36万アクセス記念短編!「リアルデュエリストVol10 デュエル・ポリス」

憑依空間が36万アクセス達成です!
感謝!の一言です!

私に出来る御礼と言えば、小説ぐらいなので、
今回も記念短編を!
今回は「リアルデュエリストVol10 デュエル・ポリス」をお送りします!

記念短編なので、憑依要素が無い事もあります(?)

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カードを現実化させる力を持った人間達を
リアル・デュエリストと呼ぶ。

とある世界では、
その力を利用して警察組織内に
”デュエル・ポリス”という部隊が結成されていた…。

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高速道路。

夜の街を疾走する3人組の暴走族。

背中には夜露死苦と書かれている。

背中に「魔苦怒奈流怒」と書かれたリーダー格の男が
「ヒャッハー」と叫びながらさらにスピードを上げていく。

そんな様子を、少し離れたところから
3人の警察官が見つめていた。

彼らは
デュエル・ポリス。

この高速道路では、白バイはお役御免となっていた。
代わりに、彼ら、デュエル・ポリスが高速道路の交通違反に目を光らせている。

「----違反だ」
デュエル・ポリスの隊長、鷹栖 北斗(たかす ほくと)がつぶやいた。

他の二人の隊員が頷く。

彼らは、バイクすら用意していない。

変わりに用意しているのは、デッキ。

隊長の鷹栖がカードをかざす。
「魔界大道具「ニゲ馬車」」!!!

馬車が出現し、鷹栖はそれに乗り込む。
ニゲ馬車が走り出す。

鷹栖はさらにカードを発動した。

「電撃鞭」

鞭を手にした鷹栖は、鞭でニゲ馬車の馬を叩き、
馬車の速度をUPさせた。

「もっと早く疾走れー!」
鷹栖は叫ぶ。

3人組の暴走族めがけて走って行く馬車。

残りの二人の隊員も、カードを発動した。

「エクスプレスロイド!」
隊員の一人が、自らエクスプレスロイドに変身し、
高速道路を新幹線の姿で疾走し始める。

「俊足のギラザウルス!」
3人目の隊員は恐竜の姿となり、
高速道路を疾走する。

ーーーーーーーーーーーーーーー

「あ、兄貴!」
暴走族の一人がバックミラーを見ながら叫ぶ。

背後から―、
馬車と新幹線と恐竜が迫ってきていた。

「---あぁん?」
魔苦怒奈流怒を背中に背負った男が降り向く。

するとー。

「ひっ…!?!?」
馬車と新幹線と恐竜が迫り来る異様な光景に
男は恐怖した。

スピードをあげようとする暴走族。
異様な集団から逃げなくてはならない。

しかしー

ニゲ馬車に座っていた鷹栖が叫ぶ。

「ヤツをデュエルで拘束せよ!」

すると、ギラザウルスがさらにカードを発動した。
「--万能地雷グレイモヤ!」

暴走族の走る道路にグレイモヤが出現し、
爆発した。

「ぐおおおおおっ!」
暴走族たちのバイクが、吹き飛ぶ。

「---あ、、、ぐ…」

怪我をしている3人に、馬車から降りた鷹栖が近寄る。

他の二人の隊員も、人の姿に戻って3人に近づいた。

「--ゆ、、、許してくれ…」
暴走族のリーダーが謝る。

その姿をデュエルポリスの隊長、鷹栖が見下している。

「---も、、もうしないから…
 明日からまっとうに生きるから…!」

暴走族のリーダーは
デュエル・ポリスに恐怖して嘆願するようにして叫んだ。

「---お前に次のターンは無い」
デュエルポリスの隊長、鷹栖は叫んだ。

「---!?」

さっきまでギラザウルスだった隊員がいつの間にか
「斬首の美女」のカードを発動して、
暴走族の一人を「斬首」していた。

「ひぃぃぃぃぃっ!
 お、、お前ら、、俺たちを殺すのか!」

暴走族のリーダーが叫ぶ。

「---火あぶりの刑!」
エクスプレスロイドだった隊員がカードを発動し、
暴走族の一人が火あぶりになって、消滅した。

「ひっ…や、、やめてくれ…やめてくれ…」
暴走族のリーダーが叫ぶ。

「---お、お前ら警察だろ!
 こんなことして、ただで済むと…」

その言葉にデュエルポリスの隊長・鷹栖は笑ってカードをかざした。

”記憶末梢”

「このカードがあれば、何をしても問題にはならない。
 人々の記憶からこの件と、お前らの存在を消す」

鷹栖が言うと、
暴走族の男は恐怖して泣き叫んだ。

「だがー、
 お前には”死”以外の未来を用意してやろう」

「罰ゲーム!
 女体化 ~変貌する肉体~!!!」

鷹栖がそう言うと、とあるカードをかざした。

暴走族の体が
「ゴーストリックの雪女」という姿に変わった。

鷹栖はそのカードをスリーブに入れる。

”スリーブに入れる”

リアルデュエリストは、カードを発動した本人から距離が離れると
その効果が切れてしまう。
だがどういうわけか「スリーブに入れると」距離が開いても
効果が永遠に続くのだ。

泣き出しそうな表情で鷹栖を見る
ゴーストリックの雪女。

「---お前はその姿で永遠に過ごすのだ。」

そう言うと、鷹栖たちは、
「ガトリングバギー」のカードを発動して、
バギー3台の併走で、高速道路を走り去って行った。

デュエル・ポリス。
今日も彼らによって高速道路の治安が守られているー。

おわり

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コメント

記念短編とはいえ、
TSF要素0やん!ということで、
最後に慌てて女体化を入れました(白目

あ、キャラの名前ですが、
5dsの鷹栖と、ARC-Vの志島を混ぜた名前です。
本人たちとは関係ありません!

コメント

  1. 匿名 より:

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    ゴーストリックの雪女に変えてもらえるとかいうご褒美。うらやま

  2. 無名 より:

    SECRET: 0
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    > ゴーストリックの雪女に変えてもらえるとかいうご褒美。うらやま

    コメントありがとうございます!
    確かに、あまり罰になってないですよね!笑