<憑依>壊れる日常① ~悪意~

日常が壊れていくー。
楽しい学校生活が壊され、奪われていく。

真面目な女子生徒が、歪められていくー。

気づいたときにはもう…

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チャイムが鳴り響く高校。

「---ま~た遊びに来たの?」
ポニーテールの女子高生、
水島 夕紀(みずしま ゆき)が呆れた様子で言う。

「いいじゃないか!別に。
 俺も本当は生徒会に立候補したかったんだし!」
男子生徒の郷原 聡(ごうはら さとし)が言うと、
夕紀が「ま、いいけどさ」と笑う。

生徒会室ー。

生徒会の話し合いが行われるその部屋に、
よく聡は遊びに来ている。

と、言うのも、聡と、生徒会副会長である夕紀が
幼馴染で、高校生になった今も、大の仲良しだからだ。

聡は生徒会の話し合いが終わるタイミングで、
生徒会室を訪れて、夕紀といつも一緒に
下校している。

「--先輩も何だかんだで好きですからね!」
ショートヘアーの女子生徒、
榎本 彩月(えのもと さつき)がほほ笑む。

彼女は1年生の生徒で、書記を担当している。

「---ちょっと、からかわないでよ」
夕紀が顔を赤くしている。

「---はは、榎本さんはストレートだからな」
聡がそんなことを呟いていると、
生徒会長の宮渕 志穂(みやぶち しほ)がほほ笑んだ。

ロングヘアーのメガネ女子で、
かなりの美少女だ。

と…いうよりも、生徒会長の志穂、副会長の夕紀、
そして書記の彩月。
三人は、生徒会の花と密かに噂されている。

「---でも、郷原君、優しいよね。
 毎日のように夕紀ちゃんを迎えに来てるんだし…」

志穂の笑みに、
聡は顔を少し赤らめて笑う。

「ま、まぁ幼馴染だからさ」

「--別に…楽しんでないけど!」
夕紀が言う。

「--お、ツンデレか?
 本当は嬉しいくせに!」
聡が言うと、
夕紀が顔を赤らめて「あんたねぇ!出禁にするよ!」と
反論した。

その二人のやりとりを見て、
微笑む志穂。

「--ふふ、仲良くていいなぁ」

本心からの言葉だった。
志穂は、誰とでも仲良くできる反面、
特定の男子と仲が良い、なんてことはなかった。

いやー、
”一人”気になる男子はいるけれどもー。

「--三園くんも、郷原くんみたいに、
 ちゃんとしてくれればいいのに」

志穂がつぶやいた。

「--三園?」
聡が尋ねると、
夕紀が答えた。

「C組の三園よ。
 アイツ、1年のときから素行不良だったじゃない?
 今じゃすっかり孤立してるけど、
 この前も暴力沙汰起こして停学になってたでしょ」

夕紀の言葉に、聡は三園の事を思い出す。

「あぁ、あいつか…。
 あいつ、また何か問題を起こしたのか?」

聡の言葉に、今度は生徒会長の志穂が答えた。

「---うん…
 なんかね”生徒会を俺の支配下においてやる”って
 最近騒いでるのよ」

志穂の悲しそうな表情を見た聡は、
自分も悲しい気持ちになった。

聡が生徒会室によく来る理由は、
ひとつは、夕紀を迎えに来るため。

そして、もうひとつはーー
密かに行為を抱いている志穂と会うため。

「--ま、何かあったら、俺に言ってくれれば
 俺も力を貸すからさ」

聡が言う。

生徒会には当然、男子もいるのが
どうにもやる気のない連中たちだ。

だから、聡が力になってあげるしかないのだ。

「ーーー優しいね…本当に生徒会に欲しかったぐらい」
志穂がほほ笑むと、
聡は
「はは、宮渕さんたちのためなら、何でもするさ」と
冗談めいて笑った。

帰り道ー、
幼馴染の夕紀に「鼻の下伸ばしちゃって!!ばればれよ!」
と散々説教された…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

「---お前、最近、生徒会室に出入りしてるよな?」
背後から、茶髪の生徒に声をかけられた。

「--お前・・・」
振り返った聡は、その顔を見て、名前を呟いた。
「----三園(みその)」

昨日、志穂たちが言っていた問題児だ。
生徒会を自分の支配下に置くとか豪語しているらしい。

「--チヤホヤされていい気になってるんじゃねぇぞ?」
三園が聡を睨みつける。

聡は、昨日の志穂の悲しそうな顔を思いだして、
一言言ってやろうと思った。

「おい、お前さぁ、
 生徒会のみんなにちょっかい出すのはやめておけ」

「---あ?」

「--みんな怖がってる。
 お前のようなやつと、関わるような子たちじゃないんだ!
 あの子たちには、手を出すな」

聡が言うと、三園が舌打ちをした。

「何様だ、テメェ?」

だが、負けじと聡は三園を見る。

「---人が嫌がることをするな。
 何が生徒会を支配下に置く、だ!
 悪ふざけもいい加減にしろ!」

それだけ言って、聡は背を向けた。

「そうか、そうか、偉そうに!
 でもよぉ、、後悔すんなよ!!
 間もなく”始まる”んだからよぉ!!!」

一人で叫んでいる三園を無視して、
聡は教室へと向かった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夜ーーー。

「---もうすぐテストかぁ…」
生徒会長の志穂が、自分の部屋で
来週のテストの為の勉強をしていた。

真面目な彼女らしく、部屋もきれいに整えられている。

「---よぉ」

声が聞こえた。

「---!?
 だ、、誰!?」
志穂が振り返るが、そこには誰も居ない。

「---……き、、気のせいかな…
 わたし、疲れてるのかも」

ため息をついて、再び机に向かう志穂。

しかしーー
突然、手が勝手に動いた。

「----おれはここにいるぜ」
志穂の口からーー
男言葉があふれ出し、
手が、自分の頭を指さした。

「---ひっ…な、、、何…?」
志穂がおびえた様子で、勝手に動く手を見る。

「---まぁ、怖がるなよ。
 ”生徒会を俺の支配下に置く”って
 言っただろ?
 そのためにはまず会長であるお前を
 支配しなくちゃいけないんだ」

志穂が一人でそう言葉を発する。

「---(な、、、何なの!?)」
志穂は恐怖で戸惑いながら自分の口を手で閉じる。

だがーー
手が自分の頭を殴りつけた。

「--きゃあっ!」
志穂が悲鳴をあげる。

そしてーー

「ちょっとの間、からだを借りるぜ!
 なぁに、怖がるなよ!
 すべてが終わるころにはお前も
 新しい自分に生まれ変わってるからさ!」

「---…借りるって…!?
 や・・・やめっ!」

そこまで言うと、
志穂の体がビクン!と跳ね上がり、
そのまま力無くその場に倒れた。

「く…ふふ、、、ふふふふふふふ」
志穂が起き上がる。

「ははははははは!ついに!ついに!
 手に入れた!生徒会長の志穂ちゃんのからだだ!
 うひひひひひっ!」

胸を触り出す志穂。

先ほどまでの怯えきった表情が嘘のように
歪んでいる。

目には、涙が浮かんでいる。
さっき、志穂が浮かべた涙だ。

「---あふぅ♡ き、、気持ちいい!!!
 お、、、女ってすげぇな!」

志穂がそう呟きながら机の方を見る。

「あっはは…!
 こんな時間まで勉強かよ!
 頑張るねぇ~!」

机の上の教科書を”くだらないもの”と吐き捨て
そのまま破り捨てる志穂。

「ふはははははっ!
 もうわたし、今日から勉強なんかしないもん♡」

嬉しそうに、教科書やノートを次々と破り捨てて、
ゴミ箱に放り投げていく。

「っ!邪魔くせぇな!髪の毛って!」
目にかかる髪の毛を乱暴に振り払う志穂。

「---ん~でも、感触はいいなぁ」
サラサラした髪の毛を片手でとかすようにして触る。

「---ん~~~~いいニオイ!」
髪の毛のニオイを嗅いで、顔を赤らめる志穂。

「---んふふふふふふっ♡ んふふふふふふっ♡
 生徒会長にこんなことさせてるなんて!
 ゾクゾクする!!」

続けてぺろりと髪の毛を舐めてみる。

「-----んんんんんんっ♡
 お~~~~いしいっ♡」

嬉しそうに飛び跳ねる志穂。

「さぁーーてと!」
志穂は、服のボタンを一つ一つ外し始めた。

「んふっ…志穂ちゃんの胸…綺麗だなぁ…
 ううん、わたしの胸…綺麗…」

鏡の前に立って、自分の胸を見つめる志穂。

「あん♡ 触ると、、とっても、、気持ちいい♡」
志穂に憑依している三園は、あふれ出る性欲を
押さえきれず、
その性欲は、志穂のからだや脳にも影響を与えた。

志穂が興奮している。

「うふっ♡ あはっ♡
 わたし、、わたしが興奮してる♡
 あはっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡

 な、、なんだこの色っぽい声♡
 あぁっ♡
 聞いてるだけで、、、、 
 こ、、、興奮する♡」

志穂がその場に膝をついて
無我夢中で服を引きちぎり始めた。

興奮のあまり獣のような表情で、
涎を垂らしながら、
服を引きちぎっている。

下着までぬぎすてた志穂は、
近くにあった、ペンをそのままあそこに突っ込んだ。

「んあああああああああああっ♡」

近所中に響き渡りそうな大声を上げる志穂。

「はぁ・・・♡ はぁ・・・♡
 な、、、何今の…凄すぎる…♡」

髪の毛を振り乱して
甘い吐息を吐いている志穂。

さらに、志穂はからだをいじくりまわした。

「んふっ♡ あはっ♡ はっ♡ ぁああああ♡」
志穂の体から、愛液が流れ出ている。

「ふぅん♡ わたし…♡
 興奮が…止められなぁい!!!!」

飢えきった表情で自分の体を強く抱きしめて、
そのまま体を色っぽくくねらせる。

興奮のあまり何が何だか分からない。

そして、胸を揉み、
アソコを弄び、
喘ぎ狂うー

「ひひひひひ♡
 あは♡ あはははっ♡
 ヤバイ、わたし、、イッちゃう♡ わたし、、わたし、、
 イッちゃうよ!!!

 あぁ、志穂♡ しほ♡
 わたしは志穂♡
 しほぉぉぉぉぉぉぉおおお♡」

体を激しく震わせながら志穂は
その場に大量の液体を盛大に放出した。

そして、その場にだらしなくうつ伏せで倒れると、
志穂は呟き出した。

「わたしは・・・三園くんのためなら・・・なんでもします・・・」

「わたしは・・・三園くんの忠実な奴隷・・・」

「三園くんがわたしのすべて・・・あぁ、、、三園くん♡ 三園くぅん♡」

そう言うと、志穂はガクッと気を失い、
三園は霊体となり、宙へと消えて行った

志穂はそのまま、愛液まみれの部屋で
白目を剥いて、意識を失っていた…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日。

生徒会室に辿り着いた副会長の夕紀は、目を疑った。

「---何で、あんたがここにいるの?」

素行不良の生徒、三園が生徒会室にいる。

周囲の男子生徒たちも首をかしげている。

「--あ、先輩…」
書記の彩月が困った表情で、夕紀に近づいてくる。

「--なんか、三園先輩が、今日から話し合いに参加するって
 言ってるんです」

彩月の言葉を聞いて、
夕紀が「はぁ?」と叫ぶ。

「ちょっとアンタ、生徒会関係者でもないのに、
 何、わが物顔でーー」

「ーーーわたしが呼んだの」
生徒会長の志穂が言った。

「----え?」
夕紀が意味わからない、と言いたげに志穂の方を見る。

「---わたしたち、三園くんのこと、
 いつも悪いようにしか見てなかったでしょ?
 
 でも、それってよくないことよね。
 三園くんには三園くんの良いところがある。

 だから、今日はみんなで三園くんにお詫びをしようと思って」

微笑む志穂に
夕紀が反論する

「な、何言ってるの志穂?
 笑えないジョークだよ!」

夕紀が言うと、
志穂が三園の方を見て、突然土下座をした。

「申し訳ありませんでした!」
頭を床にこすりつけるようにして謝る志穂。

「---は、、、はぁっ?
 ちょ、、ちょっと志穂!?

 ねぇ、アンタ!志穂に何言ったの?
 脅してるんでしょ!?」

夕紀が三園に向かって叫ぶと
三園は
「志穂は、自分の意思でやってるんだぜ」とつぶやく。

「---ほら!夕紀ちゃんも早く三園くんに
 謝って!」

「---い、、いや、、おかしいでしょ!?
 志穂、やめなよ!そんなこと!」
夕紀が叫ぶと、
志穂が突然大声で怒鳴った

「----黙りなさい!!!!」

唖然とする生徒会メンバーたち。

「---いいから、謝るのよ!
 ほら、早く!早くしなさい!」

あまりの剣幕に夕紀も、書記の彩月も、
他の生徒会メンバーも
しぶしぶ「ご、、ごめん」とだけ呟いた。

「---ま、このぐらいでいいぜ」
三園が言うと、
三園が会長の席に座り、
志穂が横に立った。

「-----」
夕紀は三園を睨みつける。

三園が、志穂の弱みでも握って
バカなことをさせているに違いない。

その日の話し合いは最悪だった。
志穂が三園を庇うような発言ばかりし、
他のメンバーは戸惑うばかり。

そのまま、話し合いは終わった。

「---夕紀!終わったか?」
副会長・夕紀の幼馴染、聡が入ってきた。

今日も、いつものように迎えに来たのだ。

「---終わったわよ!いこっ!」
夕紀がもの凄く不機嫌な様子で聡の手を掴み、
聡はそのまま一緒に、廊下に連れ出された。

「え??え???どうしたんだよ?」
聡が戸惑っていると夕紀は言った。

「今日の志穂、最低!!!!」
夕紀は、親友だと思っていた会長の志穂の
豹変に腹が立って仕方がなかった・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「反省が足りなくてごめんなさい」

二人だけになった部屋で、志穂が三園に頭を下げる。

「いいさ…
 他のやつらも順番に支配下においてやる」
三園が、志穂にマッサージをさせながら言う。

それと…

「二人の時は、俺のことをご主人様と呼べ。
 お前は、俺のしもべだ。」

そう言うと、志穂が嬉しそうな笑みを浮かべて
「はい、ご主人様ー」と
はっきりとした声で言った。

ーーー日常が壊れていく。

静かに、少しずつ、
けれども、確実に…。

②へ続く

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コメント

憑依して、染める高校生徒会モノです!
私はこういう系統の作品が好きなので
自分で書いちゃいました^^

憑依<壊れる日常>
憑依空間NEO

コメント

  1. 憑依好き より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    乗っ取られて記憶が書き換えられるシチュエーションが1番好きです!

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 乗っ取られて記憶が書き換えられるシチュエーションが1番好きです!

    ありがとうございます!
    私も乗っ取り⇒書き換えは、
    好きなシチュエーションです!

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