<他者変身>もしもあの子がイメチェンしたら…?①~変身~

とあることがきっかけで、”他人に変身する力”を
手に入れてしまった男子高校生。

彼は、その力で”もしもあの子がイメチェンしたら…?”を
楽しむようになっていく…。

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「ーーー…!!! …!!!!」

男子高校生の森川 亮平(もりかわ りょうへい)は、
信じられない、という様子で表情を歪めていたー。

下校中に、”事故”に巻き込まれたのだー。

横転したトラックから謎の煙が漏れ出しー、
亮平は反射的に持っていたハンカチで手を塞ぐー。

原因は、反対側からやってきた乗用車の信号無視ー。
それを避けようとしてトラックが横転ー。
近くを自転車で走行中だった亮平は
危うく、トラックに押しつぶされそうなところだったものの、
なんとかギリギリでそれを回避、
自転車は潰れてしまったものの、足をくじいて歩道の方に
間一髪で回避した亮平は、呆然とその光景を見つめていたのだー。

トラックから漏れ出した変な色の煙に恐怖を覚える亮平ー。

ハンカチでそれを吸わないようにはしたものの、
直後、気が遠くなり、そのまま意識を失ってしまったー。

ーーーそれがー…先月の出来事。
あのあと、亮平は病院に搬送され、無事に目を覚ました。

足も骨折とか、そういう大きなことになったわけではなく
ただくじいただけで、謎の煙に関しても、直後、警察や消防が
駆け付けた際に毒性のものはないとの判断で、
検査の結果、亮平の身体にも異変はなかったー…。

がーー…
亮平は気づいてしまったー。

あの事故をきっかけに”他人に変身できる力”を身に着けてしまった、
ということにー。

気付いたのは、つい先週だー。
ヒーロー系の番組が好きな亮平は、
いつものように、そんな番組を見ている最中に
”主人公”のことを見つめながら”僕もあんな風に慣れたらなぁ”と、
純粋な憧れを抱き、目を閉じて”自分がそのヒーローになっている”イメージをしていたらー…

”その姿”になっていたのだー。

あまりの驚きに、声を張り上げそうになってしまったもののー、
”え?待てよー、僕凄くね?”と、冷静になり、
今度は、その番組のヒロインが登場している場面で、
同じように目を閉じて、”そのヒロインになっているイメージ”をしてみたー。

すると今度は、本当に”そのヒロイン”の姿になっていたのだー。

思わず、ドキドキしながら胸を触ってみると、
そこには、亮平自身が感じたことのない感触と快感が待っていたー

「す…すごい…!姿形だけじゃなくてー
 声も、感覚もー…!」

ヒロインの姿で嬉しそうに微笑む亮平ー。

”なんだかわからないけど、僕は他人の姿に変身できる力を
 手に入れたんだー”

そう思った亮平は、
冷静に自分の能力を分析し始めたー。

想像だけで目を閉じるだけでは変身できないことー、
相手の姿を目を閉じる直前に見れば、それは写真でもテレビ越しでも大丈夫なこと、
生身の人間を見ながら目を閉じても変身はできることー、
実在しない人物には変身できないことー、
変身する直前に見ていた相手の服も、そのままセットで変身できることー、
ただしその服は他の姿に変身した時には消えることー、
自分の写真を見つめて、自分の姿に戻りたいと念じれば元の姿に戻れることー、

それらを、色々試して突き止めることができたー。

最初に、ヒーロー番組のヒーローやヒロインに変身できたのは
”あくまでも演じているのは実在の俳優だから”であり、
そのためか、実在しないゲームキャラや漫画のキャラには変身することは
できなかったー。

そしてー…
亮平は今、”クラスメイト”たちに変身して、楽しむ日々を送っているー。

「ーうわぁ…安藤(あんどう)さん、眼鏡外すとこんな感じなのか~」

能力に気付いてから1か月が経過した今ー、
クラスの集合写真を使って、クラスメイトに変身しては
”楽しむ”日々を送っていたー。

今日は、いつも眼鏡をかけている女子生徒・安藤 愛花(あんどう あいか)の
姿に変身して、眼鏡を外して笑みを浮かべているー。

この眼鏡は別の姿に変身した時に消えるが、外すことはとりあえずできるー。

「ーー眼鏡なしの方がかわいいような…」
愛花の姿でそう言いながら、鏡を見つめるー。

「ーえへっ…っていうか、女子の制服やっぱり、なんかドキドキするー…
 着てる本人たちは別にそんなこと考えないんだろうけどー」

愛花の姿のまま、色々なことを試したり、楽しんだりする亮平ー。

亮平の両親は、いつも仕事が忙しく、
帰宅は夜遅くになることがほとんど。

そのため、まだ高校生で実家暮らしの亮平も、
変身能力を堪能する時間は、たんまりとあったー

「ーあは…!髪をボサボサにするとすごいなぁ…」
わざと髪型を乱してみるー。

この変身能力があれば、”いつもは見ることのできないあの子”の
あんな姿やこんな姿を存分に見ることもできるー。

そんな、新鮮な楽しみ方を思いつきつつ、嬉しそうに笑うー。

「ーわたし、 ぼく、 おれ、 えへへー」
愛花の姿で、”わたし”ではなく、他の一人称を口にしながら
興奮した表情を浮かべるー。

「ーっていうかすごいなコレ…!」

変身能力を使ってクラスメイトで遊ぶことを
つい先日思いついた亮平は、その遊びに今日も夢中だったー。

愛花の姿から、いつも偉そうにしている女子生徒・梨沙子(りさこ)の
姿に変身すると、
「いつも、偉そうにしてごめんなさい…」と、謝罪の言葉を口にしてみせるー。

何度も、何度もー

「えへへ…本当にあの女が謝ってるみたいだー…最高だー!」
梨沙子の姿のまま、嬉しそうにそう呟く亮平ー。

ふと、そのまま”外に出たらどうなるー?”と、いう邪悪な考えに
たどり着いたものの、さすがに今の亮平には”まだ”
それをするほどの勇気はなかったー。

やがて、さらに別のクラスメイトー…
亮平にとって憧れの女子生徒・姫梨(ひめり)に変身して、
「亮平くんのこと大好き!」などと繰り返し言葉を口にするー。

ついには”結婚しよっ!”などと、その声で言葉を口にして、
姫梨の姿のまま、嬉しそうにベッドの上で足をばたばたとさせるのだったー。

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亮平は、変身を繰り返して楽しむうちに
だんだんと”もっと刺激が”欲しくなっていったー。

集合写真を使って変身している亮平ー。
どの子に変身してもその格好は制服だし、
着替えることはできるけれど、
当然、男子である亮平は女子が着るような服は
持っていないー。

この前は、姫梨の姿で亮平の制服を着てみたりしてー、
姫梨が男装しているみたいで興奮したけれど、
それももう、物足りなくなってしまったー。

流石に、母親の服を勝手に使うことは気が引けたし、
そもそも、”服を勝手にいじられていれば”
母親もそれを察する可能性も考えられるー。

そのためーー
亮平はネットで、女の子っぽい服を購入したり、
さらには過激なコスプレ衣装を購入したりー、
自分の部屋で、コスプレ姿を見るために、
姿見を購入したりして、
”変身を堪能するための環境”を、どんどん整えて行ったー。

「ーーー…そうだ…えへへ」

そんな今日はー、
クラスの大人しい性格の女子生徒・千夏(ちなつ)に変身して、
メイド服姿で、ドキドキを堪能していたー。

「ーーえへへへへ…メイド服、似合いすぎ…」
千夏の姿で、亮平は嬉しそうに微笑むー。

この力があれば、自分で服さえ用意すれば
誰の、どんなコスプレ姿だって見ることができるー。

大人しくて恥ずかしがり屋な千夏だって
この通り、メイド服を着て微笑んでいるのだー

「ーーんふふふふふぅ…この可愛さはやばすぎる…」
千夏の姿で顔を真っ赤にしながら嬉しそうに笑みを浮かべると、
「いつもとはまるで違う…えへへ」と、
嬉しそうに言葉を口にしたー。

大人しくて恥ずかしがり屋の子に、
自身に満ち溢れた表情をさせることもできるし、
こんな風にメイド服を着せることもできるー。
絶対に本人がしないような表情をしたり、
絶対に本人が着ないような服を着たり、
絶対に本人がしないような行動をしてみたり、
色々することができるのだー。

千夏に変身している亮平は、
さらにドキドキを高めながら
顔を真っ赤にすると、メイド服姿の千夏に、
あざといポーズをさせてみたり、
セクシーなポーズをさせてみたりする。

「ーはぁはぁ…このまま続けると頭がおかしくなりそうだー」
千夏の姿をした亮平は、そんな言葉を口にすると、
そのまま恥ずかしそうに笑みを浮かべながら、
「今日はここまでにしておこう」と、
自分の写真を見つめてから目を閉じて、
自分の姿へと戻ったー

「ーーーふぅ」
地面に横たわるメイド服を手に取り、まだ興奮の余韻に浸る亮平ー。

変身した際には、その相手がその時着ている服装のその子に変身するー。
亮平がいつも、クラスメイト達に変身する際には、集合写真を使っているため
”制服を着たその子”の姿に変身しているー。

その際、自分が元々着ていた服は、自分が立っていたその場に落ちるようにして
床に横たわっているー。

そして、変身を解除すると、”変身時の初期状態の服”は、一緒に消滅するー。
つまり、集合写真でクラスメイトに変身した際には、
制服姿のその子になり、変身中に制服を着たままでも、一度脱いだとしても、
元に戻る時に制服も一緒に消滅する。

もちろん、メイド服など、
”変身したあと”に着た服は元々実在する服なので、
変身を解除するときにその子の姿で身に着けていても、
元に戻ったあとには、その場に落下した状態で残っているー。

「ーーー…そういえば…”変身”する瞬間って、僕、どんな風になってるんだろうー?」
亮平は一瞬、そんな風に思いながら、静かにため息をついたー。

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「ーーなんか、明美(あけみ)最近可愛くなったよね~」

「え?そうかなぁ~」

「そうだよ~!おしゃれになったし!」

そんなクラスメイトの会話を聞きながら、
亮平はいつものように授業の準備を進めていたー。

”明美”は、小学時代から同じ学校に通っている子だー。
特別親しいわけでもなく、
よくある”幼馴染”的な関係ではないものの、
明美のことはそれなりには知っているー。

確かに、最近はおしゃれになったし、
イメチェンしたように感じるー。

”急に雰囲気が変わるのって興奮するなぁ…”
そんなことを思いながら、
そういえばー…と、亮平は、更なる”刺激”を楽しむ方法を思いつくー。

服装だけではなく、メイクや髪型まで
何もかも変えて見たら、いったいどうなるのだろうー?

真面目な子の姿に変身して、ギャルみたいになってみたり、
逆にギャルみたいな子に変身して、真面目な風貌になってみたりー、
そしたら、やっぱり別人のように見えるのだろうかー。

「ーーえへへ…試してみるのも面白そうだな…」

”あの子の姿でイメチェンしたらどうなるのかなー?”
そんなことを思いついた亮平は、
メイド服などのコスプレ衣装に留まらず、
その日から、メイク用品を買い漁りはじめー、
さらには、全く知識がなかったために髪の作り方から、
メイクの仕方、そういったことまで
ネットを中心に情報を収集し始めたー。

そしてーー

幼馴染的存在のクラスメイト・明美の姿に変身すると、
派手な服に着替えて、派手なメイクをして、髪を染めてー…
まるで別人のような明美を作り上げて、
鏡でその姿を見つめたー。

「ーーふ…えへへへへ……すごいー」
まるで別人になった明美を見てー、
”こんな風に変われるんだー”と、亮平は嬉しそうに笑みを浮かべたー…。

②へ続く

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コメント

他人の姿に変身して、
イメチェンを楽しむお話デス~!

今のところ、順調に欲望を堪能していますネ~!

この先何か起きるのか、ひたすら変身を楽しむのかは、
明日以降のお楽しみデス…★!

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