<入れ替わり>オタクを狙うギャル①~提案~

学校中のオタクな男子に
自ら”入れ替わり”を持ちかけては
土曜日と日曜日に自分の身体を預けているギャルー。

彼女の目的とは…?

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ねぇねぇ、宮代(みやしろ)くんー」

可愛い見た目の”ギャル”という感じの子が、
そう言葉を口にすると、
彼女に呼び出された男子生徒・宮代 清太(みやしろ せいた)は
「え…あ…は、はいー」と、緊張した様子で
そのギャル、平瀬 彩菜(ひらせ あやな)から視線を逸らすー。

清太からすれば、見た目も可愛く、明るく元気なギャルの彩菜は
同じクラスの生徒でありながら
”住む世界が違う”人間ー。

その目を直視できないほどに、
清太からすれば彩菜は眩しい存在だったー。

ギャルな彩菜に対して、
清太は”いかにもオタク”という感じの風貌をしていて、
中身もその通り、オタクだ。

彼自身も”僕はオタクだ”と、言い切るぐらいにはオタクな清太。

がー、そんな清太を呼び出した彩菜は
とんでもないことを口にし始めたー。

「ーーねぇ、オタクくんさー
 今度の土曜日と日曜日、わたしと入れ替わってみない?」

彩菜のそんな言葉に、
清太は「え… は、はい…?い、入れ替わってー…?え?」
と、混乱した様子を見せるー。

彩菜が何を言っているのかさっぱり分からないー。
そもそも入れ替わりなんて現実で出来るはずがないし、
仮に現実で入れ替わりをする手段がもしもあるのだとしても、
自分のような”オタク”と入れ替わりたいなどという人間が
いるとはとても思えない。

そう思いながら
「ど、ど、どういうことですかー?」と、そう言葉を口にすると、
「オタク君と、わたしの身体を交換するの」と、
自分と、清太を指差しながら
入れ替わりたいと、そう説明したー。

「え…え…えぇ…っ!?」
思わず、彩菜のほうを一瞬見てしまい、
その顔を、身体を見て、ドキッとしてしまうー。

”僕なんかが平瀬さんになったら大事件だ”と、
そう思いつつ、口を開くー

「ぼ…ぼ、僕に…な、なりたいんですかー?」
とー。

「ーーうん。ダメ?
 土曜日と日曜日だけでいいから」
彩菜は当然のことを聞かれたかのように即答するー。

「ーーえ…え……で、でもー
 ぼ、僕とー?」
清太は完全に混乱していたー。

”僕みたいなオタクと、平瀬さんみたいなキラキラしたギャルが
 入れ替わりたいと思うなんてありえない”と、
そんな風に思ったからだー。

「え…あ、後からお金取られたり…するんですか?」
完全に”何かの罠だ”と思った清太はそう言葉を口にすると、
彩菜は思わず笑ったー

「ーあははははは!ないないない!
 お金取るならそんな回りくどい方法使わないでしょ!?

 入れ替わりたい!なんて明らかに怪しいじゃんー。

 それに、入れ替わったらオタクくんがわたしの身体を
 使うことになるんだからー…
 
 そんな危険なことしなくたって
 わたしがもし悪党で、お金目当てでこういうこと言ってるなら
 もっと別の方法があるとは思わない?」

彩菜にそこまで言われて、
清太は”確かに、僕からお金を取るなら、僕と入れ替わるなんてこと
しなくてもいいよねー…”と、内心でそんなことを思うー。

じゃあ、一体何が目的なのか。

清太は心底不安そうに彩菜の方を見つめると、
「ーい、一体…な、何のためにー?」と、そう言葉を口にしたー。

彩菜は少しだけ考えるとー、
「ん~~…入れ替わってみたいからー?」と、
そう言葉を口にするー。

「~~~~」
あまり理由になっていないー。
そんな気がしつつも、清太は
ドキドキしながら彩菜のほうを見つめるー。

清太からすれば、本当に彩菜のようなギャルと
入れ替わることができるなら、
入れ替わって見たいという気持ちはあったー。

自分が、彩菜になる”想像”をしただけで
心臓がバクバクしておかしくなりそうになるー。

そんなことを思いつつ、
彩菜の前で興奮しているような素振りを見せてしまったら
”変質者扱い”されてしまうと、何とかそれを堪えていると、
彩菜は言葉を口にしたー。

「ーわたし、父親と二人暮らしで、
 お父さんは、仕事で忙しくて土曜日と日曜日は帰って来ないからー
 だから、”家の中で”なら好きにしてていいから」

とー。

「ーーーえっ…」
清太は心底戸惑いながら顔を真っ赤にするー。
なんとか、顔が赤くならないように自分の中で
堪えようとしたものの、堪えきれずに
明らかに顔が赤くなってしまっているのが
自分で自分の顔を見なくても分かったー。

「ーー…ふふー
 Hなこと考えてるんでしょ?」
彩菜が揶揄うように言葉を口にすると、
清太は「い、い、いやっ、か、か、考えて、ないですー」と
明らかに挙動不審な反応を示してしまうー。

そんな反応を見て、彩菜は笑いながら
「入れ替わったらそういうことしたいって思うのは
 普通だし、別に好きにしていいよー」と、そう言葉を口にすると、
”その言葉だけ”では清太が不安に思うと思ったのか
「ほら、例えば揉んでみたりとかー。」と、
自分の胸を目の前で少しふざけた調子で揉んで見せたー。

「~~~~~~~~~」
困惑する清太ー。

”どうして、僕と入れ替わろうとするんだろうー?”と、
そう思いながらも、
”自分の身体を預ける”ということは、
それなりには平瀬さんに信頼されているのかもしれない、と、
そんな風にも思ってしまうー。

少なくとも、自分が嫌われてはいないのだろうし、
信頼されているのだろう、と、そんな風に思うと同時に、
急に”実は平瀬さんは僕のことが好きなのかもしれないー”などと
そんな解釈までし始めてしまうー。

「ーどう?入れ替わりー。
 土曜日と日曜日、身体を貸してくれるー?」

再度、そんな言葉を口にする彩菜ー。
その彩菜を前にして、清太は少しだけ迷った挙句、
自分の中の欲望とドキドキに負けて
「よ、よ、宜しくお願いしますー」と、そう言葉を口にしてしまったー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

土曜日の朝ー。

彩菜から呼び出された場所にやってきた清太は、
戸惑いの表情を浮かべながら、
彩菜の姿を確認するー。

彩菜の”私服”を見る機会など、清太には当然なかったー。
想像以上に可愛らしい私服姿を前に、
さらにドキドキしてしまうと、
彩菜は「オタクくんー、逃げずにちゃんと来てくれたね!」と、
安堵の表情を浮かべながらそう言葉を口にしたー。

その上で”赤い糸”のようなものを取り出すと、
「ーこれを使えば入れ替わることができるから」と、
それだけ説明して
”早速入れ替わろ”と、そう言い放つ彩菜ー。

清太はチラッと、彩菜のほうを見つめるー。

きっと平瀬さんは”わざと”僕を揶揄うために
可愛い服を着て来たに違いない、と、
そう思ってしまうような服装の彩菜を見て
今一度戸惑うも、
清太は意を決して、言われるがままに
赤い糸を自分の指に結び付けたー。

「ーじゃあ、日曜日の17時にまたこの場所で」
彩菜はそれだけ言うと、
そのまま「目を閉じて、念じてー」と、
そう言葉を口にするー。

”どんな風に念じればいいのか”正直あまり良く分からなかったけれど、
とりあえず、言われた通りにした清太は、
やがて、身体の感覚が一瞬、溶けるようにして消えて
すぐに、その感覚が戻って来るのを感じたー。

そして、目を開くとー…
目の前には”自分”がいたー。

「うわぁっ!?ぼ、僕ー!?」

入れ替われば”こうなる”ことは確かに分かってはいたー。
ただ、実際に目の前に”僕がいる”という光景を
見せ付けられると、とても不思議な気持ちだったー。

それと同時に驚きの声を上げた清太は
”自分の口から出た声”が、
自分の声ではなく、
彩菜の声になっていたことにも驚きー、
「うっ…!?あっ!?」と、訳の分からない声を上げながら
自分の口元に手を触れたー。

しかし、その行動で今度は彩菜の唇に手を触れてしまったことで
「うわぁっ!ご、ごめんなさいー!」と、またもや挙動不審な
反応を示してしまうと、
清太になった彩菜は、そんな清太の反応を見て笑うー。

「ーそんな大げさな反応しなくてもいいよー?」
とー。

しかし、彩菜になった清太にとって、
別にこれは”大げさ”に反応しているつもりなんて一切ないー。

本当に心の底から驚き、戸惑っているー。

「お、お、大げさな反応してるつもりじゃなくてー
 ぼ、僕にとっては本当にー…」

彩菜(清太)は顔を赤らめながら
自分がどんな行動を取っていいのかも分からず
あたふたしているー。

「ーーあはははは…
 わたしもそんな顔できるんだね」

清太(彩菜)は興味深そうに
”中身が清太になったわたし”の表情を見つめながら
面白そうにしているー。

彩菜(清太)はそんな視線にも困惑の表情を浮かべるー。

ただー、それと同時にー…
”彩菜”に見つめられるよりは、
何だかソワソワしないというか、
そんな不思議な感覚にも襲われた。

「ーーー…」
彩菜(清太)は清太(彩菜)のほうを見つめる。

さっきまで、”彩菜”のことを直視できなかったのに、
今は”僕の身体が勝手に動いてる…”と、
どこか不思議そうに、”彩菜”をー…
清太になった彩菜のことを見つめ返しているー。

そうー、
相手は同じ”彩菜”でも、
見た目は清太になったせいか、
中身は彩菜だと分かっていても、
何となく接しやすく感じるようになったのだったー。

「ーあ~…見た目がオタクくんになったから、
 わたしのこと見れるようになったの?」
クスクスと笑いながら清太(彩菜)はそう言うと、
「じゃあ、約束通り明日の17時にこの場所で」と、
それだけ言ってそのまま立ち去ろうとするー。

彩菜からすれば、自分の身体を
学校でも大して話をしたことがないような相手ー、
清太に預けているような、そんな状態ー。

あまりにもあっさりと、そのまま立ち去っていくようなー、
そんな”無警戒”な様子に
彩菜(清太)は逆に戸惑いながら
「あ、あのー」と、清太(彩菜)を呼び止めるー。

「ん?まだ何かある?
 入れ替わった後のことは、もう色々話し合ってるしー
 大丈夫でしょ?」

清太(彩菜)は少しだけ不思議そうにそう言葉を口にするー。

そんな言葉に、
彩菜(清太)は、今は一時的に”自分の身体”となっている
彩菜の身体を見下ろすと、またドキドキしながら
言葉を返すー。

「い、いえー…あの、も、もういいんですかー?
 ぼ、僕ー、平瀬さんの身体で変なことするかもしれませんし」

とー。

もちろん、清太にそんなことをするつもりはないー。

彩菜の言う通り、”彩菜の家の中で、彩菜に許された範囲内”のことは
色々するかもしれない。

ただ、彩菜の人生を壊すようなことはするつもりは一切ないし、
勝手なことをするつもりもなかった。

けれど、
彩菜があまりにも無警戒でそのまま立ち去って行こうとしたので、
逆に不安になってしまったー。

「ーオタクくんは、変なことしないでしょ?
 ー大丈夫大丈夫ー」
清太(彩菜)はそう言葉を口にするー。

確かに、清太は”許されたこと”しかするつもりはないー。

”僕なんかより、人を見る目があるってことなんだろうなー…”
彩菜(清太)は内心でそう思うと同時に、
”平瀬さんのことだから、きっとトラブルになった時のために対策もしてるだろうし”
と、そんなことも考えると、
「ーーそ、そ、そうですねー…」とだけ答えて、
それ以上は何も聞かなかったー。

「ーじゃ、約束通り、家の中でなら、
 わたしがダメ!って言ったこと以外は好きにしていいから」

清太(彩菜)はそれだけ言うと、
そのまま立ち去っていくー。

彩菜からの”ダメなこと”は、
彩菜の身体を物理的に傷つけない、だったり
ネットで配信したり写真を投稿しない、だったり
そういうことが中心で、
”家の中で一人で完結すること”は、何でも許してくれているー。

つまりー…彩菜の家の中で、
彩菜の身体を使って一人で楽しむ分には”好きにして”と言われているー。

「~~~~~~」
クラスのギャルになってしまった彩菜(清太)は
心臓をバクバクさせながら、
”平瀬さんの身体で外にいると落ち着かないー…”と、
慌てた様子で教えて貰った彩菜の家に向かって移動し始めるのだったー…

②へ続く

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

オタクな男子との入れ替わりを
積極的に望むギャル…!

何が目的なのかは、
この先で分かります~!!

次回も楽しんで下さいネ~!

「オタクを狙うギャル」目次

コメント

  1. TSマニア より:

    無名さんお久しぶりです!☆

    お互いに苦手な季節がやってきましたネ汗

    お元気ですか??

    裏の任務が多忙で…笑

    彩菜の狙いが気になります!☆!★

    無名さんのカラダと入れ替わってキラキラした色白ギャルになってみたいのデス(^_-)☆笑

    ギャル系の服装やメイクやヘアアレンジはもちろん

    ギャル系のカラコン選びとかも楽しいですネ♪♪

    • 無名 より:

      TSマニアさま~~!!
      お久しぶりデス~!!
      元気ですよ~★★

      わわっ!潜入調査を終えて来たのですネ~!!
      いつもの調子で一安心デス!!★