短編 

俺は橘 淳(たちばな じゅん)

俺には藤堂 花梨(とうどう かりん)という彼女がいる。

たまたま、花梨のツイッターアカウントを見つけた
俺は、毎日こっそりのぞくのを楽しみの一つにしていた。

ヘンタイじゃないぞ?

今日も彼女は呟いている

「週末は淳とデート♪ 楽しみ!」

そう、土曜日は花梨とデートすることになっている。
彼女も楽しみにしているのだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

水曜日。

今日も彼女のツイッターを開く

「なんか今日は意識が飛んでた…
 寝不足なのかな(--)」 
と書かれている。

意識が飛ぶなんて、、
花梨も部活にバイトに大変だからな…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

木曜日。

「まさかツイッターのパスワードまでわかっちゃうなんてね。。
 ビックリ もうすぐ、花梨になれるwww」

意味不明なツイートがあった。

学校での彼女の様子は変わりない。

俺は慌ててLINEで彼女に何かあったのか聞いたが、
特に何も無く、普通だった。

ツイッターのぞいてるのをばれること承知で
このツイートの事を言うと、
「乗っ取りかもしれないから 消しとくね」と言っていた。

何だ…そういうことだったのか

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

金曜日。

「欲しいモノを手に入れたwwww
 あ、花梨は今日生まれ変わりました~~wwwww」

…??

花梨のツイートの様子が最近おかしい?
どうしたのだろうか…。

その下を見る

「ゲッ明日 彼氏とデート??
 調子悪くなったことにしてキャンセルしよっと♪」

と書かれている。。

ど…どういうことなんだ?

俺は慌てて電話をするが、
電話は着信拒否されていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

土曜日。

デートに彼女はやってこなかった。

失意の俺はツイッターを開く。

するとそこには、
彼女がスカートを自分自身の手でめくっている写真、
メイドのコスプレをした写真、
色っぽい上目遣いの写真などがツイートされていた。

男どもが、たくさん反応をしている。

そして花梨が一つ一つに対して
誘うような返事をしていた。

「なんだこれは…」
俺は花梨にLINEを送った。

が、、既読もつかない。

さらに驚いたことに、彼女が投稿した動画と思われるものも
ツイッターに貼りつけられていた。

その内容は彼女が一人喘いでいるものだった。
俺はたまらず、目をそらした。

どうしたんだ花梨…?

そして動画の最後では
「私、、生まれ変わりました~~ クス♪」と
可愛らしく花梨が言い放っていた…。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

月曜日。

真面目だった花梨が学校を休んだ。。

そして、後日、彼女が退学届を郵送してきたことを俺は知った。

俺は花梨の住所を知らなかった。
あんなに心優しかった花梨。

一体どうしてしまったのだろうか…。

俺にはもう知るすべがなかった。。。

おわり

小説
憑依空間NEO

コメント

タイトルとURLをコピーしました