短編 <カンニング>

短編小説です!

短いですが、もし良ければどうぞ!

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僕の名は高藤 靖男。

まぁ、僕の名前なんてどうでもいい。

僕は今、困っている。

高校の定期テスト。
ここで点数を取らないと、僕は成績的にそろそろヤバかった。

でも、僕は数学が苦手だ。
そして、勉強もしていない。

つまり、、僕に問題が解けるはずなどなかった。

だが、、僕には奥の手があった。

僕はある日突然、
幽体離脱する能力を手に入れたのだ。

幽体離脱して他人の体を借りる能力。

でも、僕には自制心があるから、悪用はしなかった。

使うのは今日みたいな日だけだ。

僕は隣のクラスメイト、結城 絵里(ゆうき えり)さんの方を見る。
メガネをかけた可愛らしい女の子だ。

そして成績も学年1位。

「結城さん、、悪く思わないでね」

僕はそう呟くと、机に伏して寝たふりをして幽体離脱をした。

「うっ!」
僕が結城さんにからだを重ねると、結城さんが声を上げた

「ん?大丈夫か?」
試験監督の先生が言う

「う、あ、はい、だ、大丈夫です」
結城さんになった僕は咄嗟に返事をした。

自分から出る可愛らしい声に少し興奮した。

こっそり机の下でスカートをいじってみる。
ふわふわして不思議な感じだ。

「…と いけないいけない」
小声でつぶやいた僕は答案用紙を見た。

出来る限り答えを暗記する。

「ありがと…結城さん」
僕はそう呟くと、幽体離脱して再び自分の体に戻った

僕は速攻で覚えた答えを移す。

隣では結城さんが目を覚ましていた

「あ、、、あれ??私??」
小声で結城さんは呟き少し、キョロキョロしている。。

僕はその様子を横目にテストのカンニングを終えたのだった。

おわり

小説
憑依空間NEO

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