とある女子高生に起きた悲劇ー。
ホームレスを、恐怖のまなざしで見つめた女子高生。
その女子高生の視線に、ホームレスは激怒した。
街で拾った憑依薬を手に、ホームレスは復讐を、決意するー。
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女子高生2人が、川辺を歩いていた。
下校中のようだ。
北里 桃花(きたざと ももか)と
小暮 麻江(こぐれ あさえ)ー。
二人はクラスの中でも特に仲の良い親友同士だった。
「--え~そうなんだ~」
麻江が笑う。
彼女は、ツインテールの元気そうな雰囲気の少女。
「--だって、私、こんなだし…」
もう一人の桃花はおしとやかな雰囲気の黒髪ロングの少女。
そんな二人を後から追いかける怪しい影があった。
「---あの、お嬢ちゃん」
桃花と麻江は振り返るー。
二人がちょうど今、歩いている河川敷に住んでいる
ホームレスの男、通称”テツさん”
本名は、分からない。
とうの昔に、名前なんて捨ててしまった。
「---ひっ…!」
臆病な性格の桃花がおびえた雰囲気で叫ぶ。
「---お、お嬢ちゃん…」
テツさんは困った様子で言う。
怯える桃花を見て、
麻江は強気な口調で言った。
「--何の用?
桃花を怖がらせないで!」
敵意むき出しの麻江。
テツさんは、不愉快そうに言う。
「--こ、これ落としたからさ…」
テツさんは、桃花が落としたハンカチを拾ってくれたのだった。
「--ーーー」
桃花はガクガク震えて怯えている。
彼女は、数か月前ストーカー被害にあったばかりで
知らない男に声をかけられることに恐怖感を抱いていた。
ましてやそれが、客観的に見れば小汚い服装の
ホームレスともなれば、当然なのかもしれない。
「---なら最初からそう言ってよ!」
麻江はハンカチを取り上げると、
「もう大丈夫。怖がらないで」と桃花を慰めながら
立ち去って行った。
二人の背中を見つめていたホームレスのテツさんは、
唇から血がでるまで噛みしめていた。
”ケダモノ扱いしやがって”
テツさんの目は憎悪に満ちていた。
怒りに満ちた表情で、河川敷のテントに戻るテツさん。
「おう!どした?そんなに怒った顔して?」
ホームレス仲間のゴロウさんが言う。
「--うるせぇ!」
ビールの空き缶を投げつけると、
テツさんは乱暴にテントの中を探った。
「あったー」
テツさんの手にあったのは”憑依薬”
数か月前、路上で空き缶を集めていた時に
拾ったものだ。
「---得体の知れない薬なんか
のめねぇと思ってたけどよ…
…こうなったら死んで元々だぜ」
テツさんはそう言って、不気味な笑みを浮かべた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
翌日。
「--今日は部活あるんだ。ごめんね」
麻江が言うと、
桃花が「ううん、大丈夫」と微笑んだ。
「--大丈夫?昨日の河川敷、また通るのよね?」
麻江がヤレヤレと言う様子で尋ねると、
桃花は「だいじょうぶ。何かあったら大声をあげるから」と
優しく微笑んだ。
「そっか」と麻江が笑うと、
麻江は、桃花に微笑みかけて、
美術部の部室へと入って行った。
部室、と言っても授業でも使う美術室だけれども。
夕暮れの河川敷。
河川敷で遊ぶ子供たちを見つめながら
桃花は笑うー。
「--元気いいなぁ…」
自分にもああいう活発な部分があれば、
もっと違う人生を送れたかもしれないー。
桃花は優等生で、優しいため、
いじめの対象などにはならず、
クラスでは優しくてかわいい子、で通っている。
桃花にとってもそれはありがたかった。
けれどー。
時々思う。
活発な子としてー
クラスのみんなと遊ぶのも、楽しそうだった、と。
もちろん、今更イメージチェンジなんてできない。
でも…
ガっ。
背後から肩をつかまれた桃花は驚いて振り向いた。
そこにはーー
昨日のホームレス”テツさん”が居た。
「--ひっ!」
大声をあげようとするも、桃花は、口を塞がれている。
そしてーー
テツさんが突然、煙状に変化したーー。
桃花の耳から、煙になったテツさんが侵入していく。
「きゃあああああ・・・・!!!やめて…出ていって!!」
桃花が耳を抑えながら叫ぶ。
「あ・・・あぁあああ・・・ああ」
苦しそうに首を振る桃花。
「あぁああ・・・ああああああ」
頭をぶんぶん振っている桃花を見て、
河川敷で遊んでいた小学生の一部が
心配そうにやってきた。
「お姉ちゃん…だいじょうぶ?」
その言葉に、桃花は…
ゆっくりと顔を向け、反応した。
「--うん、大丈夫よ」
そう言ってほほ笑むと、小学生たちは
そのまま河川敷へと戻って行った。
「----むふっ…♡」
笑みを浮かべる桃花。
「どうだ?自分が汚らしいモノとして
見下していた男に、からだを支配される気分は…?」
桃花は自分のからだを見ながら呟いた。
「どうだ?お?答えてみろよ?
悔しいか?なぁ、聞いてるのか?」
桃花は一人、狂気の笑みを浮かべて、自分に問いかけた。
やがて、鼻で笑うと、
そのまま河川敷へと向かった。
「--あの…」
ホームレスたちの集まる一角に辿り着いた
桃花は微笑む。
「--お?なんだいお嬢ちゃん?」
ホームレスのゴロウさんが首をかしげる。
「--みなさん、いつも大変そうですよね…。」
桃花がほほ笑みながら言う。
意図が分からない。
ホームレスたちは警戒しながらも
久しぶりの女子高生との会話に少なからず
胸を高鳴らせていた。
「--ーわたし、みなさんのこと見ていて
本当に大変そうだなぁ、って思うんです
だから…」
桃花はそこまで言うと
内心でほほ笑んだ。
”お前たち、サービスしてやる”
存分に楽しめ”
「---今日はわたしが、みなさんを楽しませちゃうことに
しました!」
そう言って、桃花は自分のスカートをめくってみせた。
「---うほっ?ひゅう、やるねぇお嬢ちゃん」
ゴロウさんが喜んでいる。
「うふふ・・・♡ わたし、今日はみなさんの
おもちゃになっちゃいますよ!
何がしたいですかぁ?うふふふふふ♡」
桃花が言うと、男たちは喜んで色々な注文を
つけ始めた。
「---」
桃花は周囲を見渡した。
さすがに、他の高校生に見られると騒ぎになって面倒臭い。
「こっちで楽しみましょ?」
そう言ってウインクすると、桃花は自分のテントだった場所に
入る。
そして、中にあったイスに足を組んで座った。
「じゃあ、順番にお願い、叶えてあげる!」
そう言うと、さっそくホームレスたちが騒ぎ出した。
「ディープキスしてぇなぁ…!」
「うふふ、エッチね…♡」
そう言うと、桃花はためらうことなく、
汚らしいひげだらけの男とディープキスを始めた。
舌を絡めさせ、クチュクチュと音を立てながら、
ときどき「あぁん…♡」と甘い声を出している。
しばらくすると桃花は離れた。
(くくく…徹底的に汚してやるぜ)
テツさんはそう思いながら次のホームレスのお願いを聞く。
「んふっ…♡ あぁっ…♡ そんなにもまれたら、
わたし、興奮しちゃう♡ ふふぅ…♡」
ホームレスが胸を揉んでいる。
桃花は気持ちよさそうに顔を赤らめていた。
3人目のホームレスは
桃花の手のニオイを嬉しそうに嗅いでいる。
桃花もまんざらでは無さそうだ。
4人目のホームレスは
桃花の太ももを舌でペロペロ舐めている。
桃花は椅子に足を乗っけて、大胆に太ももを拾うしていた。
5人目ー
桃花の髪の毛にしゃぶりついて、嬉しそうに笑っている
6人目ー
桃花に色々なコスプレを要求して、楽しんでいる。
なぜ、このホームレスが衣装を持っていたのかは分からない。
桃花は、その場で服を脱ぎ捨て、大胆に着替えて見せた。
メイド服を着て
桃花が大きな声であいさつをすると、
周囲からは歓声が上がったー。
「---じゃあ、次、そこのあなた!」
桃花が笑って指をさすと、
ホームレスのゴロウさんが笑った。
「よ~し、じゃあ桃花ちゃん!
俺のこれを胸で気持ちよくしてくれるかな?」
ゴロウさんが下心丸出しで言うと、
桃花は「うん…いいよ♡」と言って、
胸と胸でゴロウさんのそれを挟み込んで、
微笑んだ。
「じゃあ…」
”ちょっと!!!何してるのよ”
テントの外から大声が聞こえた。
そこにはー
桃花の親友、麻江の姿があった。
麻江は部活帰り、心配して念のため
河川敷まで降りてきたのだった。
「---あんたら!はずかしくないの!
女子高生をこんなところに拉致して!
恥を知りなさいよ!」
麻江が叫ぶ。
動揺するホームレスたち。
だがーーー
「---ふふ、何言ってるの?
わたしがやりたくてやってるのよ」
桃花が強気な口調で言った。
メイド服姿の桃花を見て、麻江が手を引っ張った。
「脅されてるんでしょ?
こんな人たちと関わる必要ないって!」
麻江が桃花の手を引く。
「--こんな人たち?」
桃花が低い声で言った。
手を乱暴に振り払った桃花は麻江を睨む。
「---アンタには、私たちの苦労なんて
分からないよね!
そうだよね、いつも甘やかされてるから!
餓鬼が、自分ひとりじゃ何もできないクセに
イイ気になりやがって!」
桃花が怒りの口調で叫んだ。
「--な、、、何言ってるのよ…
早く、逃げよ!」
もう一度手をつかむ…
するとーーー
桃花はグーで、麻江の顔面を殴りつけた。
「きゃあっ!」
その場に倒れる麻江。
「---ゆるさねぇ」
桃花はそう言うと、
不機嫌そうにイスに座って、
周囲のホームレスたちに言った。
「さぁ、今日は遊び放題よ。
そんな女をめちゃめちゃにしてやりなさい…」
その言葉にホームレスたちはうなずいた。
「え…やめ…!」
スカートや制服を脱がされ始める麻江。
「--ね、、ねぇ!桃花!どういうことなの!
ねぇ!!助けて!桃花!」
叫ぶ麻江を、桃花は勝ち誇った表情で見つめたー。
②へ続く
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コメント
なんか肩と首と手が痛いので
執筆にもてこずりました!笑
体のメンテナンスが必要そうデス!
コメント
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体のメンテナンスが必要なら健康な体に憑依すればいいじゃない!
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> 体のメンテナンスが必要なら健康な体に憑依すればいいじゃない!
そ、その手がありましたね!(笑顔)