<他者変身>もう一度、成人式を②~心の変化~(完)

成人式に出ないと言い出した娘に代わり、
”他人に変身する力を持つ指輪を使って、
娘として成人式に出ることに決めた母ー。

しかしー…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーーえっ」
成人式を欠席し、自宅でのんびりとしていた
長女の奈美が、スマホを見つめながら変な声を出したー。

「ーー? どうしたの?急に変な声を出してー」
妹の明日香が、そんな奈美の方を見つめながら
不思議そうに言葉を口にすると、
奈美は少し戸惑いの表情を浮かべてから
顔を上げたー。

「ーー香織ー…
 あ、わたしの友達なんだけどー
 成人式来ないって言ってたのに
 ”気が変わったからやっぱ行くことにした!”って
 連絡が来ててー」

奈美はそう言うと、
「ーー普段付き合いのある友達、みんな欠席だから
 お母さんがわたしの姿で成人式に出ても問題ないって思ってたのにー」と、
少し気まずそうに言葉を続けるー。

「ーあはは!やばいじゃん!
 お姉ちゃん、変に思われちゃうんじゃない?
 それにー、お母さん意外とドジなところあるからー
 変な行動しちゃったりしてー」
明日香は、楽しそうにそんな言葉を口にするー。

それを聞いた奈美は、戸惑いの表情を浮かべながらも
「ま…まぁ、大丈夫でしょー」と、
そんな言葉を口にしたー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーそれにしても奈美、成人式とか面倒臭い~!って感じだったのに
 急にどうしたの?」

成人式の会場では、奈美の親友・香織が楽しそうに
色々と話を始めていたー。

「ーえっ、あはははー
 ひ、久しぶりに成人式に出ようかな~って思ってー」
奈美に変身している奈美の母・琴絵は気まずそうにそう言葉を口にするー。

「久しぶりにーー???
 え???前にも成人式出たことあるの?」
香織が笑いながら言うー。

「あっーーーーー」
奈美に変身している母・琴絵は”しまった”と思いながら、
どう言い訳するかを頭の中で必死に考えるー。

「ーーえ???もしかして、奈美、人生2回目だったりするー?
 それとも実はもう40歳ぐらいで、年齢詐称ー?」
香織が楽しそうにそんな言葉を口にするのを見て、
「そ、そ、そんなわけないでしょー。む、昔ー、親の関係で
 成人式の手伝いしたことがあってー」と、咄嗟に言い訳を口にするー。

「ふ~ん、そんなことあるんだー」
香織はそんなことを言いつつ、
会場にやってくると、他の友達とも再会して、
楽しそうに「あ~~~!!まーちゃん!!」と、その子の
あだ名らしきものを呼ぶー。

”最近まで付き合いのある子”ではない子が相手であれば
いくらでも誤魔化しは聞くものの、
”最近でも普通に連絡を取り合っている”香織がいるとなると
話は別ー。

久しぶりに再会した同級生と楽しそうに話を始める香織ー。

最近のSNSでの話題や、
ファッションの話題、アイドルの話題、恋愛の話題、
色々な話が飛び交うー。

”ーーあ、あははー…わたしには全然分からないわー…”
心の中でそう呟く琴絵ー。

琴絵は既に40代ー。
40代の琴絵と、新成人の子たちの話題には
大きなジェネレーションギャップがあったー。

「ーー奈美?大丈夫ー?なんか今日口数少なくないー?」
親友の香織が、そんな”奈美”に気付いてそう言葉を口にするー。

「ーえ、あははー…わ、若いっていいわねぇ…」
奈美に変身している琴絵がそんな言葉を口にしてしまうと、
「ーあはは、どうしたの?急におばあちゃんみたいなこと言ってー」と、
香織は苦笑いするー。

”お、お、おばっ…”
奈美に変身している琴絵は”まだおばあちゃんって年齢ではないのに!!”と、
そう内心で思いながら
「ーま、まだ42だからおばあちゃんじゃないでしょ!」と、
そう叫んでしまうー。

「ーーーーーえ…?」
香織が困惑した表情を浮かべるー。

「ーーえっ… あ、あ、あはっーー
 ーーーっていう…ツッコミなんだけどー」

奈美に変身している琴絵は、咄嗟にそう誤魔化すー。

「ーーーあ、あはっ、そ、そっかー」
親友の香織も戸惑った様子だー。

”ーーうっ…今の若い子たちに全然ついていけないわー…”
琴絵は、奈美の姿のまま”成人式を楽しむどころではない”メンタルに
陥ってしまい、内心でそう呟くー。

アイドルの話が出れば、昭和の頃のアイドルの話題を口にしてしまったり、
テレビの話が出れば、何十年も前の今の子が知らないようなドラマの話をしてしまったり、
SNSの話はもはや、分からないー。

そうこうしているうちに、成人式が始まるー。

話にはついていけなかったけれど、若い子たちと一緒に、自分がいる状況を、
母・琴絵は楽しんでもいたー。

”若いっていいなぁ”という”母”の視点で、
周囲の子たちを微笑ましそうに見つめる奈美姿の琴絵ー。

そんな”奈美”の姿に香織は
”なんだか今日の奈美、変だなぁ”と、思いつつも、
”まぁ、面白いからいっかー”と、さすがに
”目の前にいる親友の奈美が偽物である”とまでは
思わずに、自分の中でそう納得するー。

偉い人のテンプレートのような話を聞きながら、
奈美に変身している母・琴絵は「なつかしいなぁ…この感覚ー」と
小声で呟くー。

学校で校長先生の長い話を聞いたりー、
卒業式の時にも長い話を聞いたりー。

けれど、結婚して母親になった今は、パートはしていても
そういう機会はなかなかないー。

だから、妙に懐かしく思えたー。

「~~~~~~~」
何だか嬉しそうに偉い人の話を聞いている
奈美の姿をした琴絵を見て、
隣にいる親友の香織は「???」と、首を傾げるー。

”なんか、今日の奈美、変だけどー、
 でも、嬉しそうだからーーいっかー”

友達の笑った顔を見るのが好きな香織は
”奈美が笑ってれば満足ー”と、そう思いながら、
”でもーーこういう人の話、わたしは面倒だから早く終わってくれないかなぁ…”と、
そんな言葉を、心の中で呟いたー。

やがてー、成人式の堅苦しい感じもある式は終わりー、
自由時間になるー。

久しぶりの再会を楽しむ同級生たちー。

奈美に変身した母・琴絵も”それなりに”この時間を楽しみながらも、
少しだけ表情を曇らせるー。

”人生、2度目の成人式”ー
それに、娘の姿で参加してみて、よく分かったー。

”もう一度、成人式に参加しようと、もうあの時には戻れない”
とー。

周囲にいる若い子たちと話をしてー、
若い子たちに囲まれて、実感させられたー。

”もう、わたしはおばさんなのだ”とー。

話にもついていけないし、
輪に入るのも難しいー
若い頃のように、心から笑ってはしゃぐこともできないー。

身体はー、見た目は、娘の奈美になっても、
もう自分は、40代なのだと、改めて実感させられてしまったー

”歳を取るのは、身体だけじゃなくて、精神も…ってことねー…”
奈美の姿のまま、

それにーーー
娘の親友である香織とは香織が家に遊びに来たこともあるために、
母・琴絵とも面識があるとは言え、
それ以外の子のことはほとんど知らないー。

何度か見たかな?ぐらいの子はいても、
少なくとも母・琴絵からすれば”友達”はここにはいないー。

自分がもう一度成人式に出ても、
そこには”知らない人間”ばかりがいて、
あの時のような”わたしの成人式”をもう一度楽しむことはできないのだー。

そう思ったら、途端に寂しくなってきた
奈美に変身した琴絵ー。

がーー

「ーー奈美、ほら、こっちこっち!」
親友の香織が、奈美に変身している琴絵を手招きするー。

「みんなで写真とろ!ほらー!」
香織にそう言われて、奈美に変身している琴絵は
「え…でも、わたしー」と、そう言いかけるも、
香織は「ーほらほら、遠慮しないー」と半分強引に、
友達のいる方に奈美に変身している琴絵を引っ張るー。

香織に押し切られるような形で、
奈美に変身している琴絵は、そのまま友達と一緒に
写真を撮影し始めるー。

ほとんど知らない子たちー。
自分自身が成人式を迎えたあの時とは違って
”わたしの心”は老いてしまったー。

けれど、それでもー…
ちょっとだけ、今、この瞬間を楽しいと思えたー。

あの時とは違うけれどー、
成人式に娘の姿で出席しても、
もう、自分の心も変わっているし、
あの時一緒に成人を迎えた仲間たちはここにはいないけれどー、
それでも、ほんのちょっとだけー、
あの時の気持ちを思い出せたようなー、
そんな、気がしたー。

・・・・・・・・・・・・・・・

「ただいま~~!」
夫である喜多夫に迎えに来てもらって帰宅した
母・琴絵ー。

奈美の姿のまま、何だか楽しそうに帰宅した母を見て、
本物の奈美は笑うー。

「ーーお母さん、楽しめたみたいでよかったー」
とー。

「ーーうんー。楽しかったよー。
 奈美のおかげ。ありがとうー」
奈美に変身している琴絵は満足そうにそう言葉を口にするー。

「ーあ、”香織”は大丈夫だったー?」
本物の奈美が”欠席予定だった親友”が、突如気が変わって
出席したことを口にすると、
奈美に変身している琴絵は「うんー。何とか」と、
特に大きな問題はなかったことを告げるー。

「ーーーそれにしてもー…」
父・喜多夫はそんな二人の光景を見つめながら
苦笑いすると、
「二人並んでると、何だか双子みたいな感じで、不思議な感じだなぁ」と、
奈美本人と、奈美に変身している妻の琴絵を見つめながら笑うー。

「ーーふふ、確かにそうだよね~
 同じ髪型、同じ服装にされて、何もしゃべらなかったら
 どっちがどっちだか分かんないよー」
奈美の妹・明日香が、父・喜多夫と共に
二人を見つめながらそう笑うと、
喜多夫は苦笑いしながら、「さすがにそれじゃ見分けがつかないなー」と、
そう言葉を口にするのだったー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日ー。

「ーーーそういえば、お母さんはー?」
妹の明日香がそう言葉を口にすると、
姉・奈美は「さぁ?昨日、成人式ではしゃいだから寝てるんじゃない?」と、
そう言葉を返すー。

学校に向かう前にと、明日香が母・琴絵の部屋に行くと、
琴絵はまだ奈美の姿のまま、部屋で鏡を見つめていたー。

「って、お母さん!まだお姉ちゃんの姿でいたのー!?」
笑う明日香ー

奈美の姿をしていた琴絵は、部屋にやってきた明日香に気付くと、
「あ、明日香!名残惜しくなっちゃってー」と、
笑いながらそんな説明を口にするー。

「も~…成人式は終わったでしょ?
 あ、そうだ、わたしもお姉ちゃんもそろそろ出かけるからねー」

明日香は高校ーー、
姉の奈美は大学にそれぞれ、そろそろ出かける時間だー。

「あ、うんーわかったー」
奈美の姿に変身したままの琴絵は頷くと、
そのまま1階に降りて、本物の奈美の前にも姿を現すー。

「ーーーーまだわたしの姿なの?」
奈美も少し呆れ顔で笑うー。

「ーーーわたしの姿で生活したくなっちゃった!
 …とか、さすがにそれはやめてね?」
奈美がそう言うと、
奈美に変身している琴絵は少しギクッとしながらも
”そんなことないない”と、そう言葉を口にしたー。

「みんなが帰って来るまでには戻るから大丈夫!」
奈美の姿のまま、琴絵がそう言葉を伝えると、
奈美と明日香は、しばらくして
それぞれ大学と高校に出かけて行ったー。

「ーーーーーー」
一人残された奈美姿の琴絵は、
慌てて部屋に駆け戻るー。

そして、”他人に変身する指輪”の説明書を手に、
そのまま震えたー。

”2時間以上の長期のご使用はお控えください。
 元の姿に戻れなくなる可能性があります”

そう書かれていたのだー。

「ーーどうしようどうしようどうしよう」
奈美の姿のまま、琴絵は焦った様子で
説明書を見回すー。

朝、なかなか部屋から出て来なかったのは
”娘の姿のまま、元に戻れなくなってしまった”からで、
何とかしようと必死になっていたのだー。

「ーーーー…え~っと…え~っと…
 は、早く元に戻らないとー」

奈美の姿に変身したままの琴絵は戸惑いの表情を浮かべるー。

”お母さん、意外とドジだからー”
妹の明日香が、姉・奈美に言った言葉の通りになってしまったー。

説明書をほとんど読まずに、
変身する指輪を使った母・琴絵は、
娘である奈美の姿から、元に戻ることができなくなってしまったのだったー。

おわり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント

成人式のお話でした~~★!

このあとは、奈美から
”髪型とか服装とか、全部わたしと変えて、見分けがつくようにして!”と
怒られて、大幅にイメージチェンジした状態で
暮らすことになる……設定デス~笑

お読み下さりありがとうございました~~!

コメント

  1. TSマニア より:

    無名さんの小説の登場人物で取説読まないで痛い目にあったり、偽の取説で痛い目にあった人もいますよネ(-_-;)

    どのアイテムも取説も大事だし使う前に調べたりご利用は計画的にですネ!★

    無名さんは成人式には参加したんですか(・_・?)

    • 無名 より:

      感想ありがとうございます~!★
      ちゃんと説明は読まなくちゃですネ~!!

      私は参加しましたよ~!★
      写真も残ってます~~!!

  2. 葉月/リーフ より:

    面白かった!

    こういう話大好きです
    戻れなくなったけど、若返りに成功したからいいんじゃないかな

    • 無名 より:

      リーフ様~!★ありがとうございます~~!★

      本人からすれば若返りに成功して
      ハッピーですネ~!

      でも、変身された側は複雑かも…?

  3. ウラックマ より:

    はじめまして。

    コメントしたいことはたくさんあったのですが、

    いろいろ考えてたので書き込みが遅くなってしまいました…。

    好きなジャンル(他者変身)だったので、

    家に帰ってから続きを見るのが待ちきれませんでした。

    「変身おじさん」などのようなダークなオチでもなければ、

    「変身実習」のようなぶっ飛んだ設定でもなく、

    日常に非日常がほどよく加わった、SFショートショートのような感じで、

    気楽に楽しめました。

    ただ、これで終わるのはもったいない、続きがあったらいいのに…と思うくらい、

    いろいろと想像してしまいますね。

    奈美は、自分と同じ姿の人(琴絵)がいることにすごく不満なようですが、

    琴絵に試験などで身代わりになってほしいと頼んだり、

    今どきの女子の生活やトレンドを体験させたり、

    気分が変わって、おそろいの格好をすることに目覚めたりする…というのもありそうな気がします。

    誰よりも自分にそっくりな人がいるわけですから。

    そして、この状況をどうやって香織などの友人に説明するかも気になりますね。

    極力ばれないようにはするでしょうが、もしばれそうになったら、

    「私、実は双子なんだ!」とか「私のいとこ」などと言ってごまかすのかも…。

    それとも正直に指輪のことを打ち明けるのか…?

    せめて目の前で変身ぐらいはしてみないと信じないでしょうが…。

    あと、他の人が指輪を使ってしまったら…ということも考えられそうですね。

    他の家族(たとえば明日香)だったら何に使うだろうかとか、

    (大学受験の替え玉、なんてものを思いついてしまいましたが…)

    家族以外の誰かの手に渡ってしまったら…とか。

    (悪用されたら本当におそろしいアイテムです)

    アイテムによる変身だけに、いろいろなストーリーが思いつきそうですね。

    それはともかく、今までの他者変身もので、

    いちばん想像(妄想?)のふくらむ作品でした。

    • 無名 より:

      ウラックマ様~!★はじめまして~!!!
      かわいい名前ですネ~~!

      感想ありがとうございます~~!★

      程よく日常的な変身モノ…★!
      確かにそんな感じの作品になりましたネ~!

      また、妹の明日香が成人を迎える時に
      続編が書けたりするかも…?デス笑

      色々な想像…★!
      私も書いて見たくなるようなものもあって
      面白かったデス~!!
      ありがとうございます~~!★

      大学受験の替え玉…
      一気にダークなお話に★★…!

  4. ウラックマ より:

    お返事ありがとうございます。
    今回も考えがいろいろと思い浮かんで、書き込みが遅くなってしまいました。

    こういう話って、余韻がある分、
    いろいろ想像できるから楽しいんですよ♪

    たとえば、どうイメチェンするんだろう、とかって。
    一方が髪を結んでもう一方が結ばないとか、
    一方がメガネをかけてもう一方がかけていないとか、
    (知り合いの双子はそれで見分けているんですが…)
    一方がスカートでもう一方がジーンズ…ってのもいいけど、
    まるっきり違う、ってのも面白そう。
    ギャルとかゴスロリとか…。

    そのうち、奈美の方が自分の知らなかった「自分」を発見してしまって、
    本物が変身した方に影響される、って感じで、
    気に入って真似しちゃう…というのもアリかも。

    でも、無名さんが思っているほどすんなりとはいかないでしょうね。
    誰かから押し付けられたら相手もきっと抵抗するだろうし、
    自分のイメージを傷つけられることをおそれて、
    「センスがない」とか「ダサい」とかって言われるかもしれないから…。

    これだけ想像がふくらむと、続きが書きたくなっちゃうかも…。

    • 無名 より:

      ウラックマさま~!
      ありがとうございます~~!★

      たくさん想像が膨らみそうなお話を書くのは
      私も好きなので、
      色々と楽しんで貰えてよかったデス~!!★

      でも、こうしてお話をしていると
      確かに続編を書きたくなっちゃうかもですネ…★
      来年の成人式ぐらいに…★笑

  5. ウラックマ より:

    そうですか…。

    僕だって、何か書いてみたいと思うのです。
    これだけ想像がふくらんでしまうと。
    続きはどうなるのだろう、とか、
    自分がそうなったらどうするだろうとか…。
    思考実験みたいで面白いかも(笑)

    でも、書くため、考えるためには知らなければならないこと、
    考えなければならないことも山ほど。
    若者言葉とか、ファッションとか、親子関係とか…。
    大変そうだけど、興味を持つのも楽しかったりして。

    あと、哲学的な問題も…。
    たとえば、「全く同じ」とはどこまで「同じ」だといえるのか、とか、
    何をもって「その人」だとみなすのか、とか…。
    この話でいえば、奈美本人と彼女に変身した琴絵をどうやって区別するか、とか、
    奈美の姿の琴絵はいったい誰なのか、といったところかな?

    突き詰めて考えると、本当にややこしいですね。
    細胞とか原子レベルで同じじゃないとダメ、なんて頭が痛くなるし、
    そこまでのものは求められないだろうって。
    それに一卵性双生児だって、二人の特徴や違いを知らなければ、
    どっちがどっちかすぐにはわからないし…。

    ここは一応、家族や親友などといった、その人と関係の深い人たちが
    「その人である」と認めればOKってことになるんじゃないかな?

    難しいコメントですみません(笑)

    • 無名 より:

      私もついついお話によっては
      難しく考えちゃったりすることもありますネ~~!!

      あえて難しく考えて書く時と、
      フィクションだと割り切って勢いで書くお話と
      色々その時によって気持ちを切り替えるようにしています~~~!