大好きだったアイドルの裏の顔を知ってしまった男子大学生ー。
入れ替わるまでは知らなかった数々の裏の顔を前に、
彼が選ぶ道はー…?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
モヤモヤした気持ちのまま、
握手会の会場に向かう姫梨(孝也)ー
姫梨は裏でスタッフたちに”パワハラ”を繰り返していたようだー。
スタッフたちに対して
”死ね” ”ブス” ”ゴミ”は日常茶飯事ー。
楽屋に呼びつけてずっと悪口を言い続けたり、
時には暴力を振るうこともあったらしいー
”それにしても、ファンも可哀想だよね~!
「ちょっと覚えておいてやるだけで、あのバカども、
金を落とすからさー」なんて
いつもあの”お嬢様”笑ってるのにー
ホント、暴露してやりたい”
スタッフの女性の一人は、そんなことも言っていたー。
「ーーーーー」
姫梨(孝也)は悔しそうに表情を歪めるー。
”「ーーあ!孝也さんー
いつもありがとうございますー」”
入れ替わる直前ー
握手会で姫梨に言われた言葉を思い出すー。
”ちょっと覚えておいてやるだけで、馬鹿どもは金を落とすー”
姫梨に自分もそう思われていたのだろうかー。
「ーお疲れ」
会場に向かっていると、ふと、マネージャーの輝樹の声がしたー
その声に、”姫梨の身体”は幸せを感じてしまうー。
その感覚に、強い不快感を覚えるも、
姫梨の身体には逆らえずに、自然と笑顔がこぼれてしまうー。
そんな自分にも、嫌悪を覚えながら、
少し言葉を交わして、そのまま会場に向かうー。
「ーいつもありがとうございますー」
「ー応援ありがとうございますー」
「ーーこれからも頑張りますー」
無難な言葉と、笑顔を振りまきながら
ファンたちと握手をしていく姫梨(孝也)ー。
がー、握手をするたびに、
姫梨の身体は激しい嫌悪感を覚えていたー。
”身体”が、ファンのことを心底嫌がっているー、
バカにしているー、見下しているー。
それが、伝わって来たー。
ようやく握手会を終えると、
姫梨(孝也)は大きくため息を吐き出すー。
「いつも、こんな風に思われてたのかー」
そう呟きながら、トイレで鏡を見つめると、
”今まで大好きだったはず”の姫梨の顔が、
”イヤな女”に見えたー。
「ーくそっー…ファンを馬鹿にしやがってー
そりゃー……そっちから見ればキモいのかもしれないけどー
でも、そんなー…」
姫梨(孝也)は悔しそうに呟くー。
あくまでも”アイドル”と”ファン”の関係ー。
アイドルは”仕事”であり、”商売”であり、
ファンは単なる”客”ー。
それは、当然理解しているー。
姫梨の言葉だって、ファンサービスだろうし、
孝也と楽しそうに話してくれていたのも、演技だと
そんなことは分かっていたー。
でも、それでも姫梨は夢を与えてくれていたー。
けれどー、
不倫にパワハラに、過剰なファンへの見下し方ー…
そこまでー、そこまで酷い裏があるなんてー、と、
孝也はそんな風に思ってしまっていたー。
「ーー…」
姫梨(孝也)は、トイレから出るとため息を吐き出すー。
「やっぱ、パワハラはダメだろー」
とー。
”俺”が悪く言われていたのはー、
ファンが悪く言われていたのはー、
滅茶苦茶悲しいけれど、あくまでも”表”には出て来ない姿ー
”知らなければ”
今までの孝也と同じように、傷つくことはないー。
誰も傷つかないなら、それはそれでいいのかもしれないー。
けど、パワハラはダメだー。
実際に苦しんでいる人がいるのだからー。
そう思った姫梨(孝也)は、
先程、怯えていた女性スタッフの元に足を運ぶと、
「ー今まで、ごめんなさいー」と、そんな言葉を口にしたー
「ーえっ…」
怯えた様子の女性スタッフが、姫梨(孝也)のほうを見ると、
「ーーわたしの”パワハラ”のせいで、苦しませてしまって、
本当にごめんなさいー」と、そう言葉を口にしたー。
「ーーえ……き、急に…ど、どうしたんですかー?」
まだ怯えた様子の女性スタッフー。
姫梨(孝也)は、”昨日の事故”のあと、
病室で色々考えて反省した、と告げて、
その女性スタッフに”いつもの自分”のことを色々と聞いたー。
やはり、”姫梨”は、本当に酷い振る舞いをしていて、
しかも、”煙草の火を押し付ける”ようなこともしていたらしく、
その女性スタッフ、宮崎 美也子(みやざき みやこ)は
そのやけどの跡を見せてくれたー。
「ーーわ、わたしってー、た、煙草吸うんだっけー…?」
姫梨(孝也)がそう言うと、
「ー滅茶苦茶吸ってますよー…いつもー
…覚えてないんですか?」と、美也子が不審げな表情を浮かべるー。
「ーあ~…え、えっとー、昨日の事故でハッキリしない部分もあってー」
姫梨(孝也)はそう言うと、
「ー”わたし、小さいころから吸ってるから”って自慢してましたよー?」と、
美也子が呆れ顔で言うー。
「~~~~~~…」
姫梨(孝也)は”もうこれ以上、姫梨ちゃんの裏を知りたくないー”と、
そう思いながらも、さらに話を聞くー。
するとー、昨日、入れ替わった原因となった男ー、
握手会に乱入してきて”姫梨ィィィィ!”と叫びながら
姫梨を突き飛ばした男は
”元スタッフ”だったことが判明したー。
姫梨のあまりにも酷いパワハラのせいで、
精神的に病み、入院ー、
人生を滅茶苦茶にされた男だったのだとー。
「ー本当に酷い有様でー…わたしもー」
美也子は、当時のことを思い出しながら目に涙を浮かべるー。
さらに、美也子から次々と聞きたくなかった話が出て来るー。
マネージャー・輝樹との不倫は、姫梨から誘ったということー、
しかも、番組プロデューサー一人と、人気俳優一人とも不倫していて、
姫梨本人は”可愛いわたしは、男を選びたい放題なの。相手が結婚していても関係ない”
と、そう言っていたようだー。
「ーーーなんて子だー」
姫梨(孝也)がボソッとそう呟くと、
美也子は少し不思議そうにしながら、姫梨(孝也)を見つめるー。
もちろん、美也子が嘘をついたり、
大袈裟に話を膨らませている可能性も0ではないー。
ただーーー…
孝也には分かったー。
美也子の言う話は”本当”であるとー。
何故ならー、”姫梨の身体”が教えてくれるからー。
美也子の話を聞いていた姫梨の身体は、後ろめたいことを感じるかのように、
血の気が引いていくような感じがずっとしていたー。
それと同時に、美也子に対する不満のような感覚も身体から発されていたー。
美也子が嘘をついているのではなくー、
本当のことを美也子に言われたことによる後ろめたさと逆ギレー
そんな感情を、姫梨の身体は発していたー。
「ーーー今まで、ごめんねー」
姫梨(孝也)はそう言うと、ある決意をしたー。
「ーーーーーー姫梨ちゃんー…ごめんー」
姫梨(孝也)はそう呟くー。
こんなひどい人物でも、ずっと好きだったアイドルー。
それに、どんな悪人相手でも”他人の身体で勝手にその人の人生を壊すようなこと”は
したくはないー。
けどー…
このまま姫梨を放置しておいたら、悲しむ人、傷つく人がどんどん増えていくー。
姫梨(孝也)は数日間、姫梨のフリを続けて、
姫梨の不倫相手、全部で5人ー…、スタッフの美也子も把握していなかった人間も
含めた全員を把握するー。
「ーーもう、許せない」
姫梨(孝也)はそう言葉を口にすると、
”緊急記者会見”をセッティングするようにスタッフにお願いして、
マネージャーの輝樹には内緒で、その会見をセッティングさせたー。
「ーひ、姫梨!何のつもりだー!?」
マネージャーの輝樹が叫ぶー。
今でも、輝樹を見ると、姫梨の身体はドキドキするし、
幸せでいっぱいになるー。
がーー
「ー今は俺が持ち主だー。黙って従えー」
姫梨(孝也)は姫梨の身体に小声でそう呟くと、
輝樹への感情を無理矢理押し殺して、呟いたー
「ーーわたし、反省することにしたからー」
とー。
「ーー!?」
輝樹が表情を歪めるー。
そしてー、姫梨(孝也)は、記者会見の場に向かうとー、
「ーわたしは、大変なことをしてしまいましたー」
と、そう言葉を口にするー。
「ーお、おいっ!!ーーひ、姫梨!?おいっ!」
マネージャーの男・輝樹が青ざめながらそう言葉を口にするー。
しかしー、既に姫梨(孝也)は報道陣のカメラが
集まっている場に出てしまっている
今から輝樹が乱入して止めることもできないー。
「ーな…な…なんでこんなことにー」
輝樹は呆然としながらもその姿を見つめるー。
姫梨(孝也)は、
5人と不倫していたこと、その全員の名前と立場を
明らかにした上で、
責任はわたし自身にあります、と、
自分も罪から逃れるつもりはないと、
そう宣言するー。
さらには、スタッフに対するパワハラのことも打ち明けて謝罪ー。
「ーーーー」
姫梨(孝也)は、目に涙を浮かべるー。
報道陣や、会見を見ている人からすれば、
”自分がしてしまったことへの後悔の涙”に
見えるかもしれないー。
けれど、この涙は
知りたくもなかった姫梨の”裏”を入れ替わったことによって
知ってしまった、孝也の涙ー。
入れ替わることがなければ、
こんな”裏の顔”を知ることはなかったかもしれないー。
もちろん、いつか、姫梨が勝手に自滅して
週刊誌に記事が出てスキャンダルになったりして
それを知る日が来る可能性もあったー。
でも、入れ替わったりしなければ
ずっと”幻想”を抱いていられたかもしれないー。
「ー本当に、申し訳ありませんでしたー」
姫梨(孝也)が目から涙をこぼしながら頭を下げるー。
会見場の脇で、それを見つめていた
マネージャーの輝樹は呆然とした表情で
その場に座り込むと”妻”からの連絡がスマホに早速入りー、
青ざめながら「ーーお、俺ーーー…そのー」と、
気まずそうに言葉を振り絞ったー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーーーーーーなに………これー」
病院ー
ちょうど、”会見が始まる少し前”に、
孝也になった姫梨は目を覚ましていたー。
「ーーー…は…?????
嘘でしょー?
わたしの身体で何してんの!?!?!?!?」
孝也(姫梨)は怒りの形相を浮かべると、
病室のテレビに向かって、花瓶を勢いよく投げつけたー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ーー」
姫梨(孝也)は”姫梨”の家に帰宅したー。
そこにーー
病院を抜け出して来た孝也(姫梨)が姿を現すー。
「ーーあんたー…何したか分かってるのー?
ゴミの分際でーーー!!!
わたしのーーわたしの身体で何してくれてんの!?!?」
孝也(姫梨)は、本性を隠すこともなく、
そう叫ぶー。
”ー目を覚ましたのかー”と、
姫梨(孝也)は思いつつー、
「ーー…勝手に、身体を使ったことは謝りますーけどー」と、
そう言葉を口にするー。
「ーーーーーーー間違ってるーーー絶対にー」
”姫梨”のしてきたことは間違ってるー。
そう言い放つ、姫梨(孝也)ー
「ーーーーーゴミの分際でーーー
あり得ないーーー」
孝也(姫梨)はその場で泣き崩れると、
「ーーーー永遠に、許さないからー」と、
そう言葉を吐き捨てるー。
「ーあんたのこと、呪ってやるからー!」
歯軋りをしながら、孝也(姫梨)はそう言い放つー。
そんな、孝也(姫梨)をー、
”元・自分”を見つめながら、姫梨(孝也)は
複雑な表情を浮かべるー。
もう、これでー、
姫梨には”確実に”嫌われたー。
大好きだったアイドルに、呪われるほど憎まれてしまったー。
後戻りは絶対にできないー。
それにー5人と不倫していた上に、
パワハラも繰り返していた姫梨は、もうアイドルとしての活動を
まともに続けることはできないだろうー。
一人との不倫でも、芸能界は追放される世界ー。
姫梨の”5人との不倫”に、パワハラつきの、
絶望の裏の顔セットを前に、世間は姫梨を許さないだろうー。
姫梨と全く接点のない人間も、
この先、容赦なく姫梨を叩くー
それが、この世界だー。
大好きなアイドルに憎まれー、
大好きなアイドルを終わらせてしまったー。
姫梨(孝也)は、そのことを複雑な気持ちで考えていたー。
けれど、それでもー…
「ーーーー俺は、間違ったことはしてないー。
ーーーそう、思ってますー」
姫梨(孝也)は、孝也(姫梨)に対してそう言い放つー。
あのまま、見過ごすわけにはいかなかったー。
例えこの先、どんな苦難が待っていようともー、
”止める”しかなかったー。
「ーーーーーークズー」
孝也(姫梨)が泣きながら言うー。
姫梨(孝也)は、複雑そうな表情を浮かべながらも、
「ーー何とでも言ってくださいー」と、そう言葉を口にしたー。
この先ー、”元に戻ること”はできるのかどうかー、
そして、”姫梨”の恨みを受け止めることはできるのかどうかー。
今はまだ、分からないー。
でも、
大好きだったアイドルの”闇まみれ”の生活に
ピリオドを打ったことはー、
間違っていなかった、と、
そう思いながら、彼は孝也(姫梨)のほうを見つめるのだったー。
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
最終回でした~~!★
裏の顔を知って、最後は自らそれを暴露する選択をした孝也くん…★!
この先も、色々大変なことが待っていそうですネ~…!
お読み下さり、ありがとうございました~~!

コメント
孝也は姫梨としてやっていくと思います!☆
芸能界のあるあるだと思います!★
裏の顔や関係などドロドロ×3してますネ!★
自分がれむちゃんのカラダになってレ◯スクイーン大賞の為なら枕しないとですネ!!
個室で無名さんのカラダと入れ替わってレースクイーンごっこしちゃうのデス~(*´艸`)笑
髪型もメイクもバッチリするし美脚アピールもしちゃいますネ~(^_-)☆笑
感想ありがとうございます~~!☆
ドロドロドロドロ…!
…そういえば、TSマニア様は妙に芸能界に詳しいような…?☆
もしかして…?
芸能界の裏側は真っ黒ですよ!★
あわわわ~!★
女の子は仕事の為に枕は日常茶飯事ですネ!!
自分は芸能関係の人…じゃないですよ(*´艸`)笑
レースクイーン出身で大成功してるのは七緒さんくらいですネ!☆
自分は計画的に…
れむちゃんのカラダを乗っ取って自分磨きしながらレースクイーンのお仕事こなしたり上手くTikTokやインスタを活用してバズってファンを増やしてレースクイーン大賞に輝きたいのデス☆\(^o^)/☆笑
最後はファイナリストの中から決まるので…レースクイーン大賞のために枕するしかないのデス~!!
元の自分のなら咥えれますけど…お偉いさんのはキツいですネ~ひえ~ぴえん(古っ!)苦笑
ひぇ~~~!
黒のオーラを感じるのデス~!!!
人の身体を使ってなら
きっとTSマニア様にもできるのデス~★笑
レースクイーン大賞は投票なので枕あるのか!?
実際は分からないのデス…!★
無名さんも拒否してるように元の自分の以外はかなり厳しいですネ(-_-;)汗
無名さんのカラダになってミニスカ履いてオシャレに着こなしたりコスプレ着て美脚アピールして自分のカラダになった無名さんが興奮して大きくなった物を咥えて気持ちいいとこイッパイ刺激させたいのデス☆☆\(^o^)/☆☆笑
TSマニア様の身体で、
私になったTSマニア様の誘惑に打ち勝って見せます~★笑
無名さんカラダは正直なんですよ…頭ではちゃんと…
カラダが興奮してムラムラしたまま元に戻ると危険なので…無名さんを襲う可能性があるので(*´艸`)笑
元に戻る前にガマンしないで
無名さんのカラダになった自分を見て自分のカラダになって興奮してる無名さんはベッドでおとなしくしてるだけでいいので快楽の世界に無名さんのカラダになった自分が誘いますネ(^_-)☆笑と
むむむむ~?
男の人の身体はそんなにすぐに
ドキドキするのですか~?笑☆
我慢我慢しちゃうのデス~!!
自分のカラダは無名さんみたいな体型の人好みですし
個室で二人きりで自分好みな服着て美脚アピールされたら興奮すると思います!☆
自分は行きませんが自分の周りの人達は風俗に行ってるので簡単に興奮して欲を発散してると思います!★
自分も無名さんの弟さんも好きで興奮して大きくなってる訳じゃないんですよ…多分…(*´艸`)笑
無名さんと入れ替わって自分のカラダになってみたら分かると思います(^_-)☆笑
TSマニアも好きで変態さんじゃないって理解していただけると思います(*´艸`)笑
私の体形をいつの間に確認したのですか~?笑
もしTSマニア様がぽっちゃり好きだったら、
私の身体は細め?なので、
好みを満たせないのデス~笑
むむ…大きくなる不思議を体験するのデス…
無名さんも知ってると思いますが自分はレースクイーン体形が大好きなので!☆
ぽっちゃりよりスレンダーな娘が大好きです(^_-)☆笑
無名さんは色白で細くて美脚なので自分の好みのカラダしてます☆\(^o^)/☆
無名さんのカラダと入れ替わって無名さんに似合ったコーデやメイクやヘアアレンジ考えながら楽しみたいですネ!☆
自分のカラダになった無名さんも楽しませながら大きくしちゃうのデス(´∀`)b☆笑
わわわ~~~!!!
やっぱりTSマニア様の身体で我慢しないといけない
使命感を感じるのデス~!!
自分が無名さんのカラダで
無名さんは自分のカラダで
興奮してガマンするのは無名さんのカラダが魅力的だということデス☆\(^o^)/☆
どんな展開になるか楽しみですネ(^_-)☆笑
無名さんのカラダになった自分がエスコートしちゃいますネ(*´艸`)笑
お互いに相手の身体で我慢する
我慢大会が出来そうですネ~!
ぶるぶる…!
自分はガマン大会から、すぐ離脱しちゃうのデス(*´艸`)笑
わわっ!
何度も練習して頑張るのデス!