手に入れた”入れ替わり薬”は、
消費期限切れだったー…!
しかし、彼はその使用を強行ー、
入れ替わりに成功したことから、その友人も
欲望に負けて消費期限切れの入れ替わり薬を使ってしまいー…?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーー大丈夫かー?」
保健室の先生・雅恵と入れ替わった小太郎は
少しだけ不安そうに、そんな言葉を口にするー。
「ーーえ?あ~へへ…大丈夫大丈夫ー。
ちょっと、環境の変化でストレスになってるのかもなー」
明美(隆吾)が顔の湿疹を触りながら言うー。
最初は順調だったものの、
明美(隆吾)は、数日前から”かゆみ”が出てきて、
今では顔にも湿疹が少しできている状態ー。
「ーーーー”消費期限切れ”だからじゃないよな?」
雅恵(小太郎)はそう確認すると、
明美(隆吾)は「そ、そんなわけないだろー」と、そう言葉を口にしながら
「お前も、他の二人も、何も起きてないだろ?」と、
慌てて”消費期限切れ”のせいであることを否定すると、
雅恵(小太郎)は「まぁなー…」と、それだけ言葉を口にするー。
「ーーで、今日も”診察”されに来たのか?」
雅恵(小太郎)がニヤッと笑うと、明美(隆吾)は「いやー…今日はいい」と笑うー。
入れ替わってから、”保健室”で、雅恵(小太郎)と明美(隆吾)は
女同士での”お楽しみ”を何度か楽しんだー。
今日もそれかと思ったものの、
明美(隆吾)は、ただ単に”かゆみ”の相談に来ただけのようだったー。
「ーで、”俺”になった先生は上手くやってるか?」
雅恵(小太郎)が足を組んで、自分の足を撫で回すようにしながら言うー。
保健室の先生と入れ替わった小太郎は
”元に戻る方法が見つかるまで、お互いのフリをしながら生活しましょう”と、
そう提案して、雅恵もそれに乗ったため、
教室には”小太郎のフリをした雅恵”が、いる状態だー。
「ーあぁ、マジでお前みたいな感じだしー、
皮肉っぽい感じもそのままだし、完璧だぜー?
ーーさすが先生だよなぁ」
明美(隆吾)はかゆそうにしながらそう言葉を口にすると、
「ー隆吾ー、お前の相手ー…西里さんは?」と、
隆吾になった明美の方はどうしているのかを心配するー。
「あ~なんか、風邪を引いてるらしくさぁ~」
明美(隆吾)の言葉に、
雅恵(小太郎)は「おい、やっぱり、消費期限切れの入れ替わり薬使ったのが
まずかったんじゃないのか?」と、そう言葉を口にするー。
「ーーー」
明美(隆吾)は少しだけ表情を歪めるも、
「でも、だったらお前や先生にも影響が出てるはずだー。
俺はたまたまかゆくなっただけだし、西里さんはたまたま
俺の身体で風邪を引いただけだろ?」と、そう答えると、
「それにー、こんなに可愛い身体が手に入ったんだから、
多少はいいだろ?」と、笑うー。
「ーーーまぁーーな
でも、なら、早くその湿疹、治さないとなー。
せっかく可愛くなったんだからー」
雅恵(小太郎)がそう言うと、明美(隆吾)は「あぁーへへー。そうだな」と、
笑みを浮かべながらそう言葉を口にしたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーーー消費期限切れだってー…大丈夫に決まってんだろー」
明美(隆吾)はそう言葉を口にしながらも、
トイレの鏡の前で、腕をまくって、湿疹だらけの腕を見つめるー。
「ーーたまたまだー。たまたまに決まってるー…」
明美(隆吾)はそう言葉を口にすると、胸を揉みながら
笑みを浮かべるも、すぐにそれもやめてしまうー。
何故ならー…
”顔”以外の部分は、既に顔とはくらべものにならない状態でー、
”湿疹だらけ”だったからだー。
とても、人に見せられる状態ではないー。
「ーくそっーーー…かゆいんだよ!くそっ!!!」
あまりのかゆみに苛立ちを覚えながらそう言葉を吐き出すと、
明美(隆吾)は、「せっかく入れ替わったってのに」と、不満そうな表情を浮かべた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後ー。
「ーーねぇ、西里さんって学校に来てるかしらー?」
”保健室の先生”のフリをしながら、教室にやってきて
そう言葉を口にする雅恵(小太郎)ー
保健室の先生が、教室にやってくることは
珍しいため、生徒は戸惑いの表情を浮かべるー。
が、”西里 明美”は、体調不良で一昨日から休んでいるのだと言うー。
「ーーー…じゃあ、直江くんはー?」
今度は、隆吾ー…今は隆吾(明美)である彼の出席状況も確認するー。
が、やはり、隆吾(明美)も体調不良で学校に来ていない様子だったー。
(おいおい、消費期限切れの使ったの、やっぱまずかったんじゃー?)
雅恵(小太郎)はそう思いつつ、
”でも、俺は健康だしなー”と、首を傾げるー。
しかしー、教室で”元自分”ー
小太郎(雅恵)の姿を見かけると、雅恵(小太郎)はふと違和感を覚えたー。
「ーーー……あのー、先生ー」
雅恵(小太郎)は、小声で小太郎(雅恵)に声をかけるー。
がー…
「ーーえ?先生?どうしたんですかー?」
小太郎(雅恵)がそう言葉を口にするー。
数日前、明美(隆吾)が言っていたー。
小太郎(雅恵)は”あまりにも小太郎に似ている”とー。
それもそのはずー…
小太郎になった雅恵は、入れ替わり後数日が経過したタイミングで、
自分が雅恵だということを完全に忘れて
”小太郎そのもの”になってしまっていたのだー。
「ーーだ、だから、先生と俺は入れ替わってー」
雅恵(小太郎)が慌てて説明するも、
「ーはは、先生ー。そんなこと起きるわけないじゃないですかー。
映画の世界じゃないんだからー」と、
小太郎(雅恵)にはそう言われてしまったー。
「~~~~~~~~…」
雅恵(小太郎)は困惑するー。
”演技している”のではなく、
本当に、小太郎(雅恵)は、”わたしが雅恵”だということを
忘れてしまった様子だったのだー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーーくそっー」
保健室で悪態をつきながら、不満そうに呟く雅恵(小太郎)ー
やはり、”消費期限切れの入れ替わり薬”を使ったのが
まずかったのかもしれないー。
「ーーけど、俺は何も起きてないよなー?」
雅恵(小太郎)は注意深く、自分の身体を確認するも、
特に何も起きている様子はないー。
頭もしっかりとしているー。
あれからさらに数日ー。
明美(隆吾)も、隆吾(明美)も体調不良での欠席を
続けているー。
「ー二人の様子を確認しないとー」
雅恵(小太郎)はそう呟くー。
それだけではないー。
どこで入れ替わり薬を手に入れたのかや、
元に戻る方法も、聞いておかないといけないー。
そう思いつつ、
明美(隆吾)の家を訪れたー。
”明美の母親”には、保健室の仕事の一環で、
様子を見に来たー、と伝えたー。
がー、部屋に入ると、全身湿疹だらけで、
あまりのかゆみに顔も腫れて、明美の面影がない明美(隆吾)がいたー。
「ーかゆいんだよー…とにかく、かゆいんだよ!」
明美(隆吾)が声を荒げるー。
「ーー消費期限切れのーー」
雅恵(小太郎)が不安そうに聞くと、
「ー分かってるよ!!でも、とにかくかゆいんだー!助けてくれ!くそっ!」と、
明美(隆吾)は、あまりのかゆみに身体中を掻きむしりながら言うー。
まともに話ができる状態ではないー。
「ーーー西里さんの母親に適当に言って、病院に行けー」
雅恵(小太郎)はそれだけ言うと、明美(隆吾)は、弱々しく返事をして、
なおも湿疹を掻きむしり続けたー。
続けて、雅恵(小太郎)は、
”隆吾になった明美”の家ー…隆吾の家も訪れたー。
同じように、保健室の先生の立場を利用してー。
がー…
「ーーーぁ… えへへー」
隆吾(明美)は虚ろな目で笑いながら拍手をしていたー。
隆吾の母親によると、
隆吾(明美)は、少し前から、まともに会話ができない状況で、
病院の診察を受けても原因は不明とのことだったー。
学校側にも、校長先生など、
一部の人間にのみ、じじ”体調不良”として、他の生徒に伝えるのは
待ってもらっているものの、回復は難しく
近いうちに”入院”する予定になっている、と
そう説明されたー。
「ーーー嘘だろー……」
呆然としながらそう言葉を口にする雅恵(小太郎)ー。
「ーあは♡ あはははははっ えへへー ぁ~~~!」
隆吾(明美)が笑顔でそんな言葉を
雅恵(小太郎)に向かって投げかけて来るー。
当然、”何を言っているのか”も分からないー。
そんな状態になってしまった隆吾(明美)を前に、
雅恵(小太郎)は険しい表情を浮かべると同時に、
表情を歪めたー。
”消費期限切れの入れ替わり薬”を飲んだ4人ー、
いや、うち二人は”飲まされた”人たちであるものの、
いずれにせよ、”そのうちの3人”に異変が起きたー。
隆吾になった明美は、まともに会話ができない状態ー。
表情を見る限り、恐らく会話が成り立たないだけではなく、
まともに考えることが出来ていないー。
脳に何か異常が起きているとしか思えないー。
明美になった隆吾は、謎の湿疹まみれの状態で、
全身ボロボロだ。
あまりのかゆみに会話も成り立っていないー。
そして、小太郎になった雅恵は、
自分が雅恵であったことを忘れて小太郎になってしまったー。
「ーーどうして、俺だけー…?」
雅恵(小太郎)はそう言葉を口にしながら、
表情を歪めるー。
この状況、自分自身にもいつ、何が起きてもおかしくないー。
「ーーー…くそっー。だから消費期限切れのやつなんて
ヤバいって言ったんだー」
雅恵(小太郎)はそう言いながらも、自分自身も
それを飲んでしまったことを強く悔やむのだったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
雅恵(小太郎)は”俺もおかしくなるかもしれない”と、思い、
欲望の限りを尽くし始めたー。
どうせ、小太郎(雅恵)は自分が雅恵だったことも覚えていないー。
雅恵の身体を存分に楽しみ、喘ぎ狂い、
保健室で他の生徒と、女同士のお楽しみをしたー。
やがて、それだけでは飽き足らず、学校が終わると
夜の街で男遊びに女遊び、とにかく欲望の限りを尽くしたー。
そうこうしているうちに、
”消費期限切れの入れ替わり薬”を飲んだ他の3人の状態は悪化ー。
小太郎になった雅恵は、
記憶が混乱し始めたのか、おかしなことを言い始めて、
やがて幻覚を見るようになったー。
授業中に急に暴れ出して取り押さえられて、
病院送りー、
今では、常に夢を見ているようなおかしなことを口にしているー。
隆吾になった明美は、会話が成り立たない状態が悪化、
同じく病院に入院していて、
叫び声を上げたり、笑ったりするだけになってしまったー。
病院の検査でも、原因は分かっておらず、回復の見込みも立っていないー。
明美になった隆吾は、湿疹がさらに悪化ー、
常に恐ろしいかゆみに襲われていて、
容姿も激変ー、最後に見に行った時には
言葉に言い表すのも心苦しいような、そんな状況になっていたー。
3人の”末路”を見て、
雅恵(小太郎)は”俺はあんな風にはならないー”と、
自分に何度も何度もそう言い聞かせながら
欲望の日々を送っていたー。
消費期限切れの入れ替わり薬ー。
しかも、消費期限が切れてから1年以上が経過していたものを使ってしまったのは
”無謀”でしかなかったー。
使うべきではなかったのだー。
「ーーねぇねぇ、わたしと遊びましょ♡」
不安から逃げるかのように、さらに欲望に身を委ねていく雅恵(小太郎)ー
やがて、学校にいる間でもムラムラする感覚が抜けずに、
保健室の先生としての職務を放棄ー、
繁華街で昼間から男遊びを繰り返すようになったー。
”俺は、あいつらみたいにはならないー。絶対にならないー”
自分の中で何度も何度もそう言い聞かせる雅恵(小太郎)ー
やがて、雅恵(小太郎)はこのあたりでは有名な
”誰とでも遊びまくる女”として、
毎日数えきれないほどの男と遊ぶようになったー。
欲望に狂って、
何か、欲に塗れたことをしていないと、
落ち着かない身体になってしまったー。
今日も、男のソレを無心になってしゃぶり始める雅恵(小太郎)ー
その表情は、明らかに正気を失っているー。
”俺は、あいつらのようにはならないー”
そうは思いつつ、今日も欲望に狂う雅恵(小太郎)ー。
爆発的に膨れ上がっていく性欲ー。
それが、自分自身に出た”消費期限切れの入れ替わり薬”による
悪影響だとは気付けずにー、
雅恵(小太郎)はさらに狂っていきー、
やがて、他のことがまともにできない状態にまで、
その症状は悪化していくのだったー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
消費期限切れの入れ替わり薬を使ってしまった二人(と、巻き込まれた二人)の
破滅の物語でした~~!★
もしも、消費期限が書かれている時は
注意しましょうネ~!
お読み下さり、ありがとうございました~~!
★作品一覧★

コメント
みんなカオスにな状態になりましたネ!★!★
さすがに賞味期限切れのカップ麺とは違いましたネ(*´艸`)笑
無名さんのカラダと入れ替わる時には入れ替わり薬の賞味期限切れてないか確認しますネ(^_-)☆笑
入れ替わり薬の賞味期限近いのあれば無名さんのカラダと週1で入れ替わりたいのデス♀⇔♂笑
無名さんのカラダでミニやショーパン履いてオシャレに着こなしてコスプレしたり週1だとサイコー過ぎデス~☆\(^o^)/☆笑
感想ありがとうございます~~~!★
入れ替わり薬も賞味期限なら良かったですネ~!!!★
でも、入れ替わり薬は消費期限の方だったのでダメなのデス…★!
消費期限切れの入れ替わり薬で、それぞれ、異なる副作用が出るのは面白いですね☆
ところでかゆみとか、記憶とか、性欲みたいな影響ではなく、入れ替わりそのものに影響が出るのも面白かったのでは? という気がしますね。
例えば、顔だけとか、性器だけとかみたいな、中途半端で不完全な入れ替わりが起こるとかみたいな。
あと、入れ替わり薬ではなく、消費期限切れの憑依薬とかの話で、やってみても面白くなりそうな感じがしますね。
副作用は、例えば、憑依後に、後から元の容姿が混ざってしまうとか、面白そうじゃないですかね?
仮に、おじさんが美少女に憑依したとしたら、おじさんの醜い容姿が美少女に混ざったおぞましい姿になるとか、どうでしょう?
感想ありがとうございます~~!☆
中途半端な入れ替わり~!☆
確かにそれも面白そうですネ~~!!!
消費期限切れの憑依薬…!
素敵なアイデアなのデス!!