憑依空間とは別のTSF小説サイト様、
霧のかかった坂 様が
登場する小説を作りました。
管理人様の井澄ミスト様のご許可を頂いております。
※フィクションです。
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女子大生、成岡 蛍(なるおか ほたる)は
彼氏が好きだという、
”TSFモノ”と呼ばれる、ジャンルの小説をパソコンで
見つめてみた。
「ほーら、そんなに嫌そうな顔するなって!」
彼氏が笑う。
彼氏が画面に表示された
TSF小説のサイト、
霧のかかった坂 を指差して言う。
「このサイトの小説、本当に面白いんだって!
ホラ、これなんか見てみろよ、
女の子が憑依されて好き勝手されてる!
興奮するよなぁ!
俺、毎日深夜にココ見てるぜ」
興奮していう彼氏に
蛍はあきれた。
「--はぁ…
趣味悪いのねあんた…」
彼氏が笑う。
「読むだけなら、自由だろ。
実際に何かするわけでもなし。
心のオアシスだよ」
そういうと、彼氏が
「あ、ちょっと、用事を思い出した!
コンビニ行って来るわ!」と言って
玄関から外へと出て行ってしまった。
「ちょっとぉ~私、こういうの興味ないんだけど!」
蛍が玄関先の彼氏に言うが、
彼氏は笑って手を振るだけだった。
蛍は嫌悪感を露にしてサイトを見る
「”奇妙な女子高生”」
「”憑依小説サークルの秘密”」
蛍は嫌そうな顔をしながら
作品を読んでいく。
そして、そのまま呟く
「何よ・・・
こんなの楽しんでニヤニヤして・・・
女の子の敵ね!
体を自由に弄ぶなんて、
わたし、ゆるせない!」
蛍が一人叫ぶ。
サイト管理者の名前を見る。
”井澄ミスト”と書かれている。
どんな人物なのだろうか
「--ま、女の子の敵であることには・・・」
そのときだった。
パソコンのモニターから、突然、霧のようなものが
あふれ出した。
「な、、、なにこれ…!」
蛍が驚く。
突然モニターから出てきた霧は、
あっという間に蛍の体を包み込む。
「ひっ、、、な、、なによ!やめて!」
蛍が叫ぶ。
ふと蛍がパソコンのモニターに目を戻すと、
”井澄ミスト”と表示されている横の少女のイラストが
不気味に笑みを浮かべているのが見えた
「ひっ!!!」
イラストが・・・動いた?
そんな恐怖にかられている間に、
蛍の口から、鼻から、耳から、
霧が体内へと侵入していく
「いっ・・・いやああああ!」
叫ぶ蛍。
そして、蛍は恐怖のあまり気を失った。
「---おい、、、おい蛍!」
・・・・
「・・・あれ?」
蛍は目を覚ました。
彼氏の声で。
蛍が辺りを見回す。
霧はもうない。
「あれ・・・わたし?」
蛍が不思議そうに言うと、
彼氏が笑う
「そんなに、小説つまらなかったか?」
彼氏にたずねられた蛍は思い出す。
そうだー
TSF小説を読んでいて、
霧が…。
でも、、大丈夫。
もしかしたら自分が憑依されちゃうんじゃないかと
怖かったけど、
大丈夫。
ちゃんと、わたしだ。
蛍は画面に映っている
”霧のかかった坂”を見つめる。
「ううんー、とっても楽しかった!」
蛍の口から出た賞賛の言葉。
彼氏は、自分の趣味を理解してくれたと
判断して笑みを浮かべた。
「--TSF小説っていのも、
面白いね!
わたし、すっかりはまっちゃった♪」
笑う蛍。
あれー
さっきまでわたしー?
でも、そんな疑問はすぐに”霧がかった疑問”となり
消えうせた。
画面を食い入るように見つめる蛍。
「--この井澄ミストさんって人、天才だよね!」
蛍が微笑む。
その日以降、彼女は
霧がかかった坂、のサイトを毎日のように見ては
「拍手」をし、ツイッターで紹介をし、
褒め称えた。
何故だか知らないが、楽しくて仕方がない。
「あ~今日もミストさんの小説楽しみ!」
蛍は大学からの帰路で、そう呟きながら
笑みを浮かべた
蛍の家にでつきっぱなしのパソコンのモニターに
”霧のかかった坂”に表示されている。
サイトの少女が、不気味に笑みを浮かべる。
TSFを侮辱するものは許さないー。
蛍は、
”ミスト”の怒りに触れてしまった。
霧は今日も拡散する。
サイトを侮辱するものに、
霧は憑依するー。
そうして、少しずつ、サイトは成長していく。
ファンが毎日少しずつ増えていく。
霧のかかった坂を侮辱した人間が、
ファンになっていく…。
井澄ミストの領域を侵すものは居ないー。
なぜなら、
侵そうとすれば、
霧に憑依されて、ファンになってしまうのだからー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
井澄ミスト様の恐ろしきお力…
ではなく、
執筆許可を下さりありがとうございました^^
TSFサイト管理人様は、
きっと何かの力を持っている…はず!
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
突然のご連絡失礼致します。
きみきと申します。
ブログを運営しているのですが、
貴サイト様を拝見させていただきまして、
是非相互リンクさせていただきたくご連絡差し上げました!
URL: http://ky8uqsnu.blog.fc2.com/
お手数をお掛け致しますが、ご検討のほどよろしくお願い致します。
SECRET: 0
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突然のご連絡失礼致します。
きみきと申します。
ブログを運営しているのですが、
貴サイト様を拝見させていただきまして、
是非相互リンクさせていただきたくご連絡差し上げました!
URL: http://ky8uqsnu.blog.fc2.com/
お手数をお掛け致しますが、ご検討のほどよろしくお願い致します。
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忘れてた。そういや管理人が最強だったわ
しかしどうも自分はミストときくと、あのドラクエで出てくる奴を条件反射で思い浮かべてしまう。
自分的には最強三大憑依者の一角って感じなんだけど、もしかしたら俺も知らないうちに毒されてたりして笑
こういう一風変わった話も面白い
SECRET: 0
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> 忘れてた。そういや管理人が最強だったわ
> しかしどうも自分はミストときくと、あのドラクエで出てくる奴を条件反射で思い浮かべてしまう。
> 自分的には最強三大憑依者の一角って感じなんだけど、もしかしたら俺も知らないうちに毒されてたりして笑
> こういう一風変わった話も面白い
井澄ミスト様のご許可を頂いて書いちゃいました^^
私ではミスト様には敵いません…