僕には夢があった。
女子高生になって、自転車に乗ってみたいーーー。
ある日、僕はネットで”人に憑依するための薬”を手に入れた。
僕は決心したー。
女子高生に憑依して、自転車に乗ってやるー と。
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僕は自分の部屋で、憑依薬 と書かれた薬を見つめていた。
飲むと”幽体離脱して人に憑依できる”らしいー。
「本当かな…」
高校生の僕は、いつも自転車通学中に、
同級生の女子が自転車に乗っているのを見て
ひそかに興奮していた。
スカートで自転車に乗るってどんな感じなんだろうーと。
そんな中、偶然憑依薬を手に入れたんだ…
僕は、今日、体調不良だと嘘をついて学校を休んだ。
女の子に憑依して、
自転車に乗るためだ。
「---騙されたと思って、やってみよう」
僕はそう呟いて、一思いに憑依薬を飲みほした。
するとーー
突然眠気に襲われて
僕の意識は闇に包まれたーーー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あれーー?」
気づくと僕は通学途中の道に居た。
しかもーー
空に浮いている。
「こ、、、これが幽体離脱!」
僕は確信した。
ふと下を見ると、
二人組の女子高生が居た。
一人はクラスの
横田 華純(よこた かすみ)ちゃん。
とてもかわいらしい顔立ちで、
人気の女子生徒だ。
と、いうか僕も好きだ。
「華純ちゃんにしよっと!」
僕はそう叫ぶと、一気に華純ちゃんの体めがけて
霊体を移動させた
「ひっ!?!?」
突然華純ちゃんが悲鳴を上げた。
僕が体を重ねたからだろう
「か、、華純ー?」
隣にいた子が不思議そうに言う。
「---、、、く、、久美子…
な、、、なんか、、、体が・・・へん…」
華純ちゃんが苦しそうに言う
「ど、、どうしたの華純!
大丈夫!?」
隣にいた子が叫ぶ。
あまり騒がれるとまずいな…
そう思い、僕は体の残りの部分を一気に華純ちゃんに重ねた
「はっ…あがっ……」
華純ちゃんが奇声を上げてそのまま固まった。
「---か、、華純、、救急車呼ぶね!」
友人が焦る。
僕にスースーとした感触が伝わる。。
スカートから覗く足に風が当たっている感触だーー
”憑依 成功”
僕は華純ちゃんの体で笑みを浮かべたー。
「---な~んちゃって♪ てへっ」
僕は女の子っぽくそう言った。
「--ちょ、、ちょっと~ヤダ 華純!
驚かさないでよ~」
友人が笑う
「ごめんごめん~~
あ、私、忘れ物してきちゃった、
一回取りに戻るから先に行ってて!」
僕がしゃべっている。
けれども口から出るのは可愛らしい声ー。
華純ちゃんの声ーー
あぁ、、イイ♪
「えーー忘れ物~?
ドジだなぁ華純ちゃんは…
じゃあ、先に行ってるね~」
そう言うと、友人は自転車に乗って
一足先に高校に向かった。
「うっふふふふふ~」
華純ちゃんは笑った。
ま、僕が笑わせているんだけどね。
僕は、休憩のため降りていた自転車に
またがった。
スカートが乱れて、
パンツが直接サドルに触れてしまう
「あっ…全然ダメじゃん」
僕がつぶやく。
勿論華純ちゃんの声で。
自転車から降りた僕は考えた。
「へぇ~女の子は考えて自転車に
乗らないとダメなんだ~
えへへへ~」
華純ちゃんの声。
僕は興奮してきた!
あの華純ちゃんに、僕がなっているなんて。
今度はスカートを抑えながら自転車に乗ってみた。
「あ~こうすればいいのか~大変だなぁ」
今度は上手く自転車に乗ることができた。
そして走ってみる。
ちょうど今日は風が強い。
風でスカートがふわふわする。
そして、生足に当たる風が
男の僕にとっては何とも不思議な感覚だった。
「あっ、何か気持ちいい!やみツキになりそう!」
変な事を言いながら顔を赤らめている華純ちゃんを見て、
周囲の通行人が変な目でこちらを見た
「あーーいけない…」
僕は恥ずかしくなって顔を赤らめた。
今の僕は女子高生なんだー。
あまり変な事しちゃ華純ちゃんが可愛そうだしー。
信号待ち。
僕はスカートを触ってみる。
ふわふわしていて、
不思議な感覚。
「こんなの穿いてるんだ~」
スカートをくしゃくしゃにしてみる。
僕は興奮して、
つばをゴクリと飲み込んだ。
そうこうしているうちに、信号が青になるーー
僕は再び自転車で走りだした。
風が強い
「あ~、スカートがひらひらしてる・・・
これ見えてるんじゃないかな?」
可愛い声で華純ちゃんがそう呟く。
もちろん、僕の意思で。
いつもの感覚で僕は立ち乗りをして
自転車を猛スピードでこいでいた。
風でスカートがふわふわとする。
下着に風が吹き込む
「えへへ…
なんだかくすぐったい!」
僕は女言葉でそう呟く。
絶対見えてるよコレ…
しかも、僕は”みられること”に
快感を感じた。
「えへへ~
みんなこっち見てる~~~」
僕の興奮はエスカレートしていく
わざとスカートが風でなびくような姿勢で
自転車をこぐ
周囲が僕の方ーー
いや、華純ちゃんの方を見ている
「えへへへ~~~
華純の大サービス♡」
周囲が、僕、いや華純ちゃんにくぎ付けになる
「うわぁ…
スカートでの自転車、、、
やみツキになりそう~~~」
僕はふと、自転車についていた可愛らしい鏡
(たぶんバックミラー)に目を向けた。
華純ちゃんがイヤらしい顔をして
頬を赤く染めている
「うふふふふふふふふん…♪」
イヤらしい笑いが自然と口からこぼれた。
僕はサドルに自分の下着を押し付けてみた
「んんっ…あはぁ…♡」
口から華純ちゃんの妖艶な声があふれ出た。
ううう…たまらない!
凄いや!
僕は人気のない裏路地に入った。
そして、
サドルに下着を押し付けたりスカートを乱してみたり、
綺麗な足をサドルに擦り付けたりしてみた
「えへへへへへっ・・・♡」
気づくと、下着が湿っていた
「やべっ!」
僕は可愛い声で叫んだ
流石にやりすぎたーー
華純ちゃんの体が感じちゃってる…
ーーーでも、、、
でも、、、
「華純、、興奮しちゃったぁ~♡」
僕は欲望を抑えられずそう叫んだ。
そして停車させた自転車のサドルに自分の胸を押し付けた。
「んんんっ くっ・・・
こ、、、これが女の子の快感…あぁあああっ♡」
サドルに胸を押し付け、
乱暴に刺激すると、
この上ない快感が華純の体を襲った
「うぎぃぃぃぃっ!???
す、、、凄い…
な、、、何今の…♡」
こんなに気持ちいいなんてーー
こんなに、、、気持ちイイなんてーーーっ!!!
僕の理性がはじけた。
そして僕は一心不乱に自転車相手に
淫らな行為を繰り広げた
「あっ、あっ、、華純っ、、、
道端で、、こんなことしてる、、、
ううん、 させられちゃってるの、、
あっ、、、あっ、、、
きもちいい、やばい、、、やばいよぉ♡」
体を激しく動かしながら大声で喘ぐ僕、、
いやーー華純。
華純の体が僕の命令で、快感を感じている
「あっ、、、あっ…」
セーラー服がビリっと音を立てた。
あまりにも乱暴にこすりつけ過ぎて
少し破れてしまったようだ。
でもーーー
「えへへへへへへっ~~~♪」
華純ちゃんにこんなことをさせているーー
すごいーー
すごいーーー
エロいよぉ!
「あぁぁぁっ、、、ヤバイ、、、なんかすごい!
これって、、、もしかして、イク、イク、、、
華純、、学校前なのにイッちゃう!!!
んん、、あああっ、、、
すごい!すごい!
エロすぎるよぉぉぉぉ~♡
うっあっ~ひゃあああああああっ♡」
絶頂ーーー。
あまりの気持ちよさに、僕は、華純の体は、
ガクガクと身を震わせてその場に崩れ落ちたーーー
気づけば周囲にギャラリーが出来ている。
少し破れたセーラー服に、
だらしのない笑みを浮かべた華純ーー。
当然、通報案件だーー。
「やっ…やばーーーー。。。
ご、、、ごめんね華純ちゃん!
お、、お邪魔しました~」
僕はそう呟くと、華純ちゃんの体から抜け出したーー。
そのあと、華純ちゃんがどうなったのか、
僕は知らないーーー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3日後。
あのあと、もう1個憑依薬を手に入れようとしたけど、
もうサイトが閉鎖されていた。
そういえば、あの日以降、
華純ちゃんが学校に登校していないーー。
悪い事をしちゃったかな…
僕はそう思いながら、
ネット通販のサイトを開いていた。
僕は数点の商品を注文したーーー。
あの快感が忘れられないーーー。
セーラー服のコスプレ衣装…
そしてウィッグ…
華純ちゃんに憑依した日から僕はーーーー
”違う世界”に目覚めてしまったのだったーーー
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
ただ自転車に乗って、その違いを~
みたいな短編小説を作るつもりが、
作中の「僕」の如く、作者も暴走(笑)して、
結局自転車から降りて、楽しんじゃうお話に
なりました(笑)
でも、憑依空間の小説の中では、
優しい(優しくはないか…)結末になりましたね…
読んでくださってありがとうございました^^
コメント
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比較的穏便で平和な部類になりましたねw
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> 比較的穏便で平和な部類になりましたねw
そうですね!(笑)
書いてて、自分でも「あ、これは平和だw」と思いました!
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自分は逆に、自身が自転車に乗ってる時、歩いてる子をよく見るけど、自転車に乗った娘も通るから良いなと思います。
でも今回のように止まってる時は良いけど乗ってる最中の憑依は流石に危ない。
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> 自分は逆に、自身が自転車に乗ってる時、歩いてる子をよく見るけど、自転車に乗った娘も通るから良いなと思います。
> でも今回のように止まってる時は良いけど乗ってる最中の憑依は流石に危ない。
憑依する側も、相手のことを考える人と考えない人が居ますからね~笑