<憑依>入社した会社の様子がおかしい①~異変~

今年から社会人デビューをすることになった彼女ー。

しかし、初出勤のその日、
会社にやってくると、その会社の雰囲気は
様変わりしていたー…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーーじゃあ、頑張って」
母親のそんな言葉を受けながら、
今日、社会人初日を迎えた娘の杉本 小鈴(すぎもと こすず)は
「うん」と、笑顔で返事をするー。

正直、小鈴はとても緊張していたー。
けれど、親に心配をかけるわけにも行かない。

緊張しているような素振りをなるべく見せないようにしつつ、
いつものように、明るく振る舞ったー。

最もー、小鈴とずっと一緒だった母親からすれば
そんなことはお見通しだったけれど、
母親の方も、小鈴が”心配させないようにと一生懸命普通に振る舞っている”
と、いうことを汲み取り、
あえて小鈴が”本当は緊張していること”に気付かないような
振る舞いをしつつ、小鈴を送り出したー。

会社に向かう小鈴ー。
これから、長い間こうして会社に向かうことになるのだろうー。

会社は、それほど遠い場所ではなく、
寧ろ、小鈴が通っていた大学よりかは近い。
けれど、やはり初出勤ともなれば緊張するー。

願わくばー…
これから先、”会社に行きたくないなぁ”と悩みを抱えながら
電車に揺られる日々ではなく、
それなりに充実した社会人生活を送ることができるように、
祈りながらー。

小鈴は、
アクセサリー類やおしゃれな小物を作る
中堅の企業に就職した。
おしゃれな女性たちが多く働いていて、
会社のオフィスは、単に社員を”駒”として
見ているのではなく、社員たちもリラックスできるような
色々な設備も整っている、時代に適応した、
そんな感じの雰囲気だったー。

待遇自体も悪くはないし、
何より、小鈴自体もおしゃれやアクセサリー類が好きで
自分のやりたいことと、実際に会社見学や、色々話を聞いて
”自分の好き”とマッチングした、理想の職場だと判断、
小鈴はこの会社に応募して、見事に内定を貰うことに
成功したのだったー。

「ーーーーー」
会社の入口前にたどり着くー。

それほど規模の大きな会社、というわけではないが、
そこそこの人数の社員が、ここで働いているー。

会社の業績なども安定していて、
そう言う面の心配も、とりあえずは当面の間は、
心配なさそうだったー。

「ーーーおはようございます」
入口で警備員の男が小鈴に声をかけて来るー。

気さくそうなおじさん、という感じの男だー。

「ーーおはようございますー」
小鈴が、事前に会社側から言われていた通りに、
会社から受け取っていた仮の社員証を見せると、
警備員の男は「ー中へどうぞー」と、
中へと案内してくれたー

「ー新入社員の皆さんは、入口から入って3階に
 会議室がありますので、まずはそこへ向かってくださいー
 エレベーターに乗って3階で降りた先に
 案内もあるので、それを見ればすぐにたどり着けるはずですよ」

警備員の男の言葉に、小鈴は緊張した様子で
「ありがとうございますー」と、頭を下げるー。

言われた通りにエレベーターに向かいー、
3階でエレベーターを降りると、警備員の男が
説明してくれた通り、
矢印の書かれた紙が貼られていて、すぐに
会議室にたどり着くことができたー。

会議室では、既に小鈴のほかに2人の女性が到着していて、
小鈴を見て、それぞれ軽く反応を示したー。

一人は、かなり真面目そうな雰囲気の黒髪の子ー。
もう一人はちょっと茶色がかった髪の、私生活では
おしゃれな子なんだろうなぁ、と感じさせるような子ー。

内定をもらったのは、自分を含め、5人だと聞いているー。
まだ、出社時刻まである程度時間はあるし、
残りの2人は、これからやってくるのだろうー。

そんな風に思っていると、エレベーターが開く音が聞こえてー
真面目そうな青年がやってきたー

青年は、気まずそうに会議室の中に入って来るー。

この会社は、社員の多くは女性だが、
男性社員も少数ながら存在するー。
今回も5人中4人は女性で、残りの一人が男性、という割合だー。

そのためか、唯一の新入男性社員は気まずそうな表情を
浮かべながら会議室に入って来たー。

やがてー、最後の一人の眼鏡をかけた子も入ってくると、
しばらくして、会議室の扉が開いたー。

「ーーー」
緊張した様子の小鈴ー。

しかもー
入ってきたのは、大胆に胸元を晒しー、
ハイヒールの音をコツコツと立てながら
妖艶な雰囲気を振りまく女性社員だったー

「ーー新入社員の皆さん、おはようございますー」
色っぽい声で言い放つ女性社員ー。

彼女は、指導担当の溝口 愛梨沙(みぞぐち ありさ)と名乗ると、
5人の社員たちのほうを見て、
甘い笑みを浮かべたー。

確かー
この人の顔も見たことがあるー
面接試験の際にいた3人の面接官のうちの一人だー

だが、あの時は三人とも凄く真面目そうな感じを受けたし、
なんだか、今日は雰囲気が違うー。

短いスカートから覗くー、
黒いタイツに包まれた足を時々イヤらしい手つきで触りながら
甘い声を漏らす彼女ー

5人とも、そんな様子により緊張しながら、
彼女の”テンプレート”とも言えるような話を聞くー。

話を終えると、
愛梨沙は、5人の社員証をそれぞれ配り始めたー。

モデルのように歩きながら、妖艶なオーラを
振りまく彼女ー

「杉本 小鈴さんー」
愛梨沙の言葉に、小鈴は「あ、はいっ!」と声を上げると、
愛梨沙は小鈴の胸のあたりに視線を送り始めるー。

「ーーー…」
じろじろと見られている気がするー

小鈴は、そんな愛梨沙の視線に”男の人に視線を浴びせられているような”
気持ちになりながら、少し落ち着かない様子で目を逸らすー。

愛梨沙は「ん~~~~~♡」と、少し興奮したような声を出すと、
「頑張ってね」と、笑みを浮かべたー。

その後ー、
真面目そうな女性ー、村坂 菜穂(むらさか なほ)
おしゃれな感じの茶色がかった髪の女性、小島 涼香(こじま りょうか)、
最後に入って来た眼鏡の女性、本崎 百恵(もとざき ももえ)ー、
唯一の男性新入社員、深沢 一平(ふかざわ いっぺい)が、
それぞれ名前を呼ばれて、社員証を手渡されるー。

だが、愛梨沙の様子は、やはり何だかおかしくー
菜穂に対しては「あなたみたいな子が乱れる姿ー興奮するのよね」と囁いたり、
茶色がかった髪の涼香の髪を触ったりー、
眼鏡の女性、百恵の胸を「大きいわね」と、言ったりー、
と、おかしな行動が見て取れたー。

一平だけは、男性社員だったからか、特にノーコメントで
そのまま「頑張ってね」とだけ言われていたものの、
他の4人の女性新入社員に対しては、少し違和感のある言動を取った愛梨沙は、
そのまま会議室の正面に戻ると、
「これから、皆さんにはビデオを見てもらいます」と、
会議室の正面のスクリーンに映像を映し出して、
パソコンを操作し始めたー

「ーーーー…?」
小鈴は緊張した状態のまま、愛梨沙のほうを見つめるー

愛梨沙が、パソコンを操作しながら、もう片方の手で
自分の胸をさりげなく揉んでいるのだー

「ーーー」
他の新入社員たちがそれに気づいたかは分からない。
だが、小鈴はそんな光景を見て、
より強い不安を抱きながら、困惑の表情を浮かべるー。

そしてー、
その”不安”は確信へと変わったー

突然、ビデオと称して再生されたのはー
喘ぐ女が映し出された映像だったー

”エロの美学”
そんなテロップと共に、
”欲望に満ちた女は美しい”などと、表示されているー

愛梨沙が邪悪な笑みを浮かべながら
5人の新入社員を見つめるー

「ーーーー」
無表情でそれを見つめる一平。

小鈴を含む、他の4人の侵入女性社員は
突然AVみたいな映像が流されたことに酷く困惑した様子だったー

「ー目を逸らしちゃ、ダメよ」
愛梨沙が言うー。

「ーーこんなに素敵な映像ー
 ちゃんと、見なくちゃー」

愛梨沙はそう言うと、笑みを浮かべながら
夢中になってスクリーンのほうを見つめるー。

その表情はとても嬉しそうで、怪しい表情だったー。

「ーーーーー…」
小鈴は思わず目を逸らしそうになったー。

AVを見るような機会は今までなかったし、
小鈴自身、特に興味がなかったため
今までそう言ったものを見たことはなかったー

それを何故、
”無関係”であるはずの会社の初日に
見せられなくてはいけないのだろうー?

ここがAVに関係する会社ならばともかく、
小鈴が入社したこの会社は
アクセサリーや小物類を企画・制作・販売する会社のはずだー。

”はず”と、いうよりも間違いないー。
流石に会社の業態を勘違いして就職するほど
小鈴は愚かではないー。

「ーーーー……(これってもしかしてー…)」
小鈴は流されているAVから聞こえてくる喘ぎ声を聞きながら
表情を曇らせるー

”わたしたち新入社員の反応を試しているのかもー…?”

そう思った小鈴は表情を歪めながらも、
目を逸らさずに、流されているAVのほうをじっと見つめるー。

だが、その時だったー

「ーあの!!」
おしゃれな感じの新入社員・涼香が声を上げたー

「何かしら?」
愛梨沙は、胸を揉みながら応じるー。

「ーこれは何なんですか?
 この会社と何の関係があるんですか?」

あくまで”質問”という風だったものの、
涼香の口ぶりから、明らかに不満があるのは明らかだったー

「ーーへへ」
愛梨沙は、見た目の印象とは違う、
不気味な笑みを浮かべるー。

「ーーー」
残りの新入社員の菜穂と百恵は戸惑った様子を見せ、
相変わらず唯一の男性新入社員の一平は、
無表情でその光景を見つめている。

「ーーー…もう少し反応を見てたかったけどー
 ”特別研修”が必要だなー」
愛梨沙がボソッとそう呟く。

そして、涼香のほうを見つめると、
「ーおい!」と、乱暴な口調で部屋の外に向かって
誰かを呼び始める愛梨沙ー。

すると、愛梨沙よりも若そうな、スーツ姿の女性社員二人が
入ってくると、そのまま涼香の方に近付いたー

「ーな、なんですかー?」
涼香が不安そうに呟くー

「あなたは”特別研修”を受けてもらいます」
スーツ姿の女性社員二人がそう呟くとー
涼香は「ど、どういうこと!?」と声を荒げたー

「ーー立て」
あくまで立ち上がろうとしない涼香に
スーツ姿の社員の一人がそう言うと、
涼香は「イヤです!」と、ハッキリと否定をしたー。

がー、
その直後のことだったー

「ーいいから立てって言ってんだよー」
愛梨沙と、女性社員二人が
”全く同じ表情”で、同時にそう呟くと、
そのまま涼香は強引に連行されてしまったー

「ーーふふふ」
涼香が連れ去られるのを確認すると、
愛梨沙は笑いながら、残る4人の社員に向かって笑みを浮かべたー

「ーわたしたちの身体はねー、楽しむためにあるの。
 それを楽しまないなんて、罪でしょ?」

愛梨沙の言葉に、小鈴含む4人の新入社員は言葉を失うー。

だが、愛梨沙はお構いなしに、再びAVの方に視線を
向けると、笑みを浮かべながらそれを嬉しそうに見つめ始めたー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーちょっと!離して!何なんですか!?
 け、警察呼びますよー?!」

連れ去られた涼香は、
”もうこんな会社、クビになっても構わない!”と、思いながら
そう叫ぶー。

しかしー
部屋の奥から、見覚えのある人物が
笑みを浮かべながらやってきたー。

この会社の女社長、野沢 美由紀(のざわ みゆき)ー
まだ30代中盤で、20代前半の時に立ち上げたこの会社を
10年ちょっとで、今の安定した会社へと押し上げたことから
注目される人物でもあったー。
涼香も、そんな野沢社長に憧れてこの会社に入った一人だー。

けれどー
そんな野沢社長は、まるでここがキャバクラかのような格好で
姿を現すと、笑みを浮かべたー

「ー”あのお方の魂”に憑依されれば、あなたも変わるわー」

そう言いながら謎の”紫色の人魂”のようなものを涼香に向けるー

「な、なにそれ…!?ちょ、ちょっと!やめて!」
悲鳴を上げながらもがく涼香ー。

しかし、2人の女性社員に無理やり抑え込まれてー、
涼香はそのまま、野沢社長の持つ不気味な”魂”を
口に捻じ込まれてしまうのだったー

②へ続く

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コメント

入社した会社の様子がおかしい…☆!

今年から新入社員の皆様は、
大丈夫でしたか~?笑
(色々大変なこともあると思いますが、頑張ってくださいネ~)

続きはまた明日デス~!
今日もありがとうございました~!!

コメント

  1. TSマニア より:

    どんな展開になるか楽しみです!

    亜梨沙、色気あってエロくていいカラダしてるし気に入りました笑

    ミニタイトスカートに黒タイツまじサイコーです\(^o^)/笑

    自分も亜梨沙のエロいカラダに憑依したいです笑

    幽体離脱して魂になって亜梨沙のカラダに乗り移ってパンストの上から美脚さわって感じるとこ刺激して感じるままに甘い声出してカラダの隅々まで味わいつくしたいです笑

    (;´Д`)ハァハァ

    笑笑

    • 無名 より:

      ありがとうございます~!☆
      次回以降もぜひ楽しんでくださいネ~!

      この会社に入社して、憑依の秘密を聞いてこなければいけませんネ~笑