憑依小説 ペンダントに宿る魂 NEXT

今日は、ずいぶん前の作品「ペンダントに宿る魂」の
その後を描いた小説です。

ペンダントに宿る魂に限らず、過去の作品もそれぞれ
大切にしていきたいと思います。

時々、続きや外伝などをかけたら良いな、、と。。

それではどうぞ!

ペンダントに宿る魂
こちらでご覧ください!(当ブログ内に掲載しています)

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三上優香と田辺祥子。

二人の女子は、すっかり変わっていた。

何故なら、、とある老婆が用意したペンダントによって、
意識を乗っ取られてしまったからだー。

ペンダントには老婆が抽出した「意識」が入っている。
主に逃げ場をなくした犯罪者たちだ。

老婆は犯罪者たちに、新たな体を提供することで、
利益を得ていた。

そして、3か月前、そんな老婆のターゲットにされた
二人は、犯罪者に肉体を乗っ取られてしまったのだ。

優香の家にいやらしい声が響き渡る。

「あはっ、はぁ、、はぁ、、うふふ、、ひぁ!」

優香は快感に身をゆだねていた。
体がビクビクと痙攣する。

元の優香であれば、ゼッタイにそんなことはしない。

この日、優香と祥子は、
クラスの中でも大人しい男子、峰 幸助を自宅に連れ込んでいた。
もちろん、むりやりだ。

「あぁっああぁぁぁぁあ♡」

優香が恍惚とした表情を浮かべる。

幸助はされるがままだ。

「---相変わらずいい声で喘ぐねー優香は」

優香の親友、祥子が言う。

二人は元々親友だった。
だが、乗っ取られてからは皮肉にも、よりその絆が強まっていた。

「---うふふふふ…当たり前じゃない」
優香が荒い息で祥子の方を向いた

「……うっ…」
幸助が放心状態になっている

「そうだ…優香、面白い遊び考えたんだけど」
祥子が邪悪な笑みを浮かべて言う

「え?なぁに…?」
優香が服を来ながら言う。

その服は元の優香が着るとは思えないような、
服装だった。
超がつくほど短いミニスカートで太ももをあらわにし、
胸元を強調したワンピースを着ていた。

「……一回さ、優香を解放してみようよ」

祥子が言う

「え?どういうこと~~? あっ…あっ!」
優香が自分の胸を触りながら言う

「ホラ、ちょうどそこに貧弱なヤツがいるじゃん。
 そいつに一旦ペンダント移してさ~~

 3か月ぶりに正気を取り戻した優香がどうなるか、
 見てみるの面白そうじゃない?」

祥子は言う。

祥子はお嬢様系ファッションで身を固めていた。

宿主の男の、願望だったのだとか。

「ウフ…面白そう」
優香が可愛らしく言うと、ペンダントを外して、祥子に投げつけた。

その直後、優香の顔から笑みが消え、その場に倒れた。

「ちょっとさー、アンタの体、借りるね~」

祥子はそう言い、未だ放心状態の幸助にペンダントをつけた

「うぐっ!」
幸助が悲鳴を上げると、すぐに邪悪な笑い声をあげた。

「あははは!男の体 久しぶりだな~
 ま、どうでもいいけどよ」

すると、、倒れていた優香が声を上げた

「う………
 こ、、、、ここは…」

優香はボーっとした雰囲気だ。

「あれ……私、祥子ちゃんと、変なおばあさんに
 ペンダントを……

 それから…あれ?」

優香が戸惑っている。

その様子を二人はニヤニヤと見つめている

「ここ、私の部屋…
 えっ…いやぁぁあ!」

優香は自分の格好を見て悲鳴をあげた。
大人しめで、控えめの優香には恥ずかしすぎる格好だった

「し、、祥子ちゃん・・・な、何これ?
 え、、どうして祥子ちゃんもそんな格好?」

祥子は答えない。

ただ、ニヤニヤしている

「え?何で幸助君が私の部屋に……?」

優香が混乱のあまりパニックになっている

「三上さんが呼んだんじゃん」
幸助が言う

そして
「私とやりまくろっ! てさ!」
幸助は優香に襲い掛かった。

「いやぁ!やめて!何するの!ねぇ」

優香は幸助を振り払い、部屋の隅へと移動した。

その時、部屋の異変に気付いた。

机にあった教科書類は全て無くなっており、
代わりに卑猥な本や、小道具が並んでいた。

そして、部屋には優香が現在バイトしている
メイドカフェのメイド服がかけらている。

「----なっ…えっ…」
優香の目から涙があふれる

「…な、、、何なの…えっ」
自分の体の異変にも優香は気づいた。

乗り移られてから3か月。
優香の体は遊びつくされていた。
毎日のように男を誘惑してーーー

それ故にーー

「いやっいやああああああああああ」

優香はそのまま泣き出してうずくまってしまった

「あーあ、壊れちゃったよ」
幸助が言う。

「そーね。。
 まー予想通りかな」

祥子が笑って、優香に近づいた。

「優香、私たちね、あのペンダントで体乗っ取られちゃったの。
 でも、私たちはずっといっしょだから ね?心配しなくていいから」

その言葉を聞くと幸助が言った

「そろそろ戻るぜ!」
そう言うとペンダントをはずし、祥子に投げつけた。

幸助は意識を失い、倒れる

「いや…やめて……
 私をどうする気なの」

優香がなきながら言う。

「どうするって?もう3か月もたったし…
 体を貸してくれるだけでいいから。

 もうアンタ、近所じゃ評判の乱交女だよ。。
 地元の不良とかおじさんとか、、
 誰とでもヤッてる」

祥子が言うと、優香はそのまま嗚咽まじりの
泣き声をあげ、うずくまった

「ホラーーーペンダント。」

祥子が無理やり優香にペンダントをかけると、
泣いていた優香が狂ったように笑い出した

「あはははははは~~~~
 優香、嬉しくて涙でちゃったぁー!」

そう叫ぶと、再び優香には邪悪な笑みが浮かんでいた。

二人はもう戻れないーーー

ペンダントの中身の男たちによって、、
もてあそばれ続けるのだーーーー

いつまでもーーー

いつまでもーーー

<NEXT 完>

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コメント

またいつか、何かあるかも!?

明日は悪の魂の続きを…。

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