<女体化>飲めば飲むほど美女になっていく①~出会い~

女体化する作用を持つ不思議なエナジードリンクを
手に入れた男ー。

彼は女体化した後も、
それを飲めば飲むほど美女になっていくことに気付きー…?

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男子大学生の福永 啓太(ふくなが けいた)は、
バイト先での仕事を終えると、
バイト仲間と店長に「お疲れ様ですー」と、
そう挨拶して、店を出たー。

「ーふぅー
 今日も結構大変だったなー」
店を出て、家に向かって歩き始めた啓太は
ふと、そんな言葉を口にするー。

今日もシフトが始まって最初の半分ぐらいは
比較的楽だったものの、
後半になるとお客さんが集中して
結構大変だったー。

そんなことを思いつつ、
「ーまぁ、明日は大学もバイトも休みだし、
 のんびりするか」と、
啓太は解放感も感じながら
そのまま歩き続けたー。

がー…

「ーーよ!啓太!」
背後からそんな声が聞こえたー。

「?」
自分を呼ぶ声に啓太は少し違和感を感じながら
振り返るー。

と、言うのも啓太を呼ぶ声が”女”の声だったからだー。

もちろんー、
啓太に姉だったり、妹だったり、女友達だったり、恋人でもいれば
不思議ではないのかもしれないー。

がー、啓太には
そもそも兄弟がいないし、容姿にはあまり恵まれていないためかー、
自分自身、同性の友人といる方が落ち着くからだろうかー、
恋人はおろか、女友達もいなかったー。

男の友達は結構いるもののー、
自分のことを”啓太”などと馴れ馴れしく呼ぶ女はー、
啓太の記憶の中には存在していなかったー。

しかしー、”女の声に呼ばれた”ように聞こえたのは
聞き間違えではなく、啓太の背後に立っていたのは
見たことのない美人女性だったー。

年齢は同じぐらいだろうかー。

「ーーーー…」
啓太はその女と一瞬目が合ってしまうと同時に、
急激に恥ずかしいという思いに駆られるー。

何故ならー…
こんなに可愛い子の知り合いなどいないし、
親しい間柄の異性など一人もいないからだー。

きっと、近くを”けいた”という名前の男が
歩いていて、
この人はその”けいた”を呼んだのだろうと、
そんな風に解釈したのだー。

つまり、この女性は
別の男を呼んでいるのに、
”俺は間違えて振り返ってしまった”のだと、
啓太はそう思い、恥ずかしそうな表情を
浮かべていたー。

「ーははは、何だよその顔はー
 お前だよ、お前ー」

啓太を呼んだ美女は、啓太が周囲をキョロキョロしているのを見て
笑いながらそんな言葉を口にすると、
そのまま近付いて来たー。

「ーーえ…あ、いやー…
 ひ、人違いじゃないですかー?」

啓太は思わずそんな反応をしてしまうと、
「いやいや、人違いじゃねぇよー。
 俺が探してたのはお前ー、
 福永 啓太だー」と、
その女はそう言葉を口にしたー。

自分のフルネームを口にする見ず知らずの女ー。

がー、呼ばれたのは自分だと理解しても、
やはり、啓太は戸惑っていたー。

こんなに綺麗な女性の知り合いはいないー。
しかもなぜかこの人は先ほどから
まるで男のような口調で喋っているー。

もちろんー、啓太自身も、
”男のような喋り方をする女性”がいることは
理解しているー。

ただー、目の前にいる彼女には
何だかそれとはまた違う、”強い違和感”を感じたー。

「ーーえ、えっと…、どこかでお会いしましたかー…?」
心底戸惑った様子で、啓太がそう言葉を口にすると、
目の前にいる女は「はははー」と、笑いながら
言葉を続けるー。

「毎週のように会ってるだろ?」
とー。

「ーーえぇ…???」
啓太は困惑するー。

こんな”綺麗なお姉さん”みたいな人は知らないー。
それなのに、相手は毎週のように会っていると、
そう言っているー。

「ーーーーーー」
啓太は、しばらく困惑の表情を浮かべていたものの、
やがてハッとした表情を浮かべると、
「ーすみませんー俺、忙しいのでー」と、そう言葉を口にして
足早に立ち去ろうとしたー。

どう考えても知らない女が、まるで知り合いのような顔をして
話しかけているー。

そんな状況を前に、啓太は”これはきっと詐欺だー”と、
そう思ったのだー

そのまま慌てた様子で立ち去ろうとする啓太ー。

しかし、啓太のそんな反応を見て、
その女は「うわうわうわ待て待て待て!悪かった!」と、
そう言葉を口にしながら呼び止めるー。

「ーーーまだ何かー?」
啓太は”いい加減にして欲しい”と言わんばかりの
表情を浮かべながら少しだけ振り返ると、
その女は申し訳なさそうに手を合わせながら
「ーー俺だよー。里原 恭介(さとはら きょうすけ)」と、
そう、自分の名前を口にしたー。

「ーー里原ー?
 いやいやいや、あり得ないだろー?
 里原は男なんだけど」

啓太はあくまでも揶揄われていると思っているのか
心底不満そうな表情を浮かべつつ、
その女に詰め寄るー。

がー、親友の里原を名乗る女は、
「嘘じゃねぇー、嘘じゃねぇよー俺は里原だー」と、
そう必死に言い返してくるー。

啓太は呆れ顔で、
「ーだから、里原は男だし、
 そんなに可愛くないしー」と、そう言葉を付け加えるとー、
「でも俺がその里原なんだ!」と、恭介を名乗る女は必死に
そう反論するー。

「いやいやいやいやー」
啓太は”どういう新手の詐欺だよー”と、内心で呆れながら
それだけ言葉を口にすると、
恭介を名乗る女は「ほら!」と、そう言葉を口にしながら
恭介自身のスマホを取り出してみせるー。

「ー!」
啓太は、流石に驚くー。

何故、この見ず知らずの女が、恭介のスマホを持っているのかー。

がー、”おっとっと、一瞬騙されそうになったけど騙されないぞ”と、
すぐに内心で思い返すと、
「ーーさ、里原のスマホと同じスマホを探して買ったんだろ?」と、
そう指摘をするー。

すると、里原を名乗る女は、
「ち、違うし!ほら、これ見ろよ!」と、
そう言葉を口にすると、
「ーお前が俺のスマホ使って調べ事してる時に
 うっかり落として傷ついた部分!」と、
そう言いながら指をさすー。

「うっー…」

以前、啓太は恭介のスマホを借りて調べ事をしている際に
うっかりと恭介のスマホを落としてしまったことがあったー。
すぐに啓太は謝罪し、恭介も”いやいや気にすんなって”とー、
それを許してくれていたー。

その時の”傷”がちゃんと、今、目の前にいる恭介を名乗る女が持つ
スマホにもついていたー。

「ーー…ーー……た、確かにこれはー…里原のスマホー」
呆然としながら、啓太が恭介を名乗る女のほうを見つめると、
ニヤニヤと笑いながら
「驚いただろ?俺がこんなに可愛くなっちまってー」と、
自分の身体を自慢するような言葉を口にするー。

啓太は、そんな”恭介を名乗る女”を見つめながら
何度かぱちぱちと瞬きをするー。

「へへー驚いて声も出ないか。
 そうだよなー。

 ま、ほら、せっかくだし、揉んでみたいだろ?胸ー。
 親友のよしみだー。好きなだけ揉ませてやるぜ」

恭介を名乗る女は笑いながら
そこまで言葉を口にすると、
「ほら、揉めよ」と、胸を触りやすい距離まで
近付いて笑みを浮かべるー。

がーー…
そんな振る舞いに、呆然としていた啓太が
ようやく口を開いたー。

「ーわ、わかったー…
 あ、あれだなー?
 里原の彼女か、妹さんだなー?」

啓太はそう言葉を口にするー。

「あ?」
恭介を名乗る女は、少しだけ不思議そうに
そう言葉を口にすると、
「ーーいやいやいやいや、
 俺に彼女なんているわけねぇだろ?
 しかも、こんなドッキリに協力してくれる彼女なんて
 尚更いるわけねぇ」と、そう断言するー。

その上で、
「妹もー、こんな手伝いしてくれるわけないだろ。
 しかも、こんな可愛くないの、お前も知ってるだろ?」と、
恭介を名乗る女がそう付け加えるー。

「ーーーん……あ、いや…まぁー」
よく考えたら、恭介の妹とは面識があるー。
そういえば、”可愛い”という感じの妹ではなかったー。

がー、”可愛くないの、お前も知ってるだろ?”などと言われて
”そうだな”などとは言いにくく、
言葉に詰まってしまうー。

がー、恭介の彼女でも妹でもないとなると、
目の前にいる”恭介を名乗る女”はいったい誰なのかー。
そんな不安がさらに膨れ上がってしまうー。

「ーーー……」
しばらく沈黙する啓太ー。

恭介を名乗る女は、少しニヤニヤしながら
「へへー。ようやく信じてくれる気になったか?」と、
そう言葉を口にすると、
啓太は恭介を名乗る女を真っすぐ見てから口を開いたー

「さ、里原のやつを殺して、
 アイツのスマホを奪ったのかー?」
とー。

啓太は真顔で青ざめているー。
それを聞いた恭介を名乗る女は
「おいおいどうしてそうなるんだよ!」と、そう叫ぶと、
少し慌てた様子で
「いいか?俺は里原 恭介本人だー」と、
再度そう言葉を口にするー。

「いやいやいや、あり得ないー
 里原は男だー」

「ーそうだよ!”昨日までは”な!
 でも、昨日、俺は女になったんだ!」

「いや、絶対あり得ない!
 そんなこと起こるわけがない!」

「起こるんだよ!」

啓太と、恭介を名乗る女は、
言い合いのようなことを始めてしまうー。

するとー、
知らぬ間に周囲の視線を集めていることに気付いた二人ー。

恭介を名乗る女は、慌てた様子で、
「ーあ、あはははーか、カップルの喧嘩ですぅ」と、
嘘をつくと、
「誰がカップルだ!」と、啓太は慌てた様子で
ツッコミを入れたー。

「と、とにかく場所を移動するぞー
 ここじゃ目立つ」

恭介を名乗る女が小声でそう言葉を口にするー。

しかし啓太は
「そう言って人通りが少ない場所に誘導して
 俺をボコボコにするってやつかー?」と
なおも疑った様子だー。

それでも、これ以上人の注目を集めるわけにはいかないと
渋々場所を移動すると、
恭介を名乗る女は口を開いたー。

「ーー俺が恭介だという証拠を見せてやる」
とー。

そして、恭介しか知らないようなことを次々と
言い始める恭介を名乗る女ー。

「ーーう、嘘だろー…?」

その内容には”あまりにもくだらない思い出”もたくさん含まれていて
恭介本人と認めざるを得ないような状態だったー。

「ーこれで、信じる気になったかー?」

恭介を名乗る女は、”女体化した恭介”本人だったー。

「ーーー…し、信じるも何もー…」
呆然としながら、啓太が女体化した恭介を見つめるー。

流石に、この女が恭介本人ではないとは思えないー。
あんな、下らなすぎる思い出の数々を
恭介本人から聞き出したり、恭介本人が伝えたりすることは
しないだろうー。

と、言うことは”本人以外”あり得ない状態だー。

「ーま、マジかー…女装のクオリティ、高すぎだろ」
啓太が呆れた様子で言うと、
”美人”としか言いようがない姿の恭介が
笑みを浮かべながら言ったー。

「女装じゃないぜ。正真正銘、女だ」
とー。

そして、有無を言わさずに
啓太の腕を掴むと、自分の胸をそのまま
触らせてみせたー。

「ぶわっ!?っ、おいっ!?」
顔を真っ赤にしながら慌てて手を引き剥がす啓太ー。

「ーへへー”本物”だろ?」
女体化した恭介が得意気な表情で言うー。

そんな恭介のほうを見つめながら、
啓太は呆然とした表情を浮かべると、
「い、い、いったい…どうなってー…?」と、
言葉を振り絞るー。

すると、女体化した恭介は
得意気な表情を浮かべながら”あるもの”を取り出したー。

「それはー?」
缶の飲料水だろうかー。
啓太が戸惑いながら”それが何か”を、確認すると、
女体化した恭介は言ったー。

「ーこれを飲むと、女になれるー。
 スペシャルなエナジードリンクだぜ」

とー。

「ーーーーお、女に…なれる?」
啓太は呆然としながら言うー。

「へへーそうさ。
 飲んだだけで、ほら、この通りー
 美女になっちまったってわけさ」

女体化した恭介はそう言葉を口にすると、
「まぁ、このまま大学に通い続けるのは難しいけど、
 でも、新しい人生の扉が開けた気がするしー、
 お前に最初に自慢したくてな」と、
元の恭介の口調でそう言葉を口にしたー。

「ーーお前も、飲んでみるか?
 一緒に美女ライフ、送ろうぜ」

女体化した恭介は、
飲むと女になるエナジードリンクを取り出して笑うー。

「ーーー~~~~~」
困惑する啓太ー。

それがー、啓太と”女体化エナジードリンク”の出会いだったー…

②へ続く

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コメント

①では、女体化との出会いの部分を描きました~~!☆

題名になっている飲めば飲むほど~の部分が
始まるのは②以降デス~!!

今日もありがとうございました~!

続けて②をみる!

「飲めば飲むほど美女になっていく」目次

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