整った綺麗な脚…
そして、整った顔立ちー。
「---アリサ?どうしてここに?」
道生が不思議そうに言うと、
アリサは笑った。
「---ご苦労様。あなたは期待以上だった」
オーンの大幹部を倒したことへのねぎらいの言葉か。
いや…違う。
道生は、アリサに違和感を感じ、警戒しながら
アリサを見つめる。
アリサは今までに見せたこともないような
冷たい目線で、道生の変身するための端末を見た。
その端末は”真紅”に輝いていた。
「---素晴らしいわ」
アリサが言う。
この時を、ずっと待っていた。
”オーンへの憎しみと怒り”で満ちる日をー。
アリサは、冷たい表情で、香奈の方を見る。
「--お前も、ご苦労様」
アリサはそう言うと、腕のリングを発光させた。
アリサが”オーンからの憑依を防ぐ”と説明していたものをー。
「ぎぃああああああああ!」
香奈が苦しそうに悲鳴をあげると、
香奈の中から、銀色の気体のような物体が出て着た。
これが、香奈に憑依していた、オーンの大幹部。
「お前は、用済みよ」
アリサは、そう言うと、リングに、そのオーンを吸収して微笑んだ。
「な…何してるんだ…アリサ!?」
道生がアリサに問いかけると、
アリサは笑った。
「--全部、わたしの思い通り…」
アリサが不気味に笑う。
「--な、何言ってるんだ…!?
オーンに憑依されたのか!?」
道生が言う。
アリサは静かに首を振った。
そして、告げた。
「--わたしが、オーンの大首領よー」
と。
⑦へ続く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
通信で指示を送っていたオーン大首領の正体。
それは・・・。
彼女は、隠れ家から、通信機で、道生と配下のオーンたち
両方に指示を下していました。
そして、その目的は明日の最終回で明らかになりますよ~
コメント