<憑依>暴走憑依男X②~欲狂~

憑依されたさくらは、
欲望と復讐に支配されて、バイト仲間たちを
追い詰めていくー。

汚れていくさくら。
けれども、彼女は満面の笑みを浮かべていたー。

さくらは、欲望に狂っていく…。

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静まり返る店内。
店内モニターの電源は切られ、
シャッターを閉めた店内には3人の男女。

バイトスタッフの
木藤孝雄、白崎風香、そして市川さくら。

けれども、女子大生のさくらは、
女子大生とは思えないような不気味な笑みを浮かべていた。

「ーーー…やめて!市川さん!」
泣きながらカウンターの方に居た風香が叫ぶと、
さくらは笑う。

「--ふふ、あなた、
 まだ、わたしが悪ふざけしてると思ってるんでしょ?
 でも、残念ね…!!!

 このからだは… ふふ・・・
 
 もう、僕のものなんだよ!あははははははっ!」

さくらが大声で笑い続ける。

「---証拠を見せてやるよ!」
そう言うと、さくらは蟹股で奇妙なポーズをとって、
変な踊りを始めた。

「あははははははっ!
 どうだよ!!この女がこんな
 みっともない踊りを披露するか?
 あはっ、あはははははははっ!」

変な動きの踊りをしながら、
さくらが大笑いする。

大恥を晒しているのに、さくらはとても嬉しそうだ。

「--ほらぁ!もっと証拠を見せてやるよ!」

さくらは、自分の耳をほじったり、
挙句の果てには鼻をほじったりし始めた。

美人が台無しな行為を平然とやってのけるさくら。

「---さくら…」
木藤が唖然としてその様子を見つめる。

さくらはさらに
「何ならここで失禁してやろうか?あぁっ?」
と叫んだ。

風香は泣きながら
「もう分かりましたから、やめてあげて…」と嘆願した。

「ふふん…」
さくらは満足そうに木藤を見つめる。

「---おい、さくら!
 目を覚ませ!」
木藤はさくらに語りかける。

さくらは鼻から取り出したごみをその辺に
投げ捨てて笑う。

「---君はそんな弱い子じゃないだろ!
 いつも明るくて、頑張っていて、
 俺たちからすれば、癒しのような存在だった!!

 夢に向かっていつも頑張ってたじゃないか!
 さくら!
 そんなオタク野郎に負けるな!」

木藤が叫ぶ。

「--あんだよお前・・・」
さくらが木藤を睨みつける。

「--そうかそうか、この女のこと、
 好きなのか…
 うっふふふ・・・ウケる~~」
さくらが手をパンパン叩きながら笑う。

「--お前には話していない」
木藤が冷たくつぶやいた。

「俺はさくらに話しかけてるんだ!

 さくらは強い子だ。
 俺が良く知ってる!

 お前なんかに好き勝手されるような子じゃない!
 さくらは、お前なんかに負けない!」

木藤が叫ぶ。
風香は、木藤の熱さに少し驚きながら、
目の涙を拭いて、さくらの方を見つめた。

「---くくく…くく…あははははっ!
 あははははははははは~~~

 ありがと~~~~♡ 木藤さん~~~!」

さくらは大笑いしながら、
笑い過ぎて目に涙を浮かべていた。

「--でもねぇ、ざ~んねん!
 わたし、身も心も、乗っ取られちゃってるの!
 完全に・・・ね♡」

さくらの言葉に木藤はなおも
「さくら!!!」と叫ぶ。

さくらは不愉快そうにしながら続ける。

「無駄よ…
 わたしの心も体も、ぜ~んぶ、
 僕の支配下なんだからさぁ!!!」

そう言うと、さくらは、服を引きちぎるようにして
脱ぎ捨てて、下着を外した。

「お、、、おい!!!」
木藤が目をそらす。

「よ~く見ておきな」

さくらが胸を触り始める。
イヤらしく、少しずつ、優しく。

「んふぅ…♡
 女の子の胸って興奮するよなぁ…♡

 男にはない、この柔らかさ!」

さくらが飢えた表情で胸を触りながら
顔を赤くしている。

「あぁ…♡ あぁん♡
 ゾクゾクする♡ うふ♡ うふふふっ♡
 ぼくの興奮が、こいつのからだを支配してる♡

 ぁん♡ からだも…興奮してきたぁ♡」

胸を揉み続けるさくら。

さくらの意思に関係なく、男の興奮がからだを
支配して、さくらのからだは濡れ始めていた。

胸のあたりから液体が溢れだしている。

「ほぅら♡ わたし♡
 興奮しちゃってる♡」

さくらの言葉に木藤が叫ぶ

「さくら!!!目を覚ませ!」

だが、その言葉は届かなかった。

オタク男の欲望に支配され、
さくらのからだは、興奮していた。

スカートから覗く足にも、液体が流れて、
下着の許容量を超えた液体がポタポタと
床に落ち始めている。

「んふぁ…っ♡」

「----くそっ!」

恍惚の笑みを浮かべるさくらから
目を逸らす木藤。

これ以上、こんな姿は見たくない。

「----っと!」
さくらが自分のスマホを木藤に投げつけた。

「--!?」
木藤が何とかそれをキャッチすると、
さくらは、オタク男のからだを蹴り飛ばして、あおむけにし、
オタク男が持っていたリュックからモノを取り出した。

フリフリのコスプレ衣装のようなものを取り出す。

さくらは躊躇せずに、スカートを脱ぎ、
そのスカートを自分の顔面に押し付けた。

「んふぁああ♡
 わたし、、自分のスカートのニオイを嗅いで
 感じちゃってる♡

 ぁあっ♡ わたしったら変態♡」

さくらは舌を出してペロペロとスカートを
舐めながら「キヒヒッ…」と興奮を隠しきれずに笑う。

やがてそれに飽きると、スカートを背後に投げ捨てて、
そのままミニチュールスカートをはいて、
太ももを露出させながら笑う。

「どう?似合う~~~?」

好き勝手されるさくら。
木藤は拳を握りしめる。

「--さ、わたしの写真、とってもらおうかな」

さくらがピースポーズを決めて、木藤の方を見る。

さくらはこんな媚びるようなポーズはしない。

「---写真なんか、撮らせて、どうするんだ!?」
木藤が悔しそうに尋ねる。

「--わたしの勝手でしょ!いいから撮りなさい!」
さくらが命令口調で言う。

「それともなに?この恥ずかしい格好のまま、
 外に出てって欲しいの?
 うふふ・・・パンツも見えてるじゃない!あはははは♡」

さくらの言葉に木藤はやむを得ず写真を撮り始めた。

さくらは、さらに調子に乗って、
あざといポーズや、
ショーケースに飛び乗って足を組んだポーズ、
唇に手を当てたアダルトなポーズ、
ヤンキー座り、
大股でスカートの中身を露出したポーズ、
スカートをめくりながら、嬉しそうにしているポーズなど
さまざまな写真を撮らせた。

「---貸せ」
さくらは木藤からスマホを取り上げると、
舌打ちしながら木藤を睨んで、そのままスマホをいじり出した。

「--見てごらん」
さくらに言われてスマホの画面を見ると、
そこにはさくらのツイッターが映し出されていた。

今撮影した恥ずかしいポーズの写真が
投稿されている。

「わたしを見て…♡」
だとか、

「わたし、可愛い♡」だとか、そんな呟きと共に。

「貴様ぁ…」
木藤がさくらを睨む。

「--わたしがどうしようが勝手でしょ!
 あっ、「可愛いですね」だって!
 うふふ、ありがとうございます~♡ っと!」

「ねぇ!!!…もうやめてよ!」
風香が叫ぶ。

「--市川さんを、、そんな風に汚さないで!」
風香の言葉にさくらが風香を睨んだ。

「--汚す?これは復讐だよ。
 こいつは、お前たちは僕を笑った!
 徹底的にぶっ壊してやる!」

さくらが怒りを込めて叫ぶ。

「--……笑ったって…
 いつもいつも、お客さんが、変なことお店の中で
 してるからじゃないですか!!!
 平気でエロゲーの内容大声で話したりだとか、
 子供の顔に押し付けたりだとか!!

 ここはあなたの家じゃないんですよ!!

 ふざけないでください!!
 このオタク男!!!」

風香が泣きながら叫んだ。

「あぁ~~?」
さくらがキレた。

突然、店内の棚などを激しく蹴り飛ばし始め、
次々と売り場が壊されていく。

「オタクオタクオタクオタクオタクオタクオタク!」
さくらが悔しそうに叫びながら、息を荒げてショーケースを
なぎ倒していく。

「どいつもこいつも、僕をバカにしやがって!」
棚を倒す際に手を怪我して、切り傷をつくるさくら。
けれどもお構いなしに血を流しながら、
商品を蹴ったり投げたりして暴れている。

「ウッゼェェェぇぇぇ~~~~~!」
さくらが大声で叫ぶ。

「おい、さくら!怪我…」
木藤が言いかけると

「うるせぇ!こいつがどうなろうが知ったこっちゃ
 ねぇんだよ!」

とさくらが叫んだ。

そして、もう一度スマホを木藤に投げつけた。

「---動画をとれ」
さくらが怒りに満ちた声で言う。

チュールスカートを着た可愛らしいさくら。
だが、今や木藤と風香は恐怖におびえていた。

「---こ、、、こうか?」
木藤が言うと、突然さくらが満面の笑みを浮かべた。

「わたし、市川さくらと言います。うふっ…♡
 わたし、お店ではたいているんですけど、
 お客様のことをオタクってバカにしちゃったんです!
 悪い子なんです!

 だから、今からわたし…
 誠心誠意お詫びさせて頂きます!」

そう言うと、さくらはオタク男の方に歩いていき、
倒れたままのオタク男のズボンを降ろした。

「--誠心誠意、ご奉仕しま~~す!」
スカートの中身が見えるのも気にせず、
さくらは四つん這いになると、オタク男のソレを
口に咥えてしまう。

風香は泣きながら手で顔を覆っている。

「--あぁふ♡ ふぁあう♡ ひゃん♡
 ぼくの…ぼくのしゃぶって♡
 あは、ぐふふふふ・・・ひゃははははは♡」

オタク男のソレが大きくなっていく。
さくらは嬉しそうに腰を振りながら、
背後にいる木藤にパンツを見せつけながら
大喜びで、それをしゃぶっている。

「もう!!!!やめろ!!!!!!!」
木藤がさくらを力づくで引きはがした。

「---チッ!」
さくらが舌打ちしてスマホを取り上げると、
「これ、動画サイトに投稿しちゃおっかな?」とほほ笑んだ。

重たい空気が流れる店内ー
風香のすすり泣く声だけが響き渡る。

その時だった。

プルルルルルルル…

お店の電話が鳴る。

「---」
木藤がさくらの方を見ると
さくらが「出ろ」と言ったので木藤は電話に出た。

「お電話ありがとうございます…」
木藤が電話に出ると、
相手は、尾崎店長だった。

客が本部に「店が閉まっている」と問い合わせをして、
本部が尾崎店長に確認の電話を入れたらしい。

「--トラブルか?」
尾崎店長が言う。

「そ…そうです…て、、店長…早く!」
木藤が嘆願するようにして言うと、
さくらが電話を取り上げた。

「店長♡ な~んにも心配はいりませんよ!
 うふふ♡」

そう言うと、さくらは受話器を下に叩きつけて、
踏みつぶした。

「あ~~~~あ!騒ぎが大きくなっと面倒だから
 今日はここまでだぁ!」

そう言うとさくらはイライラした様子で頭を
かきむしりながらシャッターをこじ開けた。

「お…おい!そのままの格好で!」
木藤が言うと、さくらは笑った。

「そんなことし~~~~らない!
 恥ずかしいのはわたしだけだし!
 あははっ!!!あははははははははははっ!」

さくらは大笑いしながら、
チュールスカートと同じ生地の胸を強調した格好のまま、
店の外に出て行ってしまった。

「おい!!!」
木藤が店の外に飛び出す。

けれどー
さくらは大笑いしながらスキップして
走り去ってしまった。

「くっそぉおおおおお!」
木藤が叫ぶ。

奪われたさくらー。
けれども、オタク男の復讐は
これが”始まり”だったー。

③へ続く

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コメント

ヤリタイ放題ですねー。
さくらさん、可哀想(棒読み)

続きは明日です!
もっと激しくなりますよー。

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憑依<暴走憑依男>

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