憑依されたさくらは、
欲望と復讐に支配されて、バイト仲間たちを
追い詰めていくー。
汚れていくさくら。
けれども、彼女は満面の笑みを浮かべていたー。
さくらは、欲望に狂っていく…。
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静まり返る店内。
店内モニターの電源は切られ、
シャッターを閉めた店内には3人の男女。
バイトスタッフの
木藤孝雄、白崎風香、そして市川さくら。
けれども、女子大生のさくらは、
女子大生とは思えないような不気味な笑みを浮かべていた。
「ーーー…やめて!市川さん!」
泣きながらカウンターの方に居た風香が叫ぶと、
さくらは笑う。
「--ふふ、あなた、
まだ、わたしが悪ふざけしてると思ってるんでしょ?
でも、残念ね…!!!
このからだは… ふふ・・・
もう、僕のものなんだよ!あははははははっ!」
さくらが大声で笑い続ける。
「---証拠を見せてやるよ!」
そう言うと、さくらは蟹股で奇妙なポーズをとって、
変な踊りを始めた。
「あははははははっ!
どうだよ!!この女がこんな
みっともない踊りを披露するか?
あはっ、あはははははははっ!」
変な動きの踊りをしながら、
さくらが大笑いする。
大恥を晒しているのに、さくらはとても嬉しそうだ。
「--ほらぁ!もっと証拠を見せてやるよ!」
さくらは、自分の耳をほじったり、
挙句の果てには鼻をほじったりし始めた。
美人が台無しな行為を平然とやってのけるさくら。
「---さくら…」
木藤が唖然としてその様子を見つめる。
さくらはさらに
「何ならここで失禁してやろうか?あぁっ?」
と叫んだ。
風香は泣きながら
「もう分かりましたから、やめてあげて…」と嘆願した。
「ふふん…」
さくらは満足そうに木藤を見つめる。
「---おい、さくら!
目を覚ませ!」
木藤はさくらに語りかける。
さくらは鼻から取り出したごみをその辺に
投げ捨てて笑う。
「---君はそんな弱い子じゃないだろ!
いつも明るくて、頑張っていて、
俺たちからすれば、癒しのような存在だった!!
夢に向かっていつも頑張ってたじゃないか!
さくら!
そんなオタク野郎に負けるな!」
木藤が叫ぶ。
「--あんだよお前・・・」
さくらが木藤を睨みつける。
「--そうかそうか、この女のこと、
好きなのか…
うっふふふ・・・ウケる~~」
さくらが手をパンパン叩きながら笑う。
「--お前には話していない」
木藤が冷たくつぶやいた。
「俺はさくらに話しかけてるんだ!
さくらは強い子だ。
俺が良く知ってる!
お前なんかに好き勝手されるような子じゃない!
さくらは、お前なんかに負けない!」
木藤が叫ぶ。
風香は、木藤の熱さに少し驚きながら、
目の涙を拭いて、さくらの方を見つめた。
「---くくく…くく…あははははっ!
あははははははははは~~~
ありがと~~~~♡ 木藤さん~~~!」
さくらは大笑いしながら、
笑い過ぎて目に涙を浮かべていた。
「--でもねぇ、ざ~んねん!
わたし、身も心も、乗っ取られちゃってるの!
完全に・・・ね♡」
さくらの言葉に木藤はなおも
「さくら!!!」と叫ぶ。
さくらは不愉快そうにしながら続ける。
「無駄よ…
わたしの心も体も、ぜ~んぶ、
僕の支配下なんだからさぁ!!!」
そう言うと、さくらは、服を引きちぎるようにして
脱ぎ捨てて、下着を外した。
「お、、、おい!!!」
木藤が目をそらす。
「よ~く見ておきな」
さくらが胸を触り始める。
イヤらしく、少しずつ、優しく。
「んふぅ…♡
女の子の胸って興奮するよなぁ…♡
男にはない、この柔らかさ!」
さくらが飢えた表情で胸を触りながら
顔を赤くしている。
「あぁ…♡ あぁん♡
ゾクゾクする♡ うふ♡ うふふふっ♡
ぼくの興奮が、こいつのからだを支配してる♡
ぁん♡ からだも…興奮してきたぁ♡」
胸を揉み続けるさくら。
さくらの意思に関係なく、男の興奮がからだを
支配して、さくらのからだは濡れ始めていた。
胸のあたりから液体が溢れだしている。
「ほぅら♡ わたし♡
興奮しちゃってる♡」
さくらの言葉に木藤が叫ぶ
「さくら!!!目を覚ませ!」
だが、その言葉は届かなかった。
オタク男の欲望に支配され、
さくらのからだは、興奮していた。
スカートから覗く足にも、液体が流れて、
下着の許容量を超えた液体がポタポタと
床に落ち始めている。
「んふぁ…っ♡」
「----くそっ!」
恍惚の笑みを浮かべるさくらから
目を逸らす木藤。
これ以上、こんな姿は見たくない。
「----っと!」
さくらが自分のスマホを木藤に投げつけた。
「--!?」
木藤が何とかそれをキャッチすると、
さくらは、オタク男のからだを蹴り飛ばして、あおむけにし、
オタク男が持っていたリュックからモノを取り出した。
フリフリのコスプレ衣装のようなものを取り出す。
さくらは躊躇せずに、スカートを脱ぎ、
そのスカートを自分の顔面に押し付けた。
「んふぁああ♡
わたし、、自分のスカートのニオイを嗅いで
感じちゃってる♡
ぁあっ♡ わたしったら変態♡」
さくらは舌を出してペロペロとスカートを
舐めながら「キヒヒッ…」と興奮を隠しきれずに笑う。
やがてそれに飽きると、スカートを背後に投げ捨てて、
そのままミニチュールスカートをはいて、
太ももを露出させながら笑う。
「どう?似合う~~~?」
好き勝手されるさくら。
木藤は拳を握りしめる。
「--さ、わたしの写真、とってもらおうかな」
さくらがピースポーズを決めて、木藤の方を見る。
さくらはこんな媚びるようなポーズはしない。
「---写真なんか、撮らせて、どうするんだ!?」
木藤が悔しそうに尋ねる。
「--わたしの勝手でしょ!いいから撮りなさい!」
さくらが命令口調で言う。
「それともなに?この恥ずかしい格好のまま、
外に出てって欲しいの?
うふふ・・・パンツも見えてるじゃない!あはははは♡」
さくらの言葉に木藤はやむを得ず写真を撮り始めた。
さくらは、さらに調子に乗って、
あざといポーズや、
ショーケースに飛び乗って足を組んだポーズ、
唇に手を当てたアダルトなポーズ、
ヤンキー座り、
大股でスカートの中身を露出したポーズ、
スカートをめくりながら、嬉しそうにしているポーズなど
さまざまな写真を撮らせた。
「---貸せ」
さくらは木藤からスマホを取り上げると、
舌打ちしながら木藤を睨んで、そのままスマホをいじり出した。
「--見てごらん」
さくらに言われてスマホの画面を見ると、
そこにはさくらのツイッターが映し出されていた。
今撮影した恥ずかしいポーズの写真が
投稿されている。
「わたしを見て…♡」
だとか、
「わたし、可愛い♡」だとか、そんな呟きと共に。
「貴様ぁ…」
木藤がさくらを睨む。
「--わたしがどうしようが勝手でしょ!
あっ、「可愛いですね」だって!
うふふ、ありがとうございます~♡ っと!」
「ねぇ!!!…もうやめてよ!」
風香が叫ぶ。
「--市川さんを、、そんな風に汚さないで!」
風香の言葉にさくらが風香を睨んだ。
「--汚す?これは復讐だよ。
こいつは、お前たちは僕を笑った!
徹底的にぶっ壊してやる!」
さくらが怒りを込めて叫ぶ。
「--……笑ったって…
いつもいつも、お客さんが、変なことお店の中で
してるからじゃないですか!!!
平気でエロゲーの内容大声で話したりだとか、
子供の顔に押し付けたりだとか!!
ここはあなたの家じゃないんですよ!!
ふざけないでください!!
このオタク男!!!」
風香が泣きながら叫んだ。
「あぁ~~?」
さくらがキレた。
突然、店内の棚などを激しく蹴り飛ばし始め、
次々と売り場が壊されていく。
「オタクオタクオタクオタクオタクオタクオタク!」
さくらが悔しそうに叫びながら、息を荒げてショーケースを
なぎ倒していく。
「どいつもこいつも、僕をバカにしやがって!」
棚を倒す際に手を怪我して、切り傷をつくるさくら。
けれどもお構いなしに血を流しながら、
商品を蹴ったり投げたりして暴れている。
「ウッゼェェェぇぇぇ~~~~~!」
さくらが大声で叫ぶ。
「おい、さくら!怪我…」
木藤が言いかけると
「うるせぇ!こいつがどうなろうが知ったこっちゃ
ねぇんだよ!」
とさくらが叫んだ。
そして、もう一度スマホを木藤に投げつけた。
「---動画をとれ」
さくらが怒りに満ちた声で言う。
チュールスカートを着た可愛らしいさくら。
だが、今や木藤と風香は恐怖におびえていた。
「---こ、、、こうか?」
木藤が言うと、突然さくらが満面の笑みを浮かべた。
「わたし、市川さくらと言います。うふっ…♡
わたし、お店ではたいているんですけど、
お客様のことをオタクってバカにしちゃったんです!
悪い子なんです!
だから、今からわたし…
誠心誠意お詫びさせて頂きます!」
そう言うと、さくらはオタク男の方に歩いていき、
倒れたままのオタク男のズボンを降ろした。
「--誠心誠意、ご奉仕しま~~す!」
スカートの中身が見えるのも気にせず、
さくらは四つん這いになると、オタク男のソレを
口に咥えてしまう。
風香は泣きながら手で顔を覆っている。
「--あぁふ♡ ふぁあう♡ ひゃん♡
ぼくの…ぼくのしゃぶって♡
あは、ぐふふふふ・・・ひゃははははは♡」
オタク男のソレが大きくなっていく。
さくらは嬉しそうに腰を振りながら、
背後にいる木藤にパンツを見せつけながら
大喜びで、それをしゃぶっている。
「もう!!!!やめろ!!!!!!!」
木藤がさくらを力づくで引きはがした。
「---チッ!」
さくらが舌打ちしてスマホを取り上げると、
「これ、動画サイトに投稿しちゃおっかな?」とほほ笑んだ。
重たい空気が流れる店内ー
風香のすすり泣く声だけが響き渡る。
その時だった。
プルルルルルルル…
お店の電話が鳴る。
「---」
木藤がさくらの方を見ると
さくらが「出ろ」と言ったので木藤は電話に出た。
「お電話ありがとうございます…」
木藤が電話に出ると、
相手は、尾崎店長だった。
客が本部に「店が閉まっている」と問い合わせをして、
本部が尾崎店長に確認の電話を入れたらしい。
「--トラブルか?」
尾崎店長が言う。
「そ…そうです…て、、店長…早く!」
木藤が嘆願するようにして言うと、
さくらが電話を取り上げた。
「店長♡ な~んにも心配はいりませんよ!
うふふ♡」
そう言うと、さくらは受話器を下に叩きつけて、
踏みつぶした。
「あ~~~~あ!騒ぎが大きくなっと面倒だから
今日はここまでだぁ!」
そう言うとさくらはイライラした様子で頭を
かきむしりながらシャッターをこじ開けた。
「お…おい!そのままの格好で!」
木藤が言うと、さくらは笑った。
「そんなことし~~~~らない!
恥ずかしいのはわたしだけだし!
あははっ!!!あははははははははははっ!」
さくらは大笑いしながら、
チュールスカートと同じ生地の胸を強調した格好のまま、
店の外に出て行ってしまった。
「おい!!!」
木藤が店の外に飛び出す。
けれどー
さくらは大笑いしながらスキップして
走り去ってしまった。
「くっそぉおおおおお!」
木藤が叫ぶ。
奪われたさくらー。
けれども、オタク男の復讐は
これが”始まり”だったー。
③へ続く
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コメント
ヤリタイ放題ですねー。
さくらさん、可哀想(棒読み)
続きは明日です!
もっと激しくなりますよー。
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