女体化した親友から、
飲むと女になることができるエナジードリンクを見せ付けられた男ー。
そんな不思議なドリンクを前に、
彼が取った行動はー…?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お前も飲んでみるかー?」
女体化した親友の恭介が笑いながら
”飲むと女体化する”作用を持つエナジードリンクを手に、
そう言葉を口にするー。
「ーーい、いいのかー…?」
啓太は呆然としながらも、
女体化する力を持つエナジードリンクに興味津々、という様子を見せるー。
そして、エナジードリンクが入った袋を受け取ると、
5本の缶のうちの一つを取り出して、
それを興味深そうに見つめ始めるー。
「ーまぁでも、先に言っとくけど、
たぶん、元に戻れる方法はないから、
使う場合は慎重になー。
使ったら元の自分として生きることは難しくなるし
大学も行けなくなるー。
お前に信じて貰うのだって大変だったんだから、
”俺が里原 恭介だ!”って大学に説明しても
多分無理だと思うし」
女体化した恭介はそこまで言うと、
「けど、こんな可愛い女になれたんだからー
へへー…俺はそれで満足だけどな」と、
ニヤニヤしながらそう言葉を付け加えたー。
がー、その時だったー。
その話を聞いていた啓太は
即決で女体化エナジードリンクを飲み始めたー
「うぉぉぃ!?決断早いな!?
俺でも3日間迷ったのに!」
可愛い声でそう叫ぶ女体化した恭介ー。
それと同時に、啓太は少しだけ笑うと、
「そんな可愛い美女になれるなら、即決するに決まってんだろ」と、
そう言葉を口にするー。
そうこうしているうちに、身体が”変化”を始める啓太ー。
「ーっておい!こんな外で堂々と飲むな!」
女体化した恭介がツッコミを入れると、
周囲をキョロキョロしながら、仕方がなく
人のいない路地裏に移動するー。
そうこうしているうちに、女体化エナジードリンクを飲んだ
啓太の身体は、みるみるうちに女体化していきー、
やがてー、その変化が止まったー。
「ーへへーこれで啓太、お前も女の仲間入ーー…」
女体化した恭介はニヤニヤしながら
そこまで言葉を口にしたものの、
少しだけ戸惑うような表情を浮かべてから
言葉を止めてしまったー。
「ーーうぉ…すげぇ…本当に胸があるー」
女体化が完了した啓太は自分の身体を見下ろすと
まず、その胸を揉んでみせるー。
「うほっ… えへっ♡」
どう言葉を口にしていいのか分からず、
奇妙な表情を浮かべながら、興奮を露わにするー。
しばらく自分の胸を揉むのに夢中になっていると、
少し間を置いてから、ようやく
女体化エナジードリンクをくれた親友ー…
女体化した恭介のほうを見つめると、
「おいおいー俺が可愛すぎて言葉も出ないかー?
何か感想を言ってくれよー」と、
そう言葉を口にするー。
「ーい、いや、そのー…」
先に女体化していた親友・恭介は少し申し訳なさそうな
表情を浮かべると、言いにくそうに言葉を止めるー。
「ー???
ーーどうしたんだよ?」
女体化した啓太も少し困惑した表情を浮かべながら
恭介に対してそう言葉を口にすると、
ようやく、女体化した恭介が口を開いたー。
「あ、いや…そのー…
ーーとにかく、これを見てくれー」
女体化した恭介は、鞄から手鏡を取り出すー。
女体化してからは、鏡を常備しているのだというー。
「ーーーどれどれー」
鏡を受け取った女体化した啓太は
ワクワクした表情を浮かべながら鏡を確認するー。
がー、そこに映っていたのはー…
「ーーーは???」
ニヤニヤしていた啓太の表情から
みるみるうちに笑顔が消えていくー。
そして、険しい表情を浮かべると、
「なんだよ、これー?」と、
不満そうに女体化した恭介のほうを見つめたー。
それもそのはずー…
完全に”美人”になった恭介とは対照的にー、
同じエナジードリンクで女体化したはずの啓太はー、
少なくとも啓太と恭介から見れば”美人”からは
程遠い、そんな容姿に女体化していたー。
「ーーー…な、な、なんだよって言われてもー…
お、女にはなってるだろー…?」
心底困惑した様子でそう言葉を口にする
女体化した恭介ー。
「ーーお、女にはなってるけどー
な、何だよこの顔!
さ、里原、お前ーー
まさか、俺を罠にはめたのか!?」
女体化した啓太は心底不満そうにそう叫ぶー。
「ち、違う!!!
女体化した後にどんな姿になるかなんて、
俺は知らないしー
俺がこうだから、お前も可愛い顔になると思ってたしー」
恭介が慌てた様子で必死にそう言葉を口にするー。
その様子からは”嘘”をついているようには見えないー。
自分が美女になったから、
啓太も飲めば同じようになるだろう、と、
そう考えてしまった恭介の考え方も、無理はないー。
「ーーくっ…くそっー…
う、嘘だー…嘘だー!」
女体化した啓太は、女体化した自分の顔を見て、
悔しそうにそう叫ぶと、そのまま走り去ってしまうー。
「あっ!おい!俺のエナドリと手鏡を返してくれ!」
そう叫ぶ恭介ー。
しかし、女体化したのに、顔が全然可愛くなかったことに
心底ショックを受けた啓太の耳には
恭介の言葉も全く届かず、
そのまま走り去ってしまうのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーーくそっー」
翌朝ー。
女体化した啓太は、何もする気力が起きないまま、
部屋のベッドで呆然としていたー。
”女体化”して、性別も顔も変わってしまった以上ー、
このまま大学に行くことはできないし、
”啓太”としての人生を続けることも難しいー
それなのにー、”可愛い”とは程遠いこの顔ー。
「ーあ~~!くそっ!くそっ!くそっ!」
不満そうにベッドを何度か叩くと、
ふと、昨日、恭介に返し忘れた
袋に入ったままの”女体化エナジードリンク”の残り4本と、
手鏡を見つめたー。
そしてー
何を思ったのか、女体化エナジードリンクの缶を開封すると、
啓太はそれを飲み始めたー。
「ーーー…はぁ~~~…」
特に理由はない”ヤケ飲み”ー。
自暴自棄になって酒を飲んでいるのと同じような感覚で
女体化エナジードリンクの”2本目”を飲んでしまったー。
「ーくそっー…こんなことになるなら
訳の分からないエナドリなんか飲まなきゃよかったー」
ウンザリとしながら、愚痴をこぼしつつー、
そのままトイレに向かおうとするー。
がー、洗面台の前を横切った時に
女体化した啓太は、ふと気づいたー。
「え……?」
足を止める女体化した啓太ー。
正直、”まだ”可愛い顔とは言えないー。
けれどー…
さっきまでよりも”少しマシ”になっているー。
「ーーー……」
女体化した啓太は少しだけその場で考え込むと、
慌てて部屋の方に戻っていき、
残り3本となった女体化エナジードリンクを見つめるー。
そして、そのうちの1本を手にすると、
すぐに洗面台の前に戻りー、
鏡の前でそれを飲み始めたー。
するとー、”顔”が変化していくのがハッキリと見えたー。
まだー、”微妙”ではあるー。
けれどー、またさらに少し”可愛い”に近付いたー。
「ーー…飲めば飲むほど可愛くなるってことかー?」
女体化した啓太はそう言葉を口にすると、
再び、部屋に舞い戻るー。
そして、そのまま女体化エナジードリンクを追加で2本ー、
昨日飲んだ分と合わせて合計5本の
女体化エナジードリンクを飲み干したー。
そして、鏡に向かってダッシュすると、
そこにはー”なんとなく可愛いかもしれない”ぐらいの顔になった
自分の姿があったー。
ついでにー…
「ーーうぉっ!?なんか足がさっきよりエロくなってる気がするー」
女体化した啓太はそんなことにも気が付くと、
「やっぱりー…飲めば飲むほど美女に近付いてるー」と
ニヤニヤしながら、そう言葉を口にするー。
さっきまでの自分の顔は、
正直なところ、”どうして俺がこんな顔に”と、
不満を感じてしまうような、そんな顔だったー。
けれどー、今は、
”そこそこいい感じ”だと、
そう思えるような顔になっているー。
「ーへへへへー」
先程まで、女体化エナジードリンクを”飲まなければ良かった”と、
絶望していた啓太ー。
しかし、今は一転してニヤニヤしながら
自分の顔を見つめているー。
「ーーもっともっと飲めばー…
里原よりも可愛くなれるに違いないー…!へへへ」
女体化した啓太はそう言葉を口にすると、
慌てた様子で自分の部屋へと舞い戻るー。
そして、すぐに親友の女体化した恭介に連絡を入れると、
「なぁ…!あの、女体化するエナドリ、まだ手元にあるか?」と、
そう確認したー。
”え?あぁ、まぁ、あと2本あるけどー
俺たちにはもう必要ないだろ?”
女体化した恭介が可愛い声で言うー。
「いやいや、それがあるんだよー。
今日、時間あるかー?
時間があるなら、そっちの家に行ってもいいか?」
ご機嫌な様子で啓太がそう言うと、
電話相手の恭介は少し困惑した様子の声を出しながら、
”別に予定はねぇけどー、一体どうしたんだよ?”と、
そう質問してきたー。
その言葉に、女体化した啓太は
「ー会えば分かるさー」と、すっかり上機嫌でそう言うと、
恭介は少し戸惑った様子で、
”ま、まぁいいけどー。今から来るのか?”と、
そう言葉を口にするのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女体化した啓太が、恭介の家に到着するー。
すると、玄関の扉を開けた恭介が
驚いたような表情を浮かべたー。
「えっ……?啓太なんだよなー?」
とー。
「ーへへー。そうそう。昨日と全然違うだろ?」
女体化エナジードリンクを合計5本飲んで、
少し美人に近付いた啓太はご機嫌そうな表情を
浮かべながらそう言葉を口にするー。
「ーぜ、全然違うってー…
い、一体どうしたんだよ?その顔ー…???」
女体化した恭介は困惑の表情を浮かべるー。
そんな反応を見て、女体化した啓太は
今一度、得意気な表情を浮かべると、
「俺、すごいこと発見したんだー」と、
そう言い放ちながら、
残る2本の女体化エナジードリンクのうちの一つを
”欲しい”と、そう言い始めたー。
「ーー…??
いや、いいけどー…
どうするつもりだよ?」
そう言葉を口にすると、女体化した恭介は
「ほいー」と、女体化エナジードリンクを啓太に手渡したー。
それを受け取った啓太はニヤニヤしながら、
それを迷うことなく、飲み始めたー。
「ーっ…はぁ!?
おい、啓太ー、お前何を!?」
女体化した恭介は青ざめながらそう叫ぶー。
”女体化エナジードリンク”は複数本飲む想定の
商品ではないー。
恭介がたくさん持っているのは
セット販売しかなかったことー、
啓太に渡したように、友達何人かにも教えてあげようと
そう思っていたことが理由だー。
別に、自分自身で複数本飲もうとしていたわけではないー。
「!」
がー、困惑する恭介は、
女体化した啓太のほうを見つめながら
驚きの表情を浮かべたー。
それもそのはずー…
顔が変化を始めて、身体の一部も変化ー…
それが終わると、先ほどまでよりも明らかに
可愛さが増したのだー。
「ーう…嘘だろ?ど、どうなってるんだー?」
女体化した恭介が困惑しながら言うと、
啓太は家から持って来た手鏡で、
6本目の女体化エナジードリンクを飲んだ自分の顔を見つめつつ、
満足そうに笑みを浮かべたー。
「ーこれさー飲めば飲むほど可愛くなっていくんだよー。
今朝、ヤケ飲みしてたらさー…可愛くなってるのに気付いてー」
女体化した啓太が嬉しそうに言うー。
「ー…そ、それで…昨日持ち帰ったやつを勝手に飲んだのかー?」
恭介は少し不満そうに言うー。
そんな恭介を見て、啓太は
「あ、いやー、悪いー。金は払うよー」と、そう言葉を口にすると、
「ほら、里原、お前も飲んでみろよ」と、そう続けるー。
がー、恭介は
残り1本の女体化エナジードリンクのほうを見つめると
遠慮がちに「いや、俺はいいよー」と首を横に振るー。
「複数本飲まないで下さいって書いてあったしー…
何があるか分からないだろ?
お前もやめー…」
女体化した恭介がそこまで言うと、
啓太は言ったー。
「お前はいいよなー。最初から美女だったから」
とー。
「ーお、おい…啓太ー…」
恭介が困惑の表情を浮かべるー。
「ーーなぁ、そのエナドリ、どこで買ったんだー?」
啓太はそう言葉を口にすると、ニヤリと笑みを浮かべるー。
飲めば飲むほど美女になっていくー。
それを知ってしまった啓太は止まらないー。
”馬鹿な真似はやめておけー”と、
恭介がそう忠告をするも、啓太は聞く耳を持たなかったー…
③へ続く
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コメント
次回が最終回デス~!!
女体化エナジードリンクを飲みまくり始めた
啓太くん…!
何だか嫌な予感がしますネ~!
今日もありがとうございました~!☆!

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